とうふや おもむろ(国領/豆腐)ミルキーな甘さの豆腐や湯葉が人気

濃厚な甘さの「汲みゆば」(奥)500円は主にミヤギシロメという大豆を使用。「絹とうふ」は250円

全店実食調査!『おとなの週末』が自信を持っておすすめするお店をご紹介します。今回は、東京・国領の豆腐店『とうふや おもむろ』です。 ※コロナ禍で外食が自粛・縮小されている状況ですが、ぜひ知っておいて欲しい飲食店を、ご紹介…

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全店実食調査!『おとなの週末』が自信を持っておすすめするお店をご紹介します。今回は、東京・国領の豆腐店『とうふや おもむろ』です。

※コロナ禍で外食が自粛・縮小されている状況ですが、ぜひ知っておいて欲しい飲食店を、ご紹介しています。

食べる人と作る人をつなげる店を目指して

日曜日の夕方、ひょいと路地を入った場所にあるこの店を訪ねると、ひっきりなしにお客がやって来ていた。豆腐を手に店を出てくる顔のうれしそうなこと、なんだかこちらまでうれしくなってしまう。

店主の伊藤正樹さんは、地域の接点となるような店を思い描いてこの街へやってきたという。店前にさりげなく床几(しょうぎ)を置いているのもそんな理由で、ここで井戸端会議が開かれるのを密かに期待しているからだ。

伊藤さんは会社員からの転身組。今の時代にあえて豆腐屋を目指したのは、会社を辞めてモノを造り出す仕事がしたいと考えていたときに、とある街の豆腐店の豆腐を食べて衝撃を受けたことがきっかけだ。

豆腐作り、原材料選び、農業のことなど豆腐の先にある世界観を表現する姿勢に強く感銘を受けてその店の門を叩いた。さらに大豆問屋でも働き、豆腐作り、大豆、農業のことなどを現場で学び昨年独立。

現在は在来種を中心に、修業時代に知り合った生産者の大豆を使い豆腐を作る。

「汲みゆば」500円、「絹とうふ」250円

『とうふや おもむろ』濃厚な甘さの「汲みゆば」(奥)500円は主にミヤギシロメという大豆を使用。「絹とうふ」は250円

口に含むとミルキーな大豆の甘みと香りが立ちのぼる豆腐は印象的で、手にするなり今夜の食卓を想像して思わず笑顔になる。みんなのうれしそうな顔の理由はこれだったのか。

『とうふや おもむろ』

[住所]東京都調布市国領町4-46-17 エクレール国領104
[電話]042-445-2423
[営業時間]12時〜19時
[休日]月・火
[交通]京王線国領駅南口から徒歩4分

撮影/西崎進也、岡本ジュン

※2022年10月号発売時点の情報です。

※全国での新型コロナウイルスの感染拡大等により、営業時間やメニュー等に変更が生じる可能性があるため、訪問の際は、事前に各お店に最新情報をご確認くださいますようお願いいたします。また、各自治体の情報をご参照の上、充分な感染症対策を実施し、適切なご利用をお願いいたします。

※写真や情報は当時の内容ですので、最新の情報とは異なる可能性があります。必ず事前にご確認の上ご利用ください。

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