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海中から吹き出す湯が熱湯のようだったことから転じ、地名になったという由来を持つ熱海。発見は1200年以上前と古く、徳川家康も江戸城まで湯を運ばせるほど愛用した名湯として知られています。首都圏に近い温泉地として長年多くの人を集めてきた熱海は、その楽しみかたも多彩です。ビーチ散策や商店街の食べ歩き、スパなどを目当てに日帰りで訪れる人でもにぎわいますが、熱海に来たのならやはり宿で温泉にじっくり浸かり、豪華な食事で非日常に癒やされたいもの。近年は洗練された新しいホテルも増えており、昔ながらの趣ある温泉宿からゴージャスなリゾートホテル滞在まで、好みで選べるのも熱海の良さです。チェックイン前後の観光から宿で楽しむ温泉まで、自分らしい熱海ステイをアレンジして最高の休日を過ごしませんか。

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温泉&観光&グルメの魅力が詰まった熱海

【熱海のよいトコロ1】どの年代でも、一年中楽しめるスポット多数

一年中、いつ行っても楽しめるのが熱海の魅力のひとつ。夏だけでなく、年に10回以上開催する熱海海上花火大会をはじめ、美術館や展望台、海水浴のできるビーチなど、人気スポットがたくさんあります。早咲きのあたみ桜や歴史ある熱海梅園など、四季折々の彩りも見逃せません。

人気の商店街は駅前と街の中心地に2ヵ所。定番の海鮮や温泉まんじゅうだけでなく、イートイン可能な最新スイーツまでどの年代でも楽しめるさまざまなジャンルの美味しいものがいっぱい。ちょっと一杯が楽しめる立ち飲み屋など新しい店も増えており、いろんなお店にふらりと立ち寄るのも旅の醍醐味です。

【熱海のよいトコロ2】徒歩&バスで点在するスポットを効率よく回れる

旅というと「車で行かないと…」とイメージする人も多いですが、熱海は首都圏からなら電車で向かうのが手軽。東京駅からは新幹線で約45分、在来線でも2時間あれば到着します。さらに街自体がこぢんまりしているので、主要な観光スポット巡りも意外とらくちん。

熱海駅から熱海サンビーチまでは徒歩10分程度、熱海銀座商店街もビーチからすぐと、駅から徒歩で行ける場所が多いのも特徴です。駅前にターミナルがある路線バスを活用すればそれ以外の場所も効率よく巡ることができるので、午前中に到着していればチェックインの時間までに熱海の名所やグルメが十分堪能できます。

【熱海温泉】全室スイートの大人宿でワンランク上の極上滞在『ふふ 熱海』

木々に囲まれ、初川の瀬音を聞きながら手足を伸ばしまどろむ何もしない休日

『ふふ 熱海(ふふ あたみ)』【桃園】7万9900円〜 まるで深山に来たような落ち着きを感じる静かなテラス。自家源泉に浸かり、デイベッドでは外気浴と森林浴がダブルで満喫できる

商店が連なる駅前や熱海銀座を通り過ぎ、初川に沿った道を行くと一気に周囲の景観は緑が深くなる。橋を渡った先にある大人のラグジュアリーリゾートは、木々に包まれるようにひっそりと佇み、非日常を誰にも邪魔されず、静かに過ごしたい人にうってつけだ。

近くに熱海梅園があることから、館内はいたるところに梅を連想させる仕掛けが施されている。料理に使うのはもちろん、本館に26ある客室には梅の品種の名がつけられ、室内には梅の咲いた様子をイメージしたオリジナルの香りがほんのりと漂う。全室に露天風呂が付き、部屋によってはスチームサウナも楽しめる。

2024年には全館リニューアルが行われ、インテリアを一新。さらにおこもり度の高い空間になった。また、さらにプライベート感の高いゴージャスな別館「木間(このま)の月」6室は、ガーデンテラスにしつらえられた露天風呂で湯浴みができる。そのほか湯処は男女入れ替え制の大浴場があり、ミストサウナとドライサウナ付きなので入り比べるのもひとつの楽しみだ。

露天風呂付き客室PICK UP!【桃園】7万9900円〜

『ふふ 熱海』【桃園】7万9900円〜 4室あるラグジュアリースイートの1室

4室あるラグジュアリースイートの1室。部屋ごとにすべて異なるしつらえで、各部屋の広さは86〜96平方メートル。

日本家屋のテイストを取り入れ、シックorナチュラルな2タイプのインテリアでコーディネートされている。バーカウンターもあり、冷蔵庫内はフリーフロー。静岡の銘茶もいただける。

おこもりからアクティブまで思い思いの過ごし方を

チェックインを部屋で済ませたら、さっそく部屋の露天風呂を楽しむもよし、4階に上がり、グリーンに包まれたオープンエアのテラスで風に吹かれながらフリーフローのドリンクを楽しむのもいい。

17時からは隠れ家のようなバーもオープンするので、こちらで静かにグラスを傾けるのもおすすめだ。早めに到着するなら10時から営業しているスパに予約をしたい。チェックイン前に施術を受ければさらにリラックスした一日を過ごせる。

また、部屋に用意されているボディケア用品から器、フードなどはふふオリジナルのアイテムが多く、試して気に入ればスーベニアショップを訪れよう。

『ふふ 熱海』彩り鮮やかでゲストの歓声が上がる前菜は、まずは目で楽しんでほしいとの料理長の演出が光る

食事は本館なら個室食事処で日本料理か鉄板焼を、別館は鮨割烹でいただく。月替わりの日本料理は素材のうまみを引き出す丁寧な仕事ぶりが光る。魚料理が中心だが、肉料理への変更や追加もできる。アルコールのペアリングコースと合わせて味わいたい。

朝食はだし巻き卵や焼き魚など、シンプルだが滋味たっぷりのおかずが並び、土鍋で炊いたご飯の箸も進む。

〈温泉DATA〉
【泉質】カルシウム・ナトリウム-硫酸塩・塩化物泉
【効能】神経症、筋肉痛、関節痛など
【客室風呂】かけ流し(本館)、循環ろ過式(別館)
【大浴場】循環ろ過式

〈料金・宿泊プラン/2名1室の1名料金〉
【露天風呂付き客室】(全32室)
[平日・休日]5万2950円〜
[休前日]6万0650円〜
※1泊2食付き/税・サ込
※特別日(GW、お盆など)は要問合せ
※宿泊税200円別途

〈基本情報〉
【宿名】『ふふ 熱海』
【電話】0570-011-722
【住所】静岡県熱海市水口町11-48
【アクセス】電車/JR熱海駅より車で約10分、車/東名高速道路厚木ICより小田原厚木道路、国道135号線経由で70分
【駐車場】22台
【送迎】あり

公式サイト:https://www.fufuatami.jp

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【熱海温泉】くつろぎに満ちた空間で相模湾の絶景を独り占め『熱海・伊豆山 佳ら久(からく)』
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『おとなの週末』編集部
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