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サウナ愛好家御用達のドリンクで水分補給

猛烈な冷風でクールダウンしたあとは、汗をかいた分の水分補給をしなければ。

受付の横にある『カフェ マケア』で、サウナーの間では定番の「オロポ」(430円/岩盤浴着着用時は330円)というドリンクが購入できる。ほてった体が欲するシュワシュワ感と清涼感。汗をかいたあとの体にスーッとしみ込んでいく。

「オロポ」430円(岩盤浴着を着用していると330円)。文字どおり、オロナミンCとポカリスエットを合わせたドリンク
オロポ430円(岩盤浴着を着用していると330円)。文字どおり、オロナミンCとポカリスエットを合わせたドリンク

軽くもうひと汗かこうと最後に入室したのは、アート岩盤浴ルーム「アイスティア」

LED光と水を用いたアトラクションが幻想的で、水のはじける音やしたたる音もヒーリングミュージックのように気持ちをリラックスさせてくれる。一度クールダウンした体が再び温まったことでついウトウト。ハッと目を覚ますと、アトラクションの一環であるミストが室内に充満しており、雲の上にいるかのような不思議な感覚を味わわせてくれた。

特殊なLED光が本物の水に透過し、反射することで流星のようなきらめきを放つ
特殊なLED光が本物の水に透過し、反射することで流星のようなきらめきを放つ

私は来館直後からアトラクションに参加したが、過ごし方は千差万別。岩盤浴を楽しむだけではなく、おなかがすいたらレストランで食事をして、ラウンジエリアでおしゃべりをして、テレビを見たり漫画を読んだり、眠くなったら昼寝をしたりと、とにかく選択肢がたくさん。

個人的にはテラス席が快適で、岩盤浴→テラス席→岩盤浴を何度も繰り返した。イスに座ってボーッとするのもいいし、目の前の泉ヶ岳を眺めるのもいい。

仙台市民にとって身近な山である泉ヶ岳が一望できる。このロケーションも大きな魅力
仙台市民にとって身近な山である泉ヶ岳が一望できる。このロケーションも大きな魅力

ふだん運動らしい運動はせず、徒歩圏内のコンビニにも車で出かける私が、こんなに汗をかいたのはいつぶりだったか。

体を温めて冷やすという刺激を体に与え、体内から抜けた水分をすぐさま補うことで、体が軽くなり、心なしか頭もスッキリした気がした。

しかし、この時点で「ととのう」感覚は得られず。あれはやはり、サウナで味わえるものなのか?

とりあえず岩盤浴着がだいぶ湿ったし、そろそろ汗を流して、ガッツリお腹も満たそう。

「ヌック」とは、フィンランド語で「寝る、昼寝、寝転がる」という意味。広い館内に、気ままに過ごせる自分だけの空間があるというのも贅沢だ
「ヌック」とは、フィンランド語で「寝る、昼寝、寝転がる」という意味。広い館内に、気ままに過ごせる自分だけの空間があるというのも贅沢だ

後編では、空腹を満たし、お風呂で汗を流す。天然温泉&サウナエリアでの過ごし方をお届けします。

■『愛子天空の湯 そよぎの杜』
[住所]宮城県仙台市青葉区錦ケ丘1-2-88
[電話番号]022-796-1534
[営業時間]9時~翌1時(最終受付24時15分)
[定休日]なし
[料金]入館料:平日990円、土・日・祝1210円 岩盤浴:平日550円、土・日・祝660円※タオルや岩盤浴着のレンタルも別途あり
[交通]車:東北自動車道仙台宮城ICから約5分 電車:JR愛子駅から愛子観光バス3分の錦ケ丘中学校前下車、徒歩4分

写真提供/株式会社GEN 取材・撮影/阿部真奈美

※写真や情報は取材時の内容ですので、最新の情報とは異なる可能性があります。必ず事前にご確認の上ご利用ください。

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阿部真奈美
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