人気パン屋さんがうどん店に!
原宿を歩いていると、弊誌で何度か紹介させていただいたパン屋さん『なんすかぱんすか』がうどん店になっていた。ここのパンが好きだった僕としては、まず閉店していたことに驚いたが、うどん店になったことにもっとビックリした。
パン好きだけどうどんも大好きな自分としては、これも何かの縁だと入ってみた。
派手な外観はほぼそのままだけど、中はパン屋さんの面影なし。洞窟の中に入ったかのような雰囲気だ。しかも、立ち食いスタイル。なんともオシャレである。
入り口脇にある券売機でメニューを選び、発券。店内奥で食券を渡し、しばし待つ。ちなみに、現金払いもキャッシュレス決済もOKだった。
注文したのは、人気No.1の「肉うどん」(1000円)、トッピングに「生たまご」(100円)、「とり天」(200円)そしてご飯ものの「麻辣肉めし」(300円)。
うどんは温・冷を選ぶことができ、食べた日はまだまだ残暑が残っていたときだったので「冷」にした。
うどんを食べて驚いた。ぬるっとした麺肌で、噛むとパッっとキレる。細めだけどコシもあって食感が独特なのだ。こういうのは食べたことはない、おいしい。でも不思議。頭の中に疑問符が浮かんでは消え、浮かんでは消え、食べ進めていく。
ツユはイリコの香りがふわりと漂うやさしい味わい。そこに甘く煮た牛肉が絡む。生姜がいいアクセントだ。途中で生卵を入れて味変を敢行。すき焼き風にして楽しんだ。
卓上調味料には、定番の七味に加え、ナンプラーに米酢、ダシ醤油と多彩なラインナップだった。このあたりを加えていくのも楽しい。