『おとなの週末6月号』の「サバ特集」内で、いまいちばんサバジェンヌが注目するブランドサバとして、熱く紹介している、三重県南伊勢町の「おかげ鯖」。 その「おかげ鯖」をおいしくいただくために、いまジェンヌがいちばんお気に入りなのが、解凍すればOKのお惣菜シリーズ「みなみいせキッチン」のおかげ鯖グルメだ……。
画像ギャラリー三重県南伊勢町のブランドサバがおいしい!「みなみいせキッチン」のおかげ鯖グルメ
『おとなの週末6月号』の「サバ特集」内で、いまいちばんサバジェンヌが注目するブランドサバとして、熱く紹介している、三重県南伊勢町の「おかげ鯖」。
エッジのたった歯ごたえ。
まるで松阪牛のような、まろやかで上質な脂が魅力のおかげ鯖。
この、おかげ鯖を使った、さまざまな加工品を手がける「みなみいせ商会」。
いまジェンヌがいちばんお気に入りなのが、解凍すればOKのお惣菜シリーズ「みなみいせキッチン」のおかげ鯖グルメだ。
「おかげ鯖をとことん楽しんでもらえるメニューをそろえました」と語るのは、みなみいせ商会の調理を担当する荘司博規さん。
ラインナップは、なめろう、煮付け、味噌煮、塩焼き、蒲焼き、フライ、トマト煮の7種類。
いずれも、おかげ鯖の味わいを引き出した絶妙な味付けだ。
みなみいせ商会の辣腕料理人・荘司博規さん。しめさば、燻製、鯖寿司も絶品!!!
おかげ鯖のなめろう
荘司さんイチオシなのが「おかげ鯖のなめろう」。
そもそも、サバのなめろうも珍しいけれど、なんと使われているのは地元「穂原味噌」の赤味噌!
赤、赤ですよ!
赤味噌ラバーズの名古屋の銘酒処でも提供され、大人気の一品だ。
その味わいはまるで「塩辛!?」というほど濃厚!
白めしはもちろん、ジェンヌ的には「焼酎」にすごく合う!
パンチのあるサバと、赤味噌。
これはもう、出会うべくして出会った最強のタッグだ。
おかげ鯖の味噌煮
「こちらはオーソドックスに合わせ味噌を使っています」と荘司さん。
ストレートに、おかげ鯖の味わいを楽しんでもらいたいという意図だ。
これがですねえ、じつに程よい。
「味噌に頼ることなく」サバのよさがわかる「味噌煮」。
豊かな旨みが口の中を回遊(涙)。
そして、絶句するほど、ほっくりふっくら。
どの商品もそうなのですが、身に箸を入れても、グググと箸が沈まない!!
「ホクッ」とした、確かな「弾力」がある!
なんなの「この箸あたり」のよさ!
生きているのか、おかげ鯖!?
おかげ鯖のポテンシャルをまざまざと見せつけられるような、ミラクル体験を味わって!
荘司さんの味噌煮おすすめアレンジは「カマンベールチーズにのせてバーナーで炙る」。
香ばしいサバ、とろけるチーズが最高だそう♪
おかげ鯖の煮付け
三重県内でのサバの食べ方は「煮付け」が主流。
「濃口しょうゆ、酒、みりん、砂糖、しょうがでシンプルに仕上げました」と荘司さん。
うう、うう。
これまた、驚愕するほどしっとりふっくら。
程よい味付けで、ジェンヌのイベント@東京でも「サバの煮付けは初めてだけど、こんなに美味しいなんて」と感動する、関東サバファンが続出の逸品だ。
おかげ鯖の塩焼き
おかげ鯖を絶妙な塩加減でこんがり焼き上げてある。
「湯せんしてから、グリルに入れて強火で皮目を焼けば、焼きたての美味しさが楽しめますよ」と荘司さん。
はい、おっしゃるとおり!!
料理人によるこんがり仕上げ。
そしてまたまた、なんでこんなにしっとり、ふっくら!
そして血合いがバツグンに美味しいの~。
おかげ鯖のフライ
塩、こしょうをして薄めにパン粉をつけたフライ。
「脂のりはいいけれど、脂の質がほどよく上質なので、タルタルソースをつけても美味しくいただけますよ」(荘司さん)
たしかに、しつこくないの。
サクサク、軽やかな味わいの鯖フライ♪
サバサンドにするのもおすすめ!!
おかげ鯖の蒲焼き
「サバも蒲焼きにしたら美味しいんじゃないかと思って(笑)」と荘司さん。
醤油、みりんなどを使って、おかげ鯖にちょうどよいタレを開発。
おおおー、とろっ、こってり。
でも、やさしい仕上がり。
トッピングの白ごまも、いい仕事してる♪
丼にしても最高!
おかげ鯖のトマト煮
おかげ鯖は洋風調理も絶品。
こちらのトマト煮は、風味バツグン、豊かな味わい。
「ハーブ使いがさすがですね」と伝えたら、「トマト、たまねぎ、鷹の爪のシンプルなトマトソースで仕上げました」と荘司さん。
ええええええ!!
なんなの、この味わいのグラデーション!!
「おかげ鯖の美味しさをいかすためには、無駄なことはしないです」(荘司さん)。
いちいち、驚かせてくれるおかげ鯖のポテンシャルと、おかげ鯖を知り尽くした料理人・荘司さんに感嘆。
ぜひ、ご自分の食卓で「おかげ鯖」の「とんでもないパフォーマンス」を、めくるめく味わってみて!
【問い合わせ】みないせ商会 おかげ鯖 オンラインショップ
https://minamiise-shokai.net/
池田陽子(いけだ ようこ)
サバファンの集い「鯖ナイト」や、日本中のサバ好きが集まる「鯖サミット」などの活動を担う「全さば連(全日本さば連合会)」広報担当/サバジェンヌとして活躍。本業は薬膳アテンダント/食文化ジャーナリスト。著書に『ゆる薬膳。』(日本文芸社)、『缶詰deゆる薬膳。』(宝島社)、『春夏秋冬ゆる薬膳。』(扶桑社)、「ゆる薬膳。」はじめたらするっと5kgヤセました!(青春出版社)、『サバが好き!』(山と渓谷社)など。
【イベント情報】
2019年6月15日(土)に『鯖ナイト大阪』~西日本のサバグルメ大集合!~を
心斎橋・ロフトプラスワンウエストにて開催。
西日本のよりすぐりサバグルメ18品がお楽しみいただけます。
予約詳細
https://www.loft-prj.co.jp/schedule/west/119924
※写真や情報は当時の内容ですので、最新の情報とは異なる可能性があります。必ず事前にご確認の上ご利用ください。
画像ギャラリー