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覆面取材で見つけた間違いない店だけを掲載しているグルメ専門誌『おとなの週末』
燗酒の魅力に出合える名店、絶品料理と楽しみたい東京都内5選!

燗酒の魅力に出合える名店、絶品料理と楽しみたい東京都内5選!

北風が骨身にこたえる冬の夜には、体の芯まで温まる燗酒が恋しくなりませんか。日本酒にこだわる注目店が続々登場するなか、スタッフが実際に呑んで納得した「いい店」ばかりをご案内します。料理も抜群、燗酒愛にあふれた名酒場をご案内。気軽に立ち寄れる店ばかりです。

件|くだん[ 学芸大学 ]

極上のダシが香るおでんと燗酒で、ゆったりと過ごしたい

写真:旨みのある澄みきったダシに、とろける甘みの徳島の大根や玉子などが入る。自家製のからし味噌をつけていただく 

 引き戸を開けると、店内にはダシの香りが漂っている。おでんと燗酒を掲げて、店主の川辺さんが店を開店したのは12年前のこと。当時はお燗に対するお客さんの戸惑いも多かったというが、少しずつ飲み手の心を解きほぐし、やがて燗酒の名店として親しまれるまでになった。

 メインのおでんは関西風の透明なダシで、みりんを使わないためキレがよく、実はこれだけでお酒がすすむ。鮮度のいい刺身や魚料理、煮物、揚げ物など料理も多彩で、これがまた酒を呼ぶからたまらない。「最初の一杯こそお燗ですよ」という川辺さん。燗酒でゆるゆると助走をつけて飲み始めれば、その日は心地よく酔うことができると教えてくれた。

 件でお猪口を手に取ると、そのほのかな温かさにハッとさせられる。酒器を温めて出すのは、お酒が冷めないだけでなく、ひと手間を惜しまないという心意気だ。小さなことにも心を込めた手抜きのない仕事ぶりが件の信条である。

「燗純米 山和」は、一升でも飲めるような、誰にでも好かれる優しい酒です。

[その他のメニュー]
刺身ホタルイカ沖漬け550円、大山鶏のタルタルソース焼き750円、巻き立て出汁巻玉子700円、おでんの出汁茶漬け680円、〆の味噌汁300円

[住所]東京都目黒区鷹番3-7-4 関口ビル1F ☎03-3794-6007 [営業時間]17時~24時LO、日・祝~23時LO [休]月 [席]カウンター7席、テーブル12席、個室2、計29席/禁煙(個室は喫煙可)/予約可/カード不可/サなし、お通し代別430円 [アクセス]東急東横線学芸大学駅西口から徒歩2分

松濤はろう[ 神泉 ]

秋田美人のお燗番がつける燗酒で、ほっこりと酔う

写真:仕上げに甕に入れて蒸すため、冷めにくく熱々でいただける。肉のダシと根菜や白味噌の甘みが「奥播磨」の米の旨み、山廃の酸味と響き合う

 店主の井上隆之さんと女将でお燗番の仁美さんが二人で切り盛りする「松濤はろう」。開店して1年という若い店だが、割烹料理のような粋なカウンターがあり、落ちついた雰囲気でゆっくり飲めるのが魅力だ。

 女将が秋田出身とあって、お酒は秋田の蔵が約8種類。秋田の酒屋から仕入れているので、東京に出ていない銘柄があるのもうれしい。他にも、お燗にして美味しい日本酒を厳選して20種類ほど揃えている。 料理を手がける隆之さんは、京料理や居酒屋などの経験もあり、割烹料理のような端正な和食があるかと思えば、ポテトサラダやハムカツなどの居酒屋メニューを出すなど、気取らずに楽しめる。刺身もおすすめで、築地を始め、隆之さんの出身地という鹿児島から送ってもらうという鮮度のいい魚が自慢だ。

 燗酒はおまかせで頼むのがおすすめ。その時の酒の状態を見極めて女将がつける燗酒は、料理の美味しさをいっそう引き立たせる名脇役だ。

[その他のメニュー]
お造り900円前後~、ポテサラ756円、出汁巻玉子972円、ちくわ磯部揚702円、キーマカレー(並)540円

[住所]東京都渋谷区松濤2-14-12 シャンボール松濤101 ☎03-6887-2841 [営業時間]17時~24時(フード23時LO、ドリンク23時半LO) [休]不定休 [席]カウンター9席、テーブル6席、計15席/全席禁煙/予約可/カード可/サなし、お通代別400円 [アクセス]京王井の頭線神泉駅北口から徒歩6分

