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『手打ち蕎麦 ほかげ』@荏原町

上から、牡蠣味噌小鍋(1000円) 鱧板(700円)
鍋はコクと丸さの塩梅が抜群な味噌仕立て。ささがきゴボウや麩。ふっくら大ぶりな牡蠣はジューシーで口に磯の香りと旨みが溢れ出す

しっぽり昼酒もよし 普段使いしたい大人の蕎麦屋

「しっぽりお酒とおつまみを楽しんでいただける大人の蕎麦屋」にしたいのだと店主の手塚一人さんは言う。
その通り、昼時でもひとりちびりと昼酒を楽しむお客さんの姿も多い。

「本日のおつまみ」と書かれた品書きには、実際、ちょっと堪らないメニューが並ぶ。
蕎麦屋にしてほぼ欠かさず白身魚の刺身や〆鯖があり、「他のものも食べられるように」と小鍋があるのもニクイ。

鴨ロース煮(1350円)
絶妙な火の入り加減。旨みが滲み出る
上から、〆鯖・活け〆天然平目刺身(時価) 自家製牡蠣オイル漬け(900円)
しっとりとした〆鯖に、濃厚な牡蠣。どちらも酒が進む
小海老かき揚げ(700円)
カラリと揚がったかき揚げはプリプリの小海老がゴロゴロ

「料理と喧嘩しても構わないので僕の好みのものを」と置かれた酒がまた旨みののった精鋭揃い。

左から「玉川 山廃純米無濾過生原酒」「加茂福 純米吟醸無濾過生原酒」「たまか 特別純米」。旨みの強い味わいがつまみとコラボ!

石川県産が多いという〆の蕎麦は二八で、のど越し風味よく、ストンと落ち着く。ちょいちょい覗きたい店だなあ。

うす揚げと九条葱の蕎麦(1400円)
蕎麦は石川県産のものと他の産地のものをひと月ごとに変えて使う。しなやかで喉ごしのいい二八だ。温蕎麦のツユとのバランスも抜群で、たっぷり入った九条ねぎとお揚げで温まる
『ほかげ』

[住所]東京都品川区中延6-1-21
[電話]050-3761-3517
[営業時間]月~金11時半~14時(13時半LO) ※金は夜のみ、18時~22時(21時半LO)
土・日・祝11時半~14時半(14時LO)、18時~22時(21時半LO)※定休日前日は昼のみ
[定休日]月(祝の場合は翌火休)
[アクセス]東急大井町線荏原町駅正面口から徒歩3分

撮影/貝塚隆、松永直子(すぎやま)、大西尚明(ふる井、ほかげ)
取材/岡本ジュン、池田一郎(ふる井、ほかげ)

※店のデータは、2022年1月号発売時点の情報です。
※全国での新型コロナウイルスの感染拡大等により、営業時間やメニュー等に変更が生じる可能性があるため、訪問の際は、事前に各お店に最新情報をご確認くださいますようお願いいたします。また、各自治体の情報をご参照の上、充分な感染症対策を実施し、適切なご利用をお願いいたします。

※写真や情報は当時の内容ですので、最新の情報とは異なる可能性があります。必ず事前にご確認の上ご利用ください。

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おとなの週末Web編集部
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