2018年の12月にオープンの注目寿司店。 国産の鮮魚にこだわった本格寿司を、しかも財布にやさしい値段で提供してくれる話題店。写真映えするカウンター席を備え、すでに目ざとい外国人観光客が急増中なのだ。
画像ギャラリー「通常は大トロが2貫で1000円です。
壱岐の島の本マグロで、こちらのウニは北海道のバフンウニ。
こちらは2貫で780円なのでお得ですよ(笑)」
とは、「寿司ふたば屋」の大将、谷口隆志さん。
寿司を握って20年以上のキャリアで、ネタにも当然こだわる。
安いうえに、産地を見れば「こんな値段で提供して大丈夫?」と、つい投げかけたくなる……。
ミナミは宗右衛門町に店を構え、この通りは現在、外国人観光客が激増中だ。
来店する客の6割が外国人。暖簾をくぐるとまずは目に飛び込むのが御影石の絵画彫刻。
「こちらは居ぬきの物件で、前もお寿司屋さんだったんですね。
そのまま使用させてもらっています(笑)」
カウンターの8席と、テーブル席は2つ。
写真映えするから外国人観光客らは終始写真を撮っているそうで……。
まずは「お造り3種」(1500円)を注文。
鯛、シマアジ、中トロの3品。
脂がのってトロける味わい。
お次は「ウナギの白焼き」(1200円)。
こちらもこだわって国産を使用する。
こりゃ、ウマイ!
ほろほろと口でこぼれる柔らかさ。
お待ちかねのお寿司は、特別に1貫ずつ握ってもらった。
大トロ、ウニ、鯛の3貫。
厳選されたネタだけあって、大トロの贅沢なまでな厚みを見よ!
粘膜と触れると、瞬時に口の中で溶けていく。
嗚呼、今日も酒が進んで仕方ない……。
寿司ふたば屋
[住所]大阪市中央区宗右衛門町3-4
[TEL]06-4256-2813
[営業時間]17:00~24:00
[定休日]不定
加藤 慶(かとうけい)
大阪在住のライター兼カメラマン。週刊誌のスクープを狙う合間に関西圏の旨いモンを足で稼いで探す雑食系。
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