新幹線に乗る前から一杯引っかけるか、新幹線で飲むのが好きだから買って中で飲むかーー。どっちがいいのか、酒好きに悩ましい問題です。そこで、ビール好きの編集戎がどう楽しむか考えてみました。
仕事終わりに、旅の始まりに…… 。1杯目はやっぱビールでしょう。選択肢が多い東京駅だからこそ、納得のいく1杯、1本が飲める・買える店をお届け。
大手からクラフトまで選ぶ楽しさがある!
東京駅って実は都内屈指のビールタウン。大手系からクラフトビールまで多種多様で、“選ぶ楽しさ”があるのだ。
編集部スタッフ一のクラフトビール好きの僕としては「飲む」「買う」どちらにも適応する『Laundry』@黒塀横丁をオススメしたい。こちら、店内ではアジアン麺を中心にエスニックなフードと、最大15のタップから注がれる国産のクラフトビールビールがいただける。
外に目を向けると「自動販売機」がある。これが珍しいクラフトビールの自販機。以前は海外中心だったのが、現在は国内中心に。しかも人気ブルワリー「うちゅうブルーイング」の缶を販売している。免許証を入れて購入するのも含め、エンタメとして楽しんでほしい。
新幹線発車までの時間に余裕があるならば、ズズズイ〜っと足を伸ばして、ヤエチカの最奥『リカーズハセガワ本店』へ。蒸留酒の揃えが秀逸だが(有料試飲もできる!)、店の端にあるケースにズラリと並ぶ国内外のクラフトビールが圧巻。好みの味が見つかるだろう。常温の缶も扱っているので、手土産や帰宅後に楽しむ用に買えるのもありがたい。
そのハセガワと新幹線改札の間にあるのが『アンテナアメリカ』。店名の通り、アメリカのクラフトビールが勢揃い。買ってよし、飲んでよし。多くの人でにぎわうビアバー感もいい。海外は500ml缶が主流なので、2本買えばそこそこもつ。IPAだと味はしっかり、度数高めのものが多いからゆっくり飲める。
できることなら保冷バッグもぜひ。ヤエチカの『キャンドゥ』や、丸の内のビル「オアゾ」の『ダイソー』などで簡易的な保冷バッグを買っておくとぬるくならずに済む。開缶後の温度変化はいいけど、ひと口目は冷えていてほしいのよ。