笑い声がこだまするギュウギュウ詰めの店内では、夕刻が近づくと一人客が次々とやって来る。 西成にあるホルモン「マルフク」はホルモンが1人前140円という安さ。夕食のおかずに持ち帰る人がいるのだ……。
画像ギャラリー安すぎちゃいまっか!? ここ知らんかったらモグリや。「マルフク」の1人前140円ホルモン
笑い声がこだまするギュウギュウ詰めの店内では、夕刻が近づくと一人客が次々とやって来る。
「5人前お願いできる?」
店の前に車を横づけ。
お持ち帰りの客だった。
西成にあるホルモン「マルフク」は、ホルモンが1人前140円という安さ。
夕食のおかずに持ち帰る人がいるのだ。
5人前で700円。
見てのとおり、ホルモンがギッシリと入っている。
朝から飲めて、とにかくなんでも安い!
さまざまなタイプの客のニーズを叶えてくれる。
それが「マルフク」。
まずは「ホルモン」(140円)と、「レバー」(140円)を注文。
こんな量だとすぐに完食。
次々と胃袋に入っていく。
お好みで一味と生にんにくも用意されている。
にんにくを少々、一味をたっぷり。
味つけに変化をつければ、永遠と食べられそうで怖い(笑)。
「シマチョウ」(240円)も、追加オーダー。
こりゃ、タマらん美味しさ。
最近、西成は1泊2000円前後の民泊が、バックパッカーたちに大人気。
滞在歴の長い欧米人のバックパッカーになると、同店でホルモンの味を知るのだ。
「むっちゃ、ウマイデス!!」
欧米ではなじみのないホルモンに加えて、絶対に注文しなければいけない料理がもう一つある。
それが、コレだ!
「豚足煮込み」(220円)。
おでんの出汁で煮た豚足は、唇でかみ切れるほどトロトロ。
コラーゲンたっぷりの豚足食べてビール飲んで、ホルモン食べてビール飲んで……。
これの繰り返し。
腹がいっぱいになったところで次の店に。
滞在時間は早くて30分、遅くてもだいたい1時間ぐらいか。
ハシゴ酒は西成の鉄則。
さて、今宵も新たなお店探索が始まった……。
ホルモン マルフク
[住所]大阪市西成区太子1-6-16
[TEL]050-5890-9648
[営業時間]8:00~22:30
[定休日]無休
加藤 慶(かとうけい)
大阪在住のライター兼カメラマン。週刊誌のスクープを狙う合間に関西圏の旨いモンを足で稼いで探す雑食系。
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