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ふと気づいたら、“イタリアの本場の味”が買えるお店があちこちに。今はもう、いつでも自宅で気軽にそれらを味わえる時代なのです!イタリアで修業したシェフが作る総菜やデザートを売るお店から、イタリアのパン、生ハム&チーズ、食料品の専門店までをご紹介!

『La Porta Di Fiocchi(ラ・ポルタ・ディ・フィオッキ)』 @祖師ヶ谷大蔵

リストランテが手がける絶品総菜、パン、デザートで家ごはんをアップデート!

「フィオッキ」といえば祖師谷大蔵で20年以上続く名リストランテ。「まだお店を訪れたことのない方にも気軽に味わってほしい」と2年前に、店の一角にテイクアウトショップをオープンした。

子羊骨付きスネ肉の白ワイン煮込み 1パック(1~2人分) 3000円

『La Porta Di Fiocchi(ラ・ポルタ・ディ・フィオッキ)』子羊骨付きスネ肉の白ワイン煮込み 1パック(1~2人分) 3000円 子羊のスネ肉を香味野菜やローズマリー、白ワインなどで4時間ほど煮込んだ逸品。フォークで崩せる柔らかさで、羊肉の旨み、野菜の風味が口いっぱいに広がる

ショーケースにはパッケージ詰めされた総菜やデザート、パンがズラリ。「店のメニューとは別に仕込んだものがほとんど。イタリア中~北部の料理や日本人にも親しみ深い味を中心に揃えています」と、オーナーシェフの堀川亮さんは話す。

買って帰ったらそのまま、もしくは湯煎して皿に盛るだけ。いつもの食卓が、レストランに早変わりする。

【その他のテイクアウト商品】
ペペロナータ 700円、ズッパ 1000円〜、海老とパプリカのカラブリア煮込み 2080円、国産牛ホホ肉の赤ワイン煮込み 2590円、二宮さんのホロホロ鶏の卵プリンなど(※季節によりメニューは変わります)

『La Porta Di Fiocchi(ラ・ポルタ・ディ・フィオッキ)』

[住所]東京都世田谷区祖師谷3-4-9 1階
[電話]03-3789-3355
[営業時間]金~月 11時~16時
[休日]火・水・木
[交通]小田急線祖師ヶ谷大蔵駅から徒歩4分

『Panificio Viviani(パニフィーチョ ヴィヴィアーニ)』 @永福町

ブラッシュアップしたイタリアパンの魅力を発信

昨年9月の開店以降、じわじわと人気を集めるイタリアパンの店。開いたのは、東京・神泉にあるイタリアン「オルランド」のオーナーシェフ・小串貴昌さんだ。

「イタリアでは、ここ20年でパンがブラッシュアップされました。当店で提するのも、古来の味そのものではなく、より美味しくなったイタリアのパンです」と教えてくれた。

ボンボローニ(チョコラート、クレマ) 1個 440円

『Panificio Viviani(パニフィーチョ ヴィヴィアーニ)』ボンボローニ(チョコラート、クレマ) 1個 440円 イタリア中部で定番の菓子パン。砂糖をまぶしたふわふわの甘い生地にレモンクリームが入った「クレマ」、ビターチョコクリームが入った「チョコラート」がある

すっかり看板商品となっているのは、「ボンボローニ」。催事で出したところ、イタリア人にも大ウケだったとか。早々に売り切れてしまう日もあるから、狙うなら午前中早めが確実だ。

【その他のテイクアウト商品】
チャバッタ 260円、チャバッタクランベリー 320円、コルネッティ 320円、パーネインテグラーレ 270円、オルランドのボロネーゼ 600円、ジェノベーゼ 380円、パネットーネレギュラーサイズ 3000円、ドルチェ アッルオリオ 1800円など

『Panificio Viviani(パニフィーチョ ヴィヴィアーニ)』

[住所]東京都杉並区永福4-5-18 1階
[電話]03-6379-1366
[営業時間]9時~18時
[休日]月
[交通]京王井の頭線永福町駅北口から徒歩5分

イタリアパンがぐっと広まる予感!

『フィオッキ』がテイクアウトを始めた理由は先に書いた通りだが、実はもうひとつ理由がある。

「店でパンを売りたい、という想いがあったことも大きいですね。イタリアのパンって、とても美味しいのにまだ日本では充分に知られていないでしょう?料理だけでなく、イタリアのパンも本腰を入れて作りたくなったんです」とオーナーシェフ・堀川さんは言う。

同じような想いを抱える人物がもうひとり。「パニフィーチョヴィヴィアーニ」のオーナー・小串さんだ。「トラットリアやオステリアのように、“パニフィーチョ”(イタリア語でパン屋の意味)もこれから日本に浸透させていきたいんです」と言う。

日本では、フランスのパンが先に広まってしまった感が否めない。知名度ではフランスのパンに軍配が上がるけど、美味しさではイタリアのパンも負けていないだろう。最近ではマリトッツォブームも起きたことだし、今、それを証明するときが来ているのかも。

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『Fior Di Maso(フィオール ディ マーゾ)』 @...
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おとなの週末Web編集部
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