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【Food Recipe】

『サーモンのハーブカルパッチョ』

【材料】2人分)
・サーモン(刺身用)…4切れ
・塩、胡椒…各少々
・ディル…適量
・サワークリーム(あれば)…大さじ3
・紫玉ねぎのみじん切り(あれば)…小さじ1
・オリーブオイル…適量

『サーモンのハーブカルパッチョ』

作り方
1.サーモンは塩、胡椒をふる。ディルは葉先を手でちぎる。サワークリームと玉ねぎは混ぜ合わせる。

2.器に1のサワークリームをひいてサーモンを並べ、ディルを散らしてオリーブオイルをかける。

point
爽やかな芳香を持つディルは、魚の匂いをマスキングする。噛むと香りがはじけるので生のままトッピングを。ディルの代わりに刻んだコリアンダー、フェンネル、イタリアンパセリを使っても。サワークリームはなしでもOK

『厚切り豚肉のセージ風味』

材料】(2人分)
・骨付き豚ロース肉(または厚切りのロース肉)…300g
・塩、胡椒…各少々
・セージ…5〜6葉
・ニンニク(せん切り)…1/2片分
・グリーンアスパラガス、パプリカ…各適量
・オリーブオイル(または好みの油)…適量

『厚切り豚肉のセージ風味』

作り方
1.豚肉の両面に塩、胡椒をふる。片面に5〜6か所切り込みを入れ、セージの葉、ニンニクを刺す。アスパラガスは根元を落とし、下から1/3の皮をむく。パプリカはひと口大に切る。

2.フライパンにオリーブオイルをひき、1の豚肉を切込みのない面を下にして入れ、中弱火で焼く。肉の側面がしっかり焼けたら返し、野菜を加えて肉、野菜に火が通るまで一緒に焼く。

point
セージはその独特のえぐみ(タンニン)が肉の脂っぽさを引き締めてくれ、臭み消しにもなる。臭み消しなら、ローズマリーやタイムも効果的。シンプルな塩味の豚肉ソテーは、ハーブをアクセントにするとおもてなし料理に早変わり

『ヨーグルトミントきゅうりのサラダ』

材料】(2人分)
・ヨーグルト…400g
・きゅうり…1本
・おろしニンニク…1/2片分
・塩…小さじ1/4
・ミント…2枝
・オリーブオイル…適量

『ヨーグルトミントきゅうりのサラダ』

作り方
1.ボウルにざるを重ね、ざるに清潔なガーゼまたは厚手のキッチンペーパーをしいてヨーグルトを入れ、半日置いて水切りする。

2.きゅうりは板ずりして、ピーラーで縞目に皮をむき、薄切りにして、さらにざく切りにする。塩少々(分量外)をふってしばらくおき、水気をよく搾る。

3.1をボウルに入れ、ニンニク、塩、粗みじんに切ったミントの葉を混ぜる。2も加えてさっくり混ぜ、器に盛り、オリーブオイルをかけてミントの葉(分量外)を飾る。

point
ミント+ヨーグルト+キュウリはギリシャの定番。野菜や肉、魚にも合う万能の組み合わせだ。ミントの他に、コリアンダー、パセリ、イタリアンパセリ、またシソやミョウガといった和のハーブに替えても新鮮な組み合わせになる

『イワシのオーブン焼き』

材料】(作りやすい分量)
・イワシ…5尾
・米なす…1本
・ニンニク(みじん切り)…1/2片分
・セロリ(薄切り)、にんじん(薄い短冊切り)、玉ねぎ(縦薄切り)…各少々
・塩、胡椒…各少々
・オリーブオイル…適量
ハーブドレッシング(1回分)
(オリーブオイル…大さじ1、好みの酢…小さじ1、ニンニクのみじん切り…1/2片分、塩…小さじ1/4、胡椒…少々、タイムの葉のみじん切り…1枝分、生の唐辛子のみじん切り…少々)

『イワシのオーブン焼き』

作り方
1.ドレッシングはすべての材料を混ぜ合わせる。なすは約1.5cm厚さの輪切りにし、格子状に切れ目を入れる。

2.イワシは手開きにして塩、胡椒をふり、セロリ、にんじん、玉ねぎ、ニンニクをはさむ。

3.耐熱皿に1のなすを広げ上に2のイワシを並べ、オリーブオイルを回しかける。あらかじめ180℃に予熱したオーブンで、火が通るまで15分ほど焼く。器に盛り、1のドレッシングを回しかける。

point
ハーブドレッシングは一度にたくさん作るより、合わせる食材でハーブを変えて作るのがいい。魚にはタイムやイタリアンパセリ、鶏肉やラムのグリルにはローズマリー、野菜ならミントやバジルがおすすめ

考えすぎず“あるものを使う”感覚で気軽に楽しく

ハーブ使いのビギナーは、とりあえずドリンク類に入れてみるのが一番。なにしろ手っ取り早くて楽ちん、しかも香りや味わいがわかりやすく伝わるので楽しいんです!例えばローズマリーやタイム、ラベンダーなどの枝物は、マドラーがわりにそのままグラスに差し込んでおけばいいし(浸けるほどに香りが増す)、コリアンダーやミントなど葉物のハーブは、お好みで葉を潰しながら飲んでも。

また、料理などで使いきれずに残ったハーブは「あるものハーブティー」にすればよし。相性や組み合わせをあまり難しく考え過ぎず、楽しみながらハーブを取り入れませんか?

フードコーディネート/タカハシユキ、撮影/橋本真美、文/岡本ジュン

2023年8月号

※2023年8月号発売時点の情報です。

※写真や情報は当時の内容ですので、最新の情報とは異なる可能性があります。必ず事前にご確認の上ご利用ください。

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おとなの週末Web編集部
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