各国の人々が行き交い、ここではみんな異邦人
まず向かったのはロシア料理の『SKAZKA(スカズカ)』。
写真の「ニシンのマリネ」(1134円)、「ロシア風水餃子」(972円〜)などを注文。
やさしい味わいにこれがロシアの”おふくろの味”なのではと思う。美味しいだけでなく温かみがある料理を堪能。
その裏手にあるのがルーマニア料理の『LA MIHAI(ラ・ミハイ)』だ。
写真の「人気三種のいいとこ取りプレート」(1500円)は、「いんげん豆のたたき」、「たらこのペースト」と通常は「フェタチーズ」が盛られるが、これをホール担当のユリアさんに「ルーマニアポテトサラダ」に変えたい旨を伝えると快く聞いてくれた。
ポテサラはピクルスや玉子、鶏肉など具沢山で食感も楽しい。「いんげん豆のたたき」は、なめらかなペースト状でニンニクが利き、斬新な味わいだ。
締めは日本人オーナーシェフが腕をふるうスペイン料理『バル ポルテーニョ』へ、アルゼンチン料理を目当てに向かった。
写真の「エントラーニャ・ギサーダ」(1069円)は牛ハラミをトマトと長ネギで煮込んだアルゼンチンの郷土料理。濃縮された肉や野菜のエキスが旨い。
パイ包み焼きの「エンパナーダ」(421円)の具材は、定番の挽き肉のほか、オリジナルのきのこクリームもあるのがいい。
バングラディシュのカレーが日替わりで楽しめる『アジアカレーハウス』、ハラール系の中華料理店の『東とうきょうムスリムはんてん京穆斯林飯店』では超柔らかでスパイスが利き、ジューシーな「羊スペアリブのスペイン焼」(小・1980円)に舌鼓。
行けたのは東欧から南米までだったが、愉快な食旅を錦糸町で満喫できた。
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