宵のま[ 荒木町 ]

料理とお燗でほろりと酔いたい、荒木町の人気店

写真:〆さばは、炙ることでより燗酒に合う味わいに。いくらでもスルスル飲める石川の酒「竹葉」と

「冬は体が温まるのでいいですね。温度を上げると味わいがまろやかになり、香りも引き立ちますし」と、燗酒の魅力を語るのは女将の高久ちぐささん。元女優という美人女将が着物姿で迎えてくれるこちらは、熱烈なファンが多い燗酒のオアシスだ。

 日本酒好きの女将が選ぶのは飲み心地がよく、料理と一緒に味わいたい食中酒。蔵巡りで見つけた銘柄もあり、蔵の地元で晩酌用として親しまれている「竹葉」もそのひとつだ。

 最近お気に入りの「義侠 えにし」は、「はちみつやキャラメルのような甘さとほろ苦さがあるので、ブルーチーズやチョコレートにも合いますよ」と、酒とつまみの相性も型にとらわれず柔軟に楽しませてくれる。

 お造りや煮物など純和風の料理も飲み心をそそる。気軽なおまかせコースで楽しむもよし、単品で軽く一杯というのもいい。

 半合から注文できる同店ではお燗も半合からOK。ひとりでも気軽に立ち寄れるが、人気店なので事前に電話が安心だ。

[その他のメニュー]
おまかせ4320円、お造り盛り合わせ1944円、鮭ハラス燻製756円、くんせい盛り合わせ810円、はくさいづけ486円など

[住所]東京都新宿区荒木町7-1 野崎ビル 2F ☎03-6457-8047 [営業時間]18時~22時半 [休]土・日・祝 [席]カウンター7席、テーブル6席、計13席/全席禁煙/予約可/カード不可/サなし、お通し代別500円 [アクセス]地下鉄丸の内線四谷三丁目駅4番出口から徒歩5分

酒斎 伊とう[ 新富町 ]

新富町に新たに登場した、くつろぎの和食と燗酒の店

写真:お浸し、桜エビの酢味噌和え、おから、イカの塩辛などの「前菜」

 新富町の駅からすぐ、横丁の路地を入ると民家を改装した風情ある一軒屋の「酒斎 伊とう」がある。

 こちらは2015年8月に開店。入口で靴を脱いで入ると、ステンドグラスのあるカウンターや作家ものの器、厨房にはめ込まれた年代物の戸棚など、店主・伊藤さんの趣味人らしい設えが目を惹く。

 料理はコースのみで、八寸、お造り、お椀など5品で5400円~。越中島の「酒亭 初乃」で料理を担当していた伊藤さんは毎日築地に足を運び、自分の目で見て魚を仕入れたいという。素材を生かしたシンプルな和食が基本だが、単品の炊き込みご飯にスイスのチーズ「テット・ド・モアンヌ」を薄く削って添えるなど、ちょっとユニークな提案も楽しめる。

 燗酒を頼むと、鉄瓶で沸かした白湯を出してくれた。「温かいお酒なので温度帯を合わせました」という。そんな細やかな気遣いが、この店で過ごす時間を心地よくしてくれる。

[その他のメニュー]
コース5400円(5品)、7344円(7品)、その他単品メニューあり

[住所]東京都中央区築地2-2-11 ☎03-6228-4979 [営業時間]18時~22時半LO [休]日 [席]カウンター4〜5席、テーブル6席、個室2席、計13席/全席禁煙/予約可/カード可/サなし、お通し代なし [アクセス]地下鉄有楽町線新富町駅4番出口から徒歩2分

神田新八[ 神田 ]

