【サンドイッチ★★★】天のや(最寄駅:麻布十番駅)
ライター・肥田木奈々イチオシ!
「優しい風味のダシ巻き玉子が上品。手土産にも喜ばれます」
『天のや』の たまごサンド(テイクアウト) 1180円 (店内食は1080円)
私の好きな食べ物ベスト3に入るのが卵料理。中でも天のやの「たまごサンド」は特別な逸品だ。食パンに挟まれているのはよくある茹で卵のじゃなく、関西風ダシ巻き玉子。パクッといけばふんわり優しい味で、後からいい感じでマスタードが利いたマヨネーズソースの刺激が追いかけてくる。ああ、幸せ。手作りが買えるのは麻布十番の店舗のみ。これだけを目的に電車を乗り継ぎ、向かうのだ。
【惣菜パン★★★】関口フランスパン(最寄駅:江戸川橋駅)
編集・鈴木里映イチオシ!
「ふっくら食パンとなめらかコロッケの相思相愛ぶりに大満足」
『関口フランスパン』の コロッケサンド 389円
ふわっシャキッサクッとろり。ふっくら焼かれたパン、ソースで味付けされたキャベツ、香ばしく揚げられたなめらか大きめポテトコロッケ。パンも美味しければ、コロッケも実に美味しく、ソースの加減も絶妙で、順に訪れるその食感も心地いい。色々食べたけれど、毎週買いに行くのはこちらのコロッケサンドだけ。これぞ、日本で一番最初にフランスパンを作ったと言われる老舗の底力。
【ケーキ★★★】バスケットクラブ(最寄駅:浜田山駅)
編集・武内慎司イチオシ!
「桜の香りと丁寧な仕事ぶりに、思わずニンマリさせられる」
『バスケットクラブ』の さくらロール(コーヒーセット) 900円(単品450円)
デパ地下に並ぶようなきらびやかさはない。しかし、飾ることのないルックスと丁寧な職人的仕事ぶりに、下北沢にあった頃を含め20年近く、武内的ケーキNo.1の店。中でもしっとりとした生地と上品な甘さのクリームを使ったショートケーキ、昨年発売以来人気の桜シロップを使った「さくらロール」(450円)が大のお気に入り。どちらも午後には売り切れのことも多いので要注意。焼き菓子も美味。
【クッキー★★★】ウィーン菓子工房 リリエンベルグ(最寄駅:新百合ヶ丘駅)
ライター・松岡芙佐江イチオシ!
「ここのお菓子は、どなたにも自信を持って贈れます!」
『ウィーン菓子工房 リリエンベルグ』の ミックスクッキー 1728円
私が小学生のころから訪れている洋菓子店。定番のザッハトルテ、初夏の桃のケーキ、秋のモンブラン、冬のシュトーレンなど、生ケーキ、焼き菓子共に上品な甘さで絶品。1988年に開業し地元で評判の店からたちまち全国区の有名店になったが、それでもここ以外に支店は作らず、生ケーキは一切冷凍仕込みをせず出来たてを出すという誠実さにも感服。駅から少し遠いが、ぜひ足を運んで欲しい。
【ジェラート★★★】スペールフルッタ(最寄駅:茗荷谷駅)
ライター・赤谷まりえイチオシ!
「大手メーカーでは絶対にマネができない新鮮な風味が濃縮♪」
『スペールフルッタ』の
ミルティロ(ブルーベリー)(奥・シングル)シングル350円、ダブル400円
パンナ(生クリーム)(手前・ダブル左)シングル350円、ダブル400円
ブラッドオレンジ(手前・ダブル右) シングル450円 ダブル500円
“スペールフルッタ”という店名は、イタリア語で「偉大な果実」という意味。そのまま食べて美味しい旬の果物を、店内の工房で手間ひまをかけてジェラートにしている。原料が持つ香りや甘さを大事にしているため、香料不使用。いくら食べても甘さで舌が疲れることがなく、爽やかさが続く。口中で広がる生き生きとした風味と、ベタつかない後味に“ジェラートの意識革命”が起きるはず!
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