のど越し、風味……未知なる味に驚き!ご当地蕎麦に舌鼓!日本で広く愛される料理のひとつだけに、蕎麦は郷土によって食べ方、味わいが違う。東京にいながら、そんな郷土の美味を愉しませる店を集めてみた。わんこそばにも挑戦!
画像ギャラリー新潟の味をすする!『越後屋』(最寄駅:末広町駅)
へぎそば(2人前)
1940円(14時までは1800円)
【 蕎麦データ 】
材料 国産蕎麦粉+布海苔
細さ 1.5㎜前後
ダシ 鰹節、昆布、アゴなど
具材 ネギ(薬味)
新潟県出身の店主が営む老舗で、東京にへぎそばを紹介した先駆け的存在でもある。香りを生かすため、石臼引きした国産蕎麦粉を使用し、弱火でじっくり練った青森県・尻屋崎周辺で採れる上質な布海苔ををつなぎにして打つ。
津軽の味をすする!『手打ちそば 芳とも庵』(最寄駅:牛込神楽坂駅)
地獄そば
1580円
【 蕎麦データ 】
材料 国産蕎麦粉+呉汁
細さ 1㎜前後(季節によって変わる)
ダシ 鰹節厚削り
具材 辛味大根おろし+かいわれ大根+鰹節
津軽の味をすする!その製法の複雑さから、本場でもこれを打つ店は数軒しかないという津軽蕎麦。そんな幻の蕎麦を都内で食べられる、「芳とも庵」はおそらく唯一の店だ。
京都の味をすする!『京都鴨そば専門店 浹(あまね)』(最寄駅:三越前駅)
鴨そば
1100円
【 蕎麦データ 】
材料 国産蕎麦粉+小麦粉
細さ 0.5㎜前後
ダシ 昆布を中心に鰹節、サバ節
具材 合鴨、九条ネギ
京都の味をすする!関西のつゆに着目して作り上げたのがこの1杯。基本となるのは、漁師を指定して仕入れる羅臼昆布や真昆布だ。
福井の味をすする!『御清水庵 清恵』(最寄駅:三越前駅)
おろしそば
850円
【 蕎麦データ 】
材料 福井県産蕎麦粉+小麦粉
細さ 1.5㎜前後
ダシ 鰹節、昆布(かえしに加える)
具材 鰹節、ネギ(薬味)
出身地である福井の食材を紹介するため、店主・中本好美さんが15年前にこの店を開いた。契約農家から毎朝届く挽き立ての蕎麦粉を使用し外二で打つ蕎麦は、ふくよかな香りが満点。
岩手の味、わんこそばに挑戦!『わんこそば たち花』(最寄駅:東白楽駅)
とある週末、編集・武内とライター・菜々山が向かったのは、東白楽にある『わんこそば たち花』。ここは東京近郊でおそらく唯一、わんこそば体験ができる店なのだ。
おわりに
まるで旅行をしたかのように、ご当地のお蕎麦が食べられるお店を厳選してご紹介してきましたが、いかがでしたか?気になるお店がみつかったら、さっそく足を運んでみてくださいね!
※写真や情報は当時の内容ですので、最新の情報とは異なる可能性があります。必ず事前にご確認の上ご利用ください。
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