全店実食調査!『おとなの週末』が自信を持っておすすめするお店をご紹介します。今回は、東京・新宿の野球場『明治神宮野球場』です。
東京ど真ん中、空貸切で「放物線」をあてに飲む
野球場の少し上の方のスタンドで、風に吹かれて「放物線」を眺めながら一杯やるのが、開放感あって気持ちいいです。東京のど真ん中で、大空貸切の特等ビアガーデンにいる感じ。
おすすめプランは、できれば試合開始の90分前、ナイターだと夕方4時半の開場とともに入ること。その時刻はまだ日は高い。カキーン、カキーン、とアウェイチームが打撃練習中。練習だからホームランがボンボン出ます。プロ野球選手はすごい。スタンドインする打球には、ピーと係員が笛を鳴らすのです。
やがて、試合開始が近づくと、羽田空港に着陸する飛行機が次々と上空に飛来する時間帯(タイヤを出すのが見える)。売り子さんから2杯目を買っているとプレイボールの時間です。あのタンク、キリンは17杯、アサヒとサッポロは25杯分、背負っているんだそうですよ。
この球場に来たら一塁側席に座るべしです。理由は、ちょうど三塁側が西にあたる。2回の表裏のあたりの空に、見事な夕焼けパノラマが楽しめるのです。あれは屋根のない球場だけの特典です。運がよければ、紫からオレンジへの見事なグラデーションに出合えるかも。ああ、3杯目がもう空っぽだ。
そうして、夜の帳が下りると、お月様が星たちを連れてぽっかり登場。月は1時間に15度ずつ、位置をずらしていきますよ。
試合前にホームランをたくさん見ておけば心に余裕あり。なので、ゲーム中の4杯目のあては……時折現れる内野フライです。
意外と思われるかもしれませんが、これぞ現場観戦の醍醐味。なぜなら内野フライは白球がひときわ空高く上がります。2万人の観客が一斉に夜空を見上げ……そして白い点が一瞬、宙で静止し…また加速しながら落ちてくる軌道を目で追う……野手が捕って緊張が解け……そこでひと口。
これ、キャッチャーフライなら、なお高度が上がります。いいキャッチャーフライに当たるとビールが旨いんだよなあ。
『明治神宮野球場』
[球場名]『明治神宮野球場』
[住所]東京都新宿区霞ケ丘町3-1
[交通]地下鉄銀座線外苑前駅3番出口から徒歩5分
※画像ギャラリーでは、可愛らしいカップに入った「つば九郎の絶品たまご串」の画像がご覧いただけます。
撮影/西崎進也、取材/輔老心
※月刊情報誌『おとなの週末』2025年6月号発売時点の情報です。
※写真や情報は当時の内容ですので、最新の情報とは異なる可能性があります。必ず事前にご確認の上ご利用ください。
…つづく「東京駅でビールを楽しむマニュアル 都内屈指のビールタウン、「クラフトビール自販機」でレアな人気銘柄も買える!」では、選択肢が多い東京駅だからこそ、納得のいく1杯、1本が飲める・買える店をレポートしています。
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¥5,100(税込)
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¥5,280(税込)