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洋食、中華、専門店で「テイクアウトできる名店の弁当」を大調査。その結果、見つかった“ちょっといい”弁当をご紹介。持ち帰れば、おうち時間や花見がより楽しくなること間違いなしです!

【洋食弁当】『レストラン香味屋(かみや)』 @入谷

創業から百年の老舗が紡いだ名作料理が集結

琥珀色にきらめくコンソメスープに、官能的な艶をまとったビーフシチュー。創業から間もなく百年を迎える老舗が作るのは、洋食の伝統を受け継いだすこぶる上等な料理ばかり。

ほぼすべてのメニューが持ち帰り可能で、さらに近所には配達までしているのも、かつてこの地が花柳界で賑わい芸者衆からも出前の注文がひっきりなしに入った時代の名残りだろう。

そんな店のいいとこ取りが弁当。

黒折スペシャル洋食弁当A 4100円

『レストラン香味屋(かみや)』黒折スペシャル洋食弁当A 4100円 ご飯の隣には店で人気の揚げ物、鶏の唐揚げに牛タンコロッケ、ひと口カツの3種が入る。白身魚のエスカベッシュ、スタッフドエッグ、車エビと彩り華やかな冷菜類からも丁寧な仕事が伝わってくる

上段にはローストビーフにホタテのテリーヌなどの冷菜を彩りよく詰め込んで、下段は食べ応えもばっちりの揚げ物ゾーン。まるでコースを楽しむような折詰に蓋を開けたそばからわくわくが止まらない。

【イートインならこれをぜひ!】メンチカツ 2500円

『レストラン香味屋(かみや)』メンチカツ 2500円 ナイフを入れた途端に肉汁があふれるほどジューシー。自慢のコク深いデミグラスが牛肉の旨みをまろやかに包み込む
『レストラン香味屋(かみや)』

[住所]東京都台東区根岸3-18-18
[電話]03-3873-2116
[営業時間]11時半~22時(20時半LO)
[休日]水・木
[交通]地下鉄日比谷線入谷駅4番出口から徒歩5分
[テイクアウト情報]電話予約可、当日注文可、近隣のみデリバリーあり

【干物弁当】『銀座伴助(ばんすけ)』 @東銀座

ブランド干物と香り高き海苔弁を一度に味わう

福島県いわき市で昭和28(1953)年に創業した『伴助』。魚の目利きから職人による手仕込みの加工を経た干物は、贈答用にも重宝される高級品だ。

その味を定食やコースで楽しめる同店が、昼のみ販売する弁当がこれまた上々

おかずはサバ、縞ホッケ、赤魚などから好みの干物を選べるうえにハーフ&ハーフも可。肉厚な身から広がる上品な旨みに、思わずさすがと舌を巻く。

お仕立て米の2段のり弁と旨い高級干物弁当 1296円

『銀座伴助(ばんすけ)』お仕立て米の2段のり弁と旨い高級干物弁当 1296円 干物は専用のオーブンで身はふっくら、皮目はパリッと焼き上げる。写真はサバと縞ホッケ。副菜にはつみれや玉子焼きなどが付く

別容器には特製の醤油ダレにくぐらせた海苔の層を2段に重ねたご飯がin。そこへカツオや昆布に鶏ガラのコクを合わせた付属の濃縮エキスとお湯を注ぎダシ茶漬けでフィニッシュ。おいしさと共に楽しさもたくさん詰まっている。

【イートインならこれをぜひ!】彩り3種干物定食 2420円(日・祝、夜は2860円)

『銀座伴助(ばんすけ)』彩り3種干物定食 2420円(日・祝、夜は2860円) 人気のサバ、赤魚、縞ホッケを味わえる。五つ星マイスターがセレクトしブレンドした「お仕立て米」のご飯も抜群だ
『銀座伴助(ばんすけ)』

[住所]東京都中央区銀座5-14-8 ワカホビル1階
[電話]03-6264-4746
[営業時間]11時~15時(14時半LO)、17時~22時半(21時半LO)、日・祝11時~17時(16時LO)
[休日]土
[交通]地下鉄日比谷線ほか東銀座駅4番出口から徒歩2分
[テイクアウト情報]前日までに電話予約、当日店頭販売あり(数量限定)。デリバリーなし

【中華弁当】『新世界菜館』 @神保町

風格あふれるスター級おかずがズラリ勢揃い!

明治期、中国人留学生の居住区でもあった神保町には、今も中華料理店が多く軒を連ねる。中でも上海料理を軸にした古株の同店では、シーズンになると自社輸入する質の高い上海蟹を求めてファンが詰めかける。

そんな店の弁当は蓋を開けた瞬間から豪華なおかずの数々に思わずニヤリ

特製角煮弁当 1940円

『新世界菜館』特製角煮弁当 1940円 角煮の煮汁はあっさりとした醤油ベースで皮付き豚バラの風味を引き立てる。ひと口では頬張り切れない大きなシュウマイにもうれしくなる

まず目に飛び込んでくるのが見事な豚の角煮。下茹でから始まり丁寧に時間と手間をかけたそれは煮汁が沁みて柔らかな口当たりだ。余分な脂を落としているので、このサイズでもペロリと入る

さらにエビチリ、春巻き、特大シュウマイとスター級のおかずも勢揃いで、これらを肴にまずはビールから始めるのも大いにあり。

【イートインならこれをぜひ!】上海蟹みそとふかひれのスープ 2200円

『新世界菜館』上海蟹みそとふかひれのスープ 2200円 旬の時期の上海蟹のミソをたっぷり使用。清湯をベースにした上品なスープに風味とコクが溶け合う贅沢な味わいだ
『新世界菜館』

[住所]東京都千代田区神田神保町2-2
[電話]03-3261-4957
[営業時間]11時~15時(14時半LO)、17時~22時(21時LO)
[休日]年末年始、GW
[交通]地下鉄半蔵門線ほか神保町駅A3出口から徒歩1分
[テイクアウト情報]電話予約可、当日注文可、デリバリーなし

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おとなの週末Web編集部
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