兵庫県姫路市の食品会社『まねき食品株式会社』は、姫路市の小学生と1年かけて考えた、家島諸島の食材を使用した新作駅弁を発売する。企業と小学生が地産品を未来に残すために開発したという弁当は、いったいどんな商品なのか。
小学生が食品会社に問い合わせて実現 地元の恵みを使用した新作駅弁 9月1日~
新作駅弁「家島の島っ子海苔弁」を開発したのは、姫路市立家島小学校(兵庫県姫路市)の児童6名だ。総合的な学習の時間で「食」をテーマにしたグループを結成。家島諸島の地元の恵みを未来に残すために、家島以外の人たちにもっと家島の豊かで美味しい地産品を知ってほしい、という想いで駅弁にたどり着き、『まねき』に問い合わせしたそう。
最初にどんな地産品があるのか?と児童が研究を重ね、気候変動などで昔は獲れていた魚が獲れなくなったり、漁獲量が減ったり、魚体が小さくなったりしている魚種があることがわかったが、今もなお、家島には全国に誇れる海産物が豊富にあることもわかったという。
その中から駅弁を作るには原料の安定供給が必須となるため、その条件に合致する原料を児童がさらに探求した。学校給食メニューにどのような地産品があるのか、地元の人や家族にどんな原料があってどのような調理法があるのかを聞いたり、駅弁についても勉強を重ねたという。
その後児童たちと『まねき』で企画ミーティングをオンラインで定期的に行い、児童がプレゼンテーションをした結果、地産の海産物を存分に味わえる「海苔弁」スタイルに決まった。商品の方向性が決まった後は児童の想いに応えるべく、『まねき』で試作とミーティングを重ね、全行程約1年をかけてついに商品が誕生した。
献立は、ご飯、焼き海苔(瀬戸内産)、厚焼き玉子、しずの天ぷら、しずのフライ、しずの竜田揚げ、鱧のつみれ照焼、鱧のつみれ煮、しらすのくぎ煮、アカモクの佃煮、人参煮、ししとう揚げ、金平ごぼうと充実した内容だ。
ご飯は、和風だしに中華麺という発売以来76年にわたって姫路の“ソウルフード”として親しまれてきたまねきのえきそば出汁で炊き上げた、『まねき』オリジナルだし飯を使用。しずは全て家島諸島産で3つの味が楽しめる。鱧、しらす、アカモクも家島諸島産。人参煮は姫路城型にカットした。
「家島をたくさんの人々に知ってほしい」という児童の想いが乗った商品は、企業と兵庫県漁業協同組合連合会などのバックアップもあり、家島の恵みたっぷりの駅弁となった。
この海苔弁は2026年9月1日(火)から、JR山陽本線姫路駅構内まねき食品弁当売店(4店舗)と味三昧飾磨店(イオンリバーシティショッピングセンター内)で販売する。『まねき』本社でも予約・取り置きが可能だそう。
地元への愛が溢れているこちらの海苔弁、姫路に訪れたら1度は食べてみたい。
姫路市立家島小学校×まねき食品 姫路の離島 家島の島っ子海苔弁
価格:税込1380円
発売日:2026年9月1日(火)
店舗:
・マネキダイニング JR姫路駅新幹線改札前 弁当売店
・JR姫路駅新幹線上り弁当売店
・JR姫路駅新幹線下り弁当売店
・JR姫路駅在来線下り弁当売店(上記、すべてJR姫路駅構内)
・味三昧 飾磨店(イオンモール姫路リバーシティー店1階)
・まねき食品本社受注センターで予約、取り置きも可
※取扱店舗は随時拡大予定。全国の量販店催事でも販売を目指している

