東京駅・八重洲エリアの中でも“ヤエチカ”は庶民感覚でご飯&お酒を楽しめる店が多い。ならば、はしご酒だってできちゃう!?
ヤエチカだからこその 気軽で楽しい酒タイム
地下街で飲み歩くってなんだかディープでワクワクする。最近はめっきりオシャレになっちゃったけど、東京駅地下に広がる『ヤエチカ』も昔からお父さん達の憩いの場所。今でもそのスピリッツは失われていないのだということで、現在のヤエチカはしご酒をやってみようじゃないかってことになった。そこで『おとなの週末』編集&ライター4人組が集結。スタートは活気ある『鉄板酒場 鐵一』へ突撃!本誌東京駅特集を担当した編集・戎氏オススメである。
イチオシという鉄板に乗った「ホットとん」は豚バラが特製ホッとソースにまみれたヤバイやつ。串カツを卵で包んで、マヨとソースをかけた「オムかつ」もいっとこう。こ、これはビールが止まらん!
『鉄板酒場 鐵一』ハムカツ 目玉焼きトッピング
ふと見るとメニューに「目玉焼き」100円を発見。思わずオーダーしたら「トッピング用です」と店長さんが親切に教えてくれた。なぁるほど~、それじゃあとせっかくだからとハムカツにトッピングしてみた。実はワタクシ、ハムエッグ大好き。様々なハムエッグを食べたけどハムカツエッグは斬新かもしれない。
なんだかすっかり落ち着いちゃったが、こんなんじゃ一軒で完結してしまうではないか、と我に返って慌てて移動することに。お次は『天麩羅 えびのや ヤエチカ店』を目指すもあえなく満席にて断念。
「どうする?どうする?」というわけで目の前にある『エリックサウス ヤエチカ店』に方向転換した。ここはミールス(南インドの定食)で有名なインドカレー店。でも実は、居酒屋的に飲めるんじゃないかなぁと常々狙っていたのだ。一応お店の方に確認すると「おつまみはいっぱいあります。飲んじゃってください(笑)」とのお言葉。「やったー」と即入店。
『エリックサウス ヤエチカ店』チキン65
オーダーしたのはインドの唐揚げ「チキン65」。ちなみに「ゴビ65」と言うのもあって、ゴビといえばカリフラワーのことで、さしずめベジタリアン版「チキン65」と言うわけだ。「〆に中華行きましょ~」と言う編集・武内氏にくっついて3軒目『ちょもらんま酒場ヤエチカ店』へ。
ここでびっくりしたのは、30代女子がいっぱいいたこと。しかも美人率高しで地下街なのに華やか~なムード。中高年チームの我々はやや肩身の狭さを感じながら女子の花園(てほどでもないけど)でなんとなくほんわかしながら飲んだのであった。飲み屋街としての機能、ヤエチカには健在なのです、おとーさん。