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今回紹介するのは、ビフォアーアフターのテレビCMが印象的なライザップとファミリーマートのコラボ企画“ファミマでライザップ”の新商品「チキンと4種の野菜カレー」だ。ライザップといえば“糖質制限”。目標達成のために食事に含まれる糖質管理を徹底していることで知られる……。

ライザップコラボのカレー ファミリーマート「チキンと4種の野菜カレー」

年末恒例のぐるなび総研主催による「今年の一皿」に、2017年は「鶏むね肉料理」が選ばれた。 選定理由には“健康志向の高まり”、“高タンパク・低脂肪に注目”といった言葉が並び、その背景には、ダイエットや脱メタボを実戦しようとする人が増えてきたことがあると思う。 この連載でも 「ローストチキンのパスタサラダ」「国産鶏サラダチキン」「蒸し鶏のタイ風チキンライス」など、 鶏むね肉を使った商品を何度も紹介してきた。 今後もしつこく紹介し「高タンパク&低脂質!」と書き続けるので、“またかよ!”って思わないでくださいね(笑)。

前ふりが長くなったけど、今回紹介するのは、ビフォアーアフターのテレビCMが印象的なライザップとファミリーマートのコラボ企画“ファミマでライザップ”の新商品「チキンと4種の野菜カレー」だ。 ライザップといえば“糖質制限”。 目標達成のために食事に含まれる糖質管理を徹底していることで知られる。 今回のカレーも、糖質わずか4.9グラムでエネルギーも84キロカロリーと、一般的なレトルトカレーの半分くらいだ。 ライザップコラボでは以前にも「2種のきのこが入った欧風ビーフカレー」という商品があったが、今回のカレーのほうが糖質もカロリーも低く抑えられている。 さらに脂質も5.2グラムから3.4グラムまで減らし、血圧が気になるオヤジとして無視できない食塩相当量も3グラムから2.3グラムに減っている。 そして前回のカレーで気になっていた“アセスルファムK”という人工甘味料も不使用になった。 ステビアという甘味料は使われているが、これはステビアという植物を原料にした天然由来の甘味料だ。

ダイエット中のカレーとしては最適! もっと高タンパクなら最高だったのになぁ……

前回より、あらゆる面で進化していて、ダイエット中に食べるカレーとしてはよい商品だけど、残念なのはタンパク質の量だ。 食べた印象も野菜の具材感はあるけど、チキンはどこに入ってるの?って感じで、今年注目の“鶏むね肉”がもっとゴロゴロと入ってれば最高だったのになぁと思う。 味は、トマトの酸味が効いたマイルドな野菜カレー。 辛いカレーが好みの場合は、カレー用のスパイス調味料をプラスしたほうがいいかも……。

ちなみに、カレーに合わせるライスだけど、こちらもダイエット向けの商品がたまたま同じ店に売っていた、サトウ食品の「スーパー大麦ごはん」を採用。 この「スーパー大麦ごはん」には、スーパー大麦“バーリーマックス”を20%使用している。 バーリーマックスは、オーストラリア連邦化学産業研究機構が開発した非遺伝子組み換え大麦で、一般的な大麦の2倍の食物繊維を含んでいる。 食感は独特だけど、カレーとの相性も悪くなかった。

今回はファミマとライザップのコラボ商品を紹介したけど、ファミマは自らも来年2月をめどに、フィットネス事業に参入することを発表している。 「Fit &GO」のブランド名で、ファミマ併設の24時間フィットネスクラブを展開する予定だ。 大手コンビニでは初の試みで、筋トレオヤジとしても楽しみなニュースだし、今まで以上にフィットネスを意識した商品展開にも期待したい。

ファミリーマート「ファミマでライザップ チキンと4種の野菜カレー」 税込298円

パッケージにはカレーに使われている4種の野菜(玉ねぎ、赤ピーマン、えだまめ、たけのこ)をデザイン。 あれっ、トマトを入れると5種類だぞ……!?

成分表示を見るとダイエット食品としてハイスペックで、食物繊維も3.6グラム含まれている。 脂質や食塩相当量も、レトルトカレーとしてはかなり少ない。

前回の「2種のきのこが入った欧風ビーフカレー」では、人工甘味料のアセスルファムKが使われていたが、今回はステビアのみに変更されている。 人工甘味料特有の甘さが苦手なので個人的に嬉しい。

サトウ食品「スーパー大麦ごはん」 コンビニで税込200円前後

新潟県産コシヒカリ80%、オーストラリア産大麦(バーリーマックス)20%使用。白米のおいしさを味わいながら、食物繊維もしっかり摂ることができる。

炭水化物45.8グラムの内訳は、糖質40.8グラムと食物繊維5グラム。 白米だけの製品に比べ、食物繊維をかなり多く含んでいる。

百均のグラタン皿に盛り付けてみましたがどうでしょう?  個人的にはヘルシーかつおいしそに見えると思うんだけど……。 今度、撮影用にもっとオシャレな食器を購入します(笑)。

太田日向(おおたひなた) 食生活の8割がコンビニという40代独身オヤジ。標準体重12キロオーバーのメタボ体型から、約1年で14キロのダイエットに成功。太りにくい体にしようと、調子に乗って筋トレも開始。筋トレに効くコンビニ食も探している。

※写真や情報は当時の内容ですので、最新の情報とは異なる可能性があります。必ず事前にご確認の上ご利用ください。

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