親が楽しむのを横目で見つつ、いつかあの味を自分も……懐かしの昭和は憧れの昭和でもあった。ここではあの頃の憧れの一部を集めてみた。戦後すぐはともかく、昭和は豪華だった!? 【食べる】 1．百貨店での定番と憧れのひと皿は今も…
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親が楽しむのを横目で見つつ、いつかあの味を自分も……懐かしの昭和は憧れの昭和でもあった。ここではあの頃の憧れの一部を集めてみた。戦後すぐはともかく、昭和は豪華だった!?
【食べる】
1．百貨店での定番と憧れのひと皿は今も健在なり！
清く正しい昭和家族の休日の贅沢といえば、家族三世代総出で百貨店！そしてそのクライマックスこそが、百貨店のお好み食堂での食事であった。おじいちゃんの蕎麦に始まり、お母さんの焼きそば、そしてボクは絶対お子さまランチ！という老若男女、誰もが満足できる幅広い和洋中メニュー。
しかし今、そんな好み食堂の数が激減。これは由々しき事態！と思いきや、その伝統を守り、進化させている百貨店の食堂がある。「松坂屋 上野店」の『お好みダイニング カトレヤ』だ。老若男女はもちろん、何十年も通う常連さんから、東京観光の折に訪れたお客様まで、お好みの味をユックリどうぞ。
松坂屋上野店『お好みダイニング カトレヤ』
「広小路御膳」は刺身、天ぷら、焼物など、和食の百貨店！エビも色鮮やかな「海鮮かた焼きそば」。令和版お子様ランチ「キッズプレート」はオモチャ付
広小路御膳 2950円
［住所］東京都台東区上野3-29-5 松坂屋上野店7階
［電話］03-3832-1111（松坂屋上野店大代表）
［営業時間］11時〜18時（18時半LO）
［休日］元日
［交通］地下鉄銀座線ほか上野広小路駅と直結
2．憧れのあのスターたちが東京ドームホテルに集結
水道橋にある東京ドームホテルの、ブッフェレストラン、スーパーダイニング『リラッサ』が『昭和レトログルメフェア』を開催中というニュースをゲット。通常のブッフェメニューに加え、ナポリタンやオムライス、プリン・ア・ラ・モードといった昭和のスター料理も食べ放題。自分で盛りつけるお子様ランチも楽しめる！
［詳細］https://www.tokyodome-hotels.co.jp/restaurants/list/rilassa/
【飲む】
3．サイドボードに鎮座していた大人の美味は今!?
昭和の象徴といってもいいウイスキー。それがサントリーの『オールド』。通称ダルマ！洒落た家のサイドボードには必ず置かれてた超ベストセラー。なのに最近なかなか見かけない。
どこかで呑めないか？と思ったら、最高にうまい水割りで呑ませる店を神田で発見。なんと店名もそのものズバリ『ダルマ』！名水で前割りし貯蔵しているので、酒と水の角が取れ、まろやかに融合！舌の上でとろけ、鼻に抜けてゆくシェリーっぽい香りに全官能が狂喜すること必至！
『酒場 ダルマ』
氷は溶けにくい角氷一本。上から覗くと氷越しにダルマのイラストが。一杯590円。お代わり2杯目以降390円。これは昭和並みの安さ
［住所］東京都千代田区内神田3-14-8 地下1階
［営業時間］11時半〜14時LO、17時〜22時LO
［休日］日・祝
［交通］JR山手線ほか神田駅西口から徒歩3分
4．酒×歌×会話＝癒し空間 “スナック”を嗜む
歌は世につれ、世は歌につれで、昭和の歌を聞いたり、歌ったりすると、あの時代をリアルに思い出すもんです。となれば、スナックで昭和の歌でも景気よく歌うことこそ、『おいしい昭和』の締めに相応しい。
店名も昭和からのスナック店名の王道である学芸大学の名スナック『愛』で昭和歌謡（新御三家＆ジュリー）を歌えば、気の効くスタッフ、気さくな常連さん、店内全員の心がひとつになって嵐のように盛り上がる。令和でも昭和魂は不滅だ！
『スナック「愛」』
ボトル（4000円〜）入れれば、チャージひとり4000円で、オツマミ付で、嬉しいことにカラオケ無料で唄い放題。ショットのお酒も有。
［詳細］https://ai-snack.amebaownd.com
［住所］東京都目黒区鷹番3-6-16 サンワビル3階
［電話］03-6303-4663
［営業時間］20時〜24時
［休日］日・祝
［交通］東急東横線学芸大学駅より徒歩1分
取材・撮影／カーツさとう
※2023年10月号発売時点の情報です。
※写真や情報は当時の内容ですので、最新の情報とは異なる可能性があります。必ず事前にご確認の上ご利用ください。
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