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ペコちゃんでおなじみ老舗・不二家のチョコ、「ルック」が60周年の節目にアイスになって新発売!?

赤城乳業が、不二家との共同開発で「不二家ルックアーモンドアイスバー」(希望小売価格:151円)を2022年6月7日に全国発売しました。今回発売された同商品は、2022年に60周年を迎えた不二家のロングセラーチョコレート「ルック」をアイスバーにしたもの。

なぜ、この節目のタイミングで長年親しまれてきたチョコレートがアイスになって発売されたのでしょうか? 気になる商品概要とともに、赤城乳業の広報担当へ取材しました。

1962年誕生! 老舗チョコの歴史と「不二家ルックアーモンドアイスバー」

ケーキや洋菓子、レストラン事業でも知られる不二家が「ルック」を発売したのは1962年のこと。チョコレートのなかにクリームが入っていることも特長の同商品、今では多彩なラインナップが存在しますが、発売当時は「バナナ」「ストロベリー」「キャラメル」「コーヒー」の組み合わせで登場しました。

60年の時を経て2022年現在発売されている定番商品の「ルック(ア・ラ・モード)」は、「バナナ」「アーモンド」「ストロベリー」「パイナップル」の4つの味を楽しめる商品となっています。

こちらは不二家のロングセラー「ルック(ア・ラ・モード)」。「バナナ」「アーモンド」「ストロベリー」「パイナップル」の4つの味わいが楽しめる

今回、赤城乳業との共同開発で発売された「不二家ルックアーモンドアイスバー」は、なかでも「ルック(ア・ラ・モード)」のアーモンドをイメージして開発した商品。

香ばしいローストアーモンドを混ぜ込んだアーモンドアイスをチョココーチングし、「夏向けにさっぱりとした味わいに仕立てたアーモンドアイスとチョココーチングの組み合わせ楽しめる」商品に仕上がっているとのことで、これからの季節にもピッタリのアイスといえそう。どれだけ“ルック感”を出しているかも含めて、その味に注目です。

さて、そんな「不二家ルックアーモンドアイスバー」、なぜ60周年という節目のタイミングで発売されたのでしょうか? 赤城乳業の広報担当に聞きました。

なぜ赤城乳業とコラボでアイス化? 背景に健康志向の高まりも

やはり気になるのは、なぜこのタイミングで「不二家ルックアーモンドアイスバー」の商品化が実現したのか? ということ。

この点について赤城乳業の広報担当に聞くと、

「夏場は秋冬と比較するとチョコの消費量が落ちるため、ルック60周年を夏場は弊社のアイスでも盛り上げられれば、という思いから商品の開発を進行しました」

との回答でした。

また、前述のとおり「ルック」には、バナナやストロベリーなどさまざまなフレーバーがありますが、今回「“アーモンド”アイスバー」として商品化された背景も気になるところ。これについても下記の回答のような明確な理由がありました。

「弊社では過去にもルックとコラボした商品を発売させていただいておりますが、アーモンドのフレーバーは初となります。アーモンドは健康ブームにより注目が高く、需要は上昇傾向にあり、アイス市場においてもナッツフレーバーの購入金額も年々上がってきています」

「また、ナッツフレーバーは女性を中心に人気があることもあり、ルック(ア・ラ・モード)の『アーモンド』を再現したバーアイスを新商品として発売しました」

季節によって変動のあるチョコレートの需要、そして健康志向の高まりによるアーモンドの流行――。ロングセラーチョコレートのアイス化の背景には、チョコとアイスの「今」を反映する確かな理由があったのです。

文・撮影/おとなの週末Web編集部

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この記事のライター

おとなの週末Web編集部 高瀬
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