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2023年から2024年の間で誕生した宿や装いを新たにした宿など新設・リニューアルされた宿をご紹介します。訪れたことのない新しい宿や部屋と出会って、旅のバリエーションを広げましょう。

2022年11月 半露天風呂付き特別室オープン【会津東山温泉】くつろぎ宿 新滝「新たな装いでゲストを迎える歴史ある東山温泉の名宿」

『くつろぎ宿 新滝』【半露天風呂付き特別室】3万4950円〜 2022年11月に新設。木の香りがほのかに漂う半露天風呂やテラスからは、渓流沿いの景観を楽しめる

奈良時代に開湯したと伝わる東山温泉は、“会津の奥座敷”として人気の温泉郷。その中心にある宿は、歴史の逸話にも満ちている。

湯量豊富な自家源泉は3本。歴代の会津藩公や文人たちに親しまれた自噴岩盤温泉「千年の湯」や、土方歳三が戦傷を癒やしたという温泉遺産認定の「猿の湯」などエピソードたっぷりだ。竹久夢二や与謝野晶子ゆかりの宿としても知られる

2022年秋には、湯川沿いに6室の半露天風呂付き特別室が誕生。渓流を間近に望む地下1階の3室と、手作りの家具が温かみを感じさせる1階の3室で、どちらも自然の音や眺めに没入できる。特別室の宿泊者だけが使える専用ラウンジもあり、ダイニングでの食事も特別メニューで供される。ほか、2023年2月に改装したセミスイートなど、新たな魅力がどんどん加わっている。

食事は“会津の米と酒”がコンセプトのダイニングで。夕食は旬の食材を使った「創作会津郷土料理会席」。会津の地酒は常時30種類以上取り揃えているので、マリアージュも楽しみたい。

〈温泉DATA〉
【泉質】カルシウム・ナトリウム- 硫酸塩泉
【効能】神経痛、動脈硬化症、皮膚炎など
【大浴場・露天風呂・貸切風呂・客室風呂】源泉かけ流し

〈料金・宿泊プラン/2名1室の1名料金〉
【半露天風呂付き客室】(全6室)
[平日・休日]3万4950円〜
[休前日]6万4950円〜

【一般客室】(全88室)
[平日・休日]1万5950円〜
[休前日]2万1950円〜
※1泊2食付き/税・サ込
※特別日(GW、お盆など)は要問い合わせ。

〈基本情報〉
【住所】福島県会津若松市東山町湯本川向222
【アクセス】電車/JR磐越西線ほか会津若松駅より観光周遊バスで約16分、東山温泉駅下車徒歩約3分、車/磐越自動車道会津若松ICより国道49号経由で約20分
【駐車場】70台
【送迎】なし

https://www.kutsurogijuku.jp

2023年6月 客室リニューアル【那須高原】悠久の宿 別邸 蜉蝣の月(かげろうのつき)「最高グレードの貴賓室で専任シェフの技に酔う」

『悠久の宿 別邸 蜉蝣の月』リニューアルした、月のフロアのプレミアムビュースイート貴賓室「天空の月」。展望リビングでは角部屋の大きな明るい窓の向こうに森の景色が広がる

“贅沢な時間”をうたう、大人のための全7室の隠れ宿。2023年6月に2階フロアの客室を改装し、源泉かけ流しの展望半露天風呂がある2室のスイートルームとして新たにオープンした。

なかでも、ペットも自由に過ごせるプレミアムビュースイート貴賓室「天空の月」は、162平方メートルの広さを誇るゆとりの空間。森を望む天空リビングやクラシカルなダイニング、シアタールームまで備えており、まるで大邸宅のような風格がある。

さらにダイニングとは別に、専任シェフによる鉄板焼きをいただけるこの部屋専用の個室もある。また、1階フロアの5室すべてにも源泉かけ流しの露天風呂か半露天風呂が備わり、1室はペットと過ごせる貴賓室となっている。

夕食は、厳選食材を使用した会席料理。駿河湾直送の海の幸や、山形牛や米沢牛といった最高級の素材を使い、2人の料理長が饗宴。プライベート鉄板焼の個室もあり、1日1組限定で専任シェフによるライブショーを見ながら、五感で楽しむディナータイムを過ごせる

〈温泉DATA〉
【泉質】単純温泉(低張性中性高温泉)
【効能】神経痛、筋肉痛、関節痛など
【貸切風呂・客室露天風呂】温泉(源泉かけ流し)

〈料金・宿泊プラン/2名1室の1名料金〉
【蜉蝣フロア・露天風呂付き客室】(全5室)
[平日・休日]3万9200円〜
[休前日]4万3600円〜

【月のフロア特別室】(全2室)
[平日・休日]5万5700円〜
[休前日]6万1200円〜
※1泊2食付き/税・サ込
※特別日(GW、お盆など)は要問い合わせ。
※宿泊は中学生以上。

〈基本情報〉
【住所】栃木県那須郡那須町湯本204
【アクセス】電車/JR東北本線黒磯駅から那須湯本温泉方面行きバスで約30分、山水閣入口(旧つつじヶ丘)バス停下車、徒歩2分、車/東北自動車道那須ICより県道17号経由で約15分
【駐車場】15台
【送迎】あり(黒磯駅より、要事前予約)

https://kagero-no-tsuki.jp

2023年4月 木楽館客室リニューアル【鬼怒川温泉】鬼怒川パークホテルズ「木楽館に内湯付き客室が誕生 天然温泉の多彩な湯処巡り」

『鬼怒川パークホテルズ』【「木の館」露天風呂付き客室】2万6550円〜 バルコニ―や陶器の湯船は鬼怒川渓谷に面しており、眼下に望む鬼怒川や渓谷美を名湯とともに楽しめる。「木の館」の露天風呂付き客室は檜造りの湯船が2室、陶器が6室ある

