6位以降はコレ!
【6】おまかせコース 11000円『鮨おにかい』@中目黒
江戸前寿司の粋とまぐろの旨さを納得価格で
【7】かき氷徳之島産黒蜜きなこ 1050円『北斎茶房』@錦糸町
黒蜜と京きなこの名コンビ。素材の良さが生きる
【8】かき氷トマトとアマーロのムース 2100円『麦酒屋るぷりん』@銀座
完熟トマトの香りに苦甘を加えた、大人のかき氷
【9】豚肩ロースステーキカレー 1300円『RスリランカTOKYO』@神保町
豚肉の迫力もたまらん九州発のスリランカ系
【10】會舘風ジンフィズ 2090円『東京會舘メインバー』@二重橋前
ジンフィズとミルクの組み合わせは今も新鮮
ふわふわアジフライとオトナなかき氷に50代吞兵衛、どハマり
飯「初めまして! なんですよね、ワタシ」
池「ダンディ池田です(キリッ)」
飯「オモロ酒飲みおじさんと認識していますが」
武「くくっ。さっそく1位をお願いします、ラッキーではなく、ダンディ池田さん!」
池「あのねえ、オレ、1位も2位もアジフライなんだけど」
飯「えっ、オモロない(笑)」
池「だよな、でもこれが正直なランキングって訳だ。『ふるはうす』のジャンボアジフライが、いいのよ。小田原早川漁港で揚がる肉厚のアジを使っていて、サクフワで旨み絶大。もう眼から鱗だった。魚だけにネ!」
武「あ~、頑張って(笑)。2位は、三浦の?」
池「そう、『湧魚』。漁師でもある店主が自ら船に乗っていてさ。目利きされた黄金アジはピカピカでモノが違うのなんの」
飯「へぇ、アジってそこまで違いがないと思っていたから、それは食べ比べてみたい!」
武「どちらも覆面取材で見つけたお店ですね」
池「食べ比べるなら、三浦・小田原経由で、浜松まで足を伸ばさない? 『かねりん』のうな重が食べたいのよ。あっ、これが3位ね」
飯「(4月号誌面を見つめ)飴色のツヤ、いいわあ。香り立つよう。えっ、店主も男前」
池「そ、この5代目が焼き上げるうなぎが、力強い旨みで。パワーをもらったーってなる」
飯「行きましょ、浜松へ!」
武「うなぎと店主のどちらが目当てかわかりませんが。ちなみに、4位以降は都内ですか?」
池「うん、4位の『食堂もり川』は本郷で100年以上。東大生の胃袋を守ってきた味は伊達じゃない。5位『蕎麦松風』のひやかけそばは、美しく清々しく新しい。で、6位は『鮨おにかい』。鮨の魅力を知る入口としてもおすすめ」
飯「ってきて、次にかき氷がランクインとは!」
池「破天荒でしょ(笑)。でもよくってさ。8位『麦酒屋るぷりん』はバーなんだけど、リキュールも効いた“呑める”かき氷なんだよ」
武「呑むといえば、10位にはカクテルも」
池「『東京會舘メインバー』の會舘風ジンフィズね。クラシックでストーリーがあって。でも飲むと新鮮でさ。あぁ、一杯やりたい! じゅる~」
武「口元を拭ったら一杯飲みに行きましょう」
※2024年1月号発売時点の情報です。
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