お燗の名酒亭でたどる冬の鍋と酒のひと時

写真:カキは北海道の厚岸や仙鳳趾から届くものを使用。蔵で3年以上寝かせた「ひこ孫」の練れた旨みが、カキの磯の風味ともろみ焼きの香ばしさを引き立てる

 燗酒の名店として有名な「神田新八」は今年で創業34年。埼玉の神亀酒造を始め、付き合いの深い蔵元は約50。その中から百種類以上の銘柄を常時揃えている。日本酒を選ぶ基準は「麹造りがしっかりしていること」と店主の佐久間丈陽さん。酒造りがしっかりなされていないと、お燗で温めたときにバランスが崩れて味が落ちるという。また、ベストな飲み頃で提供するために、常温と冷蔵の2つの倉庫で、それぞれの酒に合わせて寝かせている。

 酒だけでなく、料理にも定評がある同店の冬の名物は鍋だ。目の前で、あんこうの肝を土鍋で炒めるところから始める「あんこう鍋」は豪快。いいものが揚がった時だけ、産地から直送されるあんこうは鮮度も抜群だ。3種類の味噌を日本酒とともにブレンドしている鍋のダシは燗酒にとても合う。

 名店のお燗番がつける絶妙な燗酒と酒を呼ぶ冬の味覚。このふたつを思う存分味わえるのも、この時季ならではの楽しみだ。

[その他のメニュー]
お刺身盛り合わせ(1人前)2268円、貝のお刺身盛り合わせ3456円、旬のおすすめ734円~、酢の物842円~、サラダ734円~、焼き物518円~など

[住所]東京都千代田区鍛冶町2-9-1 ☎03-3254-9729 [営業時間]16時~22時半LO、土~22時LO [休]日・祝 [席]1階カウンター5席、テーブル50席、座敷16、2階カウンター10席、テーブル8席、お座敷27席、3階テーブル4席、個室3室、計約120席/分煙/予約可/カード可/サなし、お通し代別650円 [アクセス]JR山手線ほか神田駅東口から徒歩3分

知っておきたい「燗酒の基礎知識」

Q:日本酒を燗にすると、 味わいはどう変わる?

 日本酒を温めると、まず甘みを感じるようになり、旨みがふくよかに広がっていきます。その反面、アルコール感も強くなるので辛みも立ってきますが、それがキレにも繋がるため、濃厚な味わいの料理の後味を切ってくれる効果があり、飽きずに美味しく飲めるのです。

Q:燗酒に向く酒って どんな酒?

 基本的には、米本来の旨みが感じられる純米酒や本醸造酒がお燗には向いていると言えるでしょう。米の精米歩合が低く、フルーティーな香りの強いお酒は、燗向きとは言えません。生酒は独特の香りが立ってくるので、好みが分かれるところです。

Q:燗酒の上手な 楽しみ方は?

 日本酒は温度によって味わいが変化します。一合飲むなら少し熱めの温度から始めて、ゆっくり飲むうちに徐々に温度が低くなっていくので、味わいの変化、違いを感じられるはず。こうして自分の好みの温度帯を探すのも楽しいものです。

[ 温度帯の名称とその目安 ]

・雪冷え 5℃くらい
氷水に浸して十分に冷やした温度

・花冷え 10℃くらい
冷蔵庫に数時間入れた程度

・涼冷え 15℃くらい
お酒を冷蔵庫から出してしばらくたった温度

・日向燗 30℃くらい
温度が高いとも低いとも感じない程度

・人肌燗 35~38℃
体温と同じくらい。ぬるさを感じる

・ぬる燗 40℃くらい
体温よりやや高め。持ったときに熱さは感じない

・上燗 45℃くらい
数秒間持つとやや熱い程度。注ぐと湯気が出る

・熱燗 50℃くらい
熱く感じる。徳利から湯気が見える

・飛び切り燗 55℃以上
徳利を持った途端、熱いと感じる

Q:家で燗酒を 楽しむには?

 ご自宅で燗酒を楽しむなら、電子レンジで加熱しても問題ありません。ただし加熱し過ぎないよう、お燗モードで。繊細な燗酒は外で飲めばいいし、家で飲むときはラクな方法が一番だと思います。その代わり、徳利やぐい飲みなど酒器にこだわるのもいいものです。

このグルメ記事のライター
※写真や情報は当時の内容ですので、最新の情報とは異なる可能性があります。必ず事前にご確認の上ご利用ください。
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