電子機器・リモコン設計の製造会社が生み出した起死回生の商品
いかがでしたか? あー、聴いたことあると思ったでしょ? さて、ここからは呼び込み君について説明していきましょう。そもそもこちら「ミニ」と書いてあるということは、もともと「呼び込み君」というのが存在するわけでございます。
「呼び込み君」は、群馬電機株式会社で製造・販売。家電や設備機器等の電子機器・リモコン設計の製造会社によるオリジナル商品です。開発秘話が同社のHPに掲載されているので、そちらをご覧ください。プチプロジェクトXですよ。
あの「ポポーポ、ポポポ」の制作秘話にもなっていて、面白いですよね。あの曲はアップテンポ調なんだな、とか。
その「呼び込み君」、サイズは幅210mm×奥行215mm×高さ82mm。「呼び込み君ミニDX」が、全長約53mmなので、そこまで大差ない? 機能としてはBGMを流し、人感センサーで録音したアナウンスを流せるというもの。にしても、こんなかわいらしい子がスーパーに置かれているのを見たことがなかったぞ。
今回購入した「呼び込み君ミニDX」、実は第2弾。DXがついていない「呼び込み君ミニ」が2021年12月に発売されていたのです。こちらは、静岡にある株式会社 青島文化教材社が製造・販売。プラモデル好きの人には馴染み深いメーカーです。それで静岡のサービスエリアで売られていたわけですね。
この青島さんが作っている本商品の動画がなかなかイケてます。正直、僕の作った音声動画がしょぼくてしょぼくて……。お時間あれば、そちらもチェックしてみてください。
話が逸れました。「呼び込み君ミニ」は発売まもなく完売。2022年1月に再生産したほど人気を集めたのです。恥ずかしながら知らなかった……。
今回のDXは、なんと前作から1曲追加! 「呼び込み君」に標準搭載されている、ボサノバ調の「No.2」を収録。「ポポーポ、ポポポ」の「No.4」と背中で切り替えられるようになっています。
ちなみに再生中にボタンを押すと頭出しされ、再生中に3秒間ボタンを長押しすると再生中止されます。
そして、この「呼び込み君ミニDX」。顔を変えることができるんです。