フリーライター白石あづささんが、街の美術館では見かけないけれど、未来に残したいコレクションを紹介する、本誌人気連載『奇天烈ミュージアム』。4月14日発売号の第21回は、青森県鶴田町を「ハゲの聖地」にすべく活動する集団「ツ…
画像ギャラリーフリーライター白石あづささんが、街の美術館では見かけないけれど、未来に残したいコレクションを紹介する、本誌人気連載『奇天烈ミュージアム』。4月14日発売号の第21回は、青森県鶴田町を「ハゲの聖地」にすべく活動する集団「ツル多はげます会」を訪ねました。
2月22日は、猫の日ならぬ「ハゲの日」!?
青森県鶴田町を「ハゲの聖地」にすべく、平成元年、ハゲ頭10人によって発足された「ツル多はげます会」。ハゲ頭を見れば声をかけ、会員を増やしてきました。
そんな「ツル多はげます会」は、毎年2月22日に「有多毛(うたげ)」という会を開いています。世間では「にゃんにゃんにゃん」の猫の日ですが、ここでは「ツルツルツル」のハゲの日。
「有多毛(うたげ)」では、くり抜かれた絵から出した頭が誰のものか当てるクイズ「平和の光当てクイズ」や、ハゲ頭めがけて冷却シートを投げる「ハゲピタダーツ」など、お楽しみがたくさん!
ただ、この「ツル多はげます会」、スローガンは『ハゲの光は平和の光 暗い世の中 明るく照らす』。「我々はハゲのエリート、目指すは世界進出」と胸を張り、「怪我(毛が)ないよう」に交通安全を呼び掛けたりと、社会光(貢)献にも精を出しています。
頭も気持ちも、周囲さえも明るく!世界規模の目標を掲げる「ツル多はげます会」は、「日本最強のハゲ頭集団」なのでした。
『おとなの週末2023年5月号』は4月14日(金)発売!
「ツル多はげます会」の世界、その全貌はぜひ本誌で!
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