鬼怒川屈指の規模を誇るリゾートは、鬼怒川温泉駅から徒歩約5分。気軽に訪れることのできる宿でもある。

広い敷地には4つの宿泊エリアがある。「木の館」はホテル随一の景観を誇り、客室に日本古来の色や花鳥風月の装飾をあしらったしっとりした空間だ。檜または陶器の専用露天風呂付きの8室で、名湯を楽しみたい。

料亭旅館風の「木心亭」には十二カ月を表す花や季語を冠した12室が備わり、二間続きの小庭付きの6室で、檜か石造りの露天風呂に浸かることができる

フロントのある「木楽館」は、2023年4月に4タイプ6部屋をリニューアル。落ち着いた和室に檜の内風呂が付く客室や心身を癒せる岩盤浴+低温ミストサウナ付き客室、洋室に内風呂の付いたユニバーサルデザイン客室など、多様なゲストに対応する。

館内には時間で男女交替となる露天風呂や大浴場、4つの貸切庭園露天風呂など、多彩な浴場が備わるので湯巡りでも大満足だ。

夕食は部屋やプランにより料亭食や会場食、部屋食などから選べる。地産の食材味覚を頬張ろう。

〈温泉DATA〉
【泉質】弱アルカリ性単純泉
【効能】神経痛、筋肉痛、関節痛、冷え性など
【客室風呂・大浴場・露天風呂・貸切露天風呂】温泉(加温・加水、かけ流し・循環併用)
※貸切露天風呂は事前予約制(1組50分・2200円)。

〈料金・宿泊プラン/2名1室の1名料金〉
【木の館 露天風呂付き客室】(全8室)
[平日・休日]2万6550円〜
[休前日]2万9850円〜

【木心亭 露天風呂付き客室】(全6室)
[平日・休日]3万7550円〜
[休前日]4万0850円〜
※1泊2食付き/税・サ込
※木楽館客室の料金、特別日(GW、お盆など)の料金は要問い合わせ。
※木心亭は中学生以下の宿泊は不可。

〈基本情報〉
【住所】栃木県日光市鬼怒川温泉大原1409
【アクセス】電車/東武鬼怒川線鬼怒川温泉駅より徒歩約5分、車/日光宇都宮道路今市ICより国道121号経由で約20分
【駐車場】100台
【送迎】なし

http://www.park-hotels.com

2023年4月 露天風呂付き客室リニューアル【水上温泉】源泉湯の宿 松乃井「充実した施設が揃う老舗宿で自家源泉を楽しみ心躍る旅を」

『源泉湯の宿 松乃井』【瑞雲楼 温泉露天風呂付き和洋室】2万5740円〜 2023年4月にリニューアルした8畳+ベッドルームの和洋室。客室ごとに異なる信楽焼の浴槽を配し、利根川や宿の日本庭園を見ることができる。計5室

水上温泉郷の利根川沿いにある、谷川岳を望む宿。約5万坪の敷地を有し、日本庭園や季節限定のプールなど、多彩な魅力で滞在客を引き付けている。

自家源泉は4本を所有。外気に触れさせずに湯船の底から直接湧き上がらせる「生温泉(R)」を、源泉かけ流しで大浴場や露天風呂、貸切風呂で堪能できる

客室は半露天風呂とクリアミストが付く貴賓室ほか、さまざまなタイプを用意。2023年4月に5室をリニューアルし、プライベートな入浴を楽しめる露天風呂付き客室は計9室となった。

食事は地元の旬の食材を中心とした和洋中のビュッフェが中心。目の前で調理してくれるライブキッチンを取り入れており、上州牛のステーキや握りたての寿司など、ワクワク感もたっぷり。

また、敷地内にある施設「みなかみフォレスト」には、ランチを提供する薪窯レストランや、物産品や地元の野菜などを扱うショップがある。

2023年4月には、7室の半露天風呂付き客室を配した別邸「四季の湯宿 桃山流」もオープンし、こちらも見逃せない。

〈温泉DATA〉
【泉質】アルカリ性単純泉
【効能】神経痛、筋肉痛、関節痛など
【客室風呂】温泉(加温、源泉かけ流し)一部循環式、沸かし湯
【大浴場・貸切風呂】温泉(源泉かけ流し)
【露天風呂】温泉(加温・循環)

〈料金・宿泊プラン/2名1室の1名料金〉
【露天風呂付き客室】(全9室)
[平日・休日]2万5740円〜
[休前日]2万8710円〜

【一般客室】(全221室)
[平日・休日]1万8150円〜
[休前日]2万0150円〜
※1泊2食付き/税・サ込
※特別日(GW、お盆など)は要問い合わせ。

〈基本情報〉
【住所】群馬県利根郡みなかみ町湯原551
【アクセス】電車/JR上越線水上駅より徒歩約15分、車/関越自動車道水上ICより国道291号経由で約5分
【駐車場】200台
【送迎】あり(要問い合わせ)

https://www.matsunoi.com/

※2023年10月時点の情報です

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おとなの週末Web編集部
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