ワイン泥棒なサバグルメ、福岡市・マリネットの「おうちで魚バル」シリーズ
どんどん、おしゃれ化するサバグルメ。
ジェンヌの最近のお気に入りはこちら、福岡県福岡市・マリネット「おうちで魚バル」の「サバシリーズ」。
「おうちで魚バル」は、「世界中で愛される魚介料理を、自宅で美味しく楽しむ」をコンセプトに開発された商品だ。
商品開発を担当した針貝高太郎さんは「魚離れが進むなか、魚をもっと身近に食べてもらいたいと思っていました」と語る。
マリネットはカニを中心とした水産物を海外から買い付け、子会社を通じて加工、販売する専門商社。
針貝さんは世界各地を飛び回るなかで、さまざまなシーフード料理を味わってきた。
マリネットの針貝高太郎さん。
魚の買い付けのために世界中を飛び回る。
サバ大好き、ワイン大好き。
「いまの時代、もっと魚を洋風調理で楽しめる商品があるといいんじゃないか」と思いついた針貝さん。
ワインのおつまみとして楽しめる「バル風」メニューを開発。
シーフードの鮮度感、スモークや低温調理といった特殊調理の風味を大事にするために、あえて缶詰ではなくチルドタイプに。
「食べきりサイズの真空パックで、気軽にさまざまな味わいを楽しんでいただけるようにしました」(針貝さん)。
厨房で行う料理のクオリティを保ちつ、つ大量生産できるように試行錯誤して「おうちで魚バル」が誕生。
サバ、えび、いか、サーモンで9種類のラインナップが完成した。
いずれもおしゃれなパッケージで、気分がアガる!
「サバが大好き」という針貝さん渾身のサバ商品は、「汐サバのコンフィ」「トロさばのペスカトーレ」「トロさばのレモンバジル」「炙りくん製さばのコンフィ」。
左から「汐サバのコンフィ」「トロさばのペスカトーレ」「トロさばのレモンバジル」「炙りくん製さばのコンフィ」。
サバは、ノルウェー産。
脂のりがバツグンの9、10月水揚げのものを厳選。
いずれも「お酒が大好き」という針貝さんが、ワインのおつまみに最高の味付けに。
おうちで「サバル」が楽しめる!!
しかも多彩なワインとのマリアージュが楽しめる!
ではジェンヌさんといっしょに、サバとともにワイン回遊を~♪
汐サバのコンフィ
特に脂がのった旬の北海サバを、
薫り高いローリエとともに
オイルで柔らかく煮込んでいる。
サバの切り身に、塩、砂糖などを使って下味をつけ、ローリエとともに調味オイルで真空調理。
じっくりとサバに味を染み込ませる。
「バケットやクラッカーにのせて食べてみてください。
シャルドネなどの辛口ワインにぴったりですよ」と針貝さん。
一口食べてみると、サバの旨みをいかした、しっとり仕上がり。
ローリエの香りがさわやか!
これはもう、ワインがすすむ!!
すすむっていうか、ワインが水のように飲める! ヤバい!
ベビーリーフなどの葉野菜と組み合わせてレモンをしぼったサラダや、サバサンドにしても美味しくいただける。
で、またまたワインがすすむ……。
炙りくん製サバのコンフィ
脂がのった北海育ちの秋サバの燻製を炙り、
オイルの中で柔らかく煮込んだ逸品。
サンドイッチの具や、お酒のお供に。
こちらは、燻製にして炙ってから、コンフィ仕立てに。
「ピノ・ノワールのような軽めの赤がおすすめ」と針貝さん。
たしかに!!
ほどよくスモーキーな味わいが、なめらかなピノ・ノワールにパシッと合う!
どこまでも「ワイン泥棒」なサバグルメ(涙)。
「ポテトサラダに混ぜると、またまたワインのつまみに最高ですよ」(針貝さん)。
はい。
ぐび。
トロさばのペスカトーレ
脂がのった旬のトロさばを、
パンチの効いたトマトソースで
ワイルドに煮付けている。
フレッシュトマトを使った特製トマトソースでサバを煮込んである。
「サンジョヴェーゼに合いますよ」と針貝さん。
ついに「濃い赤」まで登場である……。
うわっ。
コクのあるトマトソースがサバと最高のマリアージュ!
たしかに、フルボディな赤にも合うわ……。
ぐびぐび。
こちら、パスタにしてもバツグンの美味しさ。
そして、大変パンチのきいた味わいなので、米にも合う!
ジェンヌさん本業の「サバ薬膳」仕立て。
肩こり、ダイエットにもよし。
女子は美白におすすめ~
「トロさばペスカ丼」にしてみましたよ。
トロさばのペスカトーレと、パプリカをレンジで温め、ベビーリーフ、紫玉ねぎのみじん切りとともにごはんの上にオン。
ワシワシ食べられるよ~。
そして丼だというのに、ワインのつまみになるよ~。
ぐびぐびぐび。
トロさばのレモンバジル
特に脂の乗った旬の北海さばを、
爽やかなレモンと薫り高いバジルのソースで
さっぱりと煮付けている。
5月にデビューした、いちばん新しいサバ商品。
厳選したサバをさわやかなレモンとバジルペースト、隠し味に牛乳を入れて仕上げた一品。
「ワインは辛口のスパークリングワインが……」
は、針貝さん、もうジェンヌはへべれけです!!
脂のりバツグンのサバが、じつに軽やかな仕上がり。
おっしゃるとおり「ウェルカム 泡!」。
シュワシュワとサバで、トロピカルサバ―!!!!
エンドレスサバ―!
サバ―ナイト!
「トロさばのレモンバジル」を冷製パスタに。
バジルやトマトを添えてさらにさわやかに♪
「泡に合いすぎるパスタ」の完成♪
……ようは、夏に向けてぴったりだ!
冷製パスタにしても美味しいよ♪
ワインが進むよ!
ワインと最高のマリアージュが楽しめる「おうちで魚バル」。
バケットやクラッカーに、野菜といっしょにのせて
オードブルにすればホムパにぴったり♪
まさに「ワイン泥棒過ぎるサバグルメ」!
サバとともに、世界のワインを味わう、極上の「ワイン回遊」を!
ぐびぐびぐびぐびぐび。
パタッ(あ)。
昨年、「鯖サミットin松浦2018」に出店した針貝さん。
おうちで魚バルは、サバファンにも大好評!
■マリネット おうちで魚バル
http://uo-bar.jp/
池田陽子(いけだ ようこ)
サバファンの集い「鯖ナイト」や、日本中のサバ好きが集まる「鯖サミット」などの活動を担う「全さば連(全日本さば連合会)」広報担当/サバジェンヌとして活躍。本業は薬膳アテンダント/食文化ジャーナリスト。著書に『ゆる薬膳。』(日本文芸社)、『缶詰deゆる薬膳。』(宝島社)、『春夏秋冬ゆる薬膳。』(扶桑社)、「ゆる薬膳。」はじめたらするっと5kgヤセました!(青春出版社)、『サバが好き!』(山と渓谷社)など。
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