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毎月、各特集の取材に明け暮れる「おとなの週末」ライターたち。その日常をご紹介します!今回は、松田有美編。11月号(10月発売)は、待望のお寿司企画。のんびりした性格とタイミングの悪さが災いして気づけば時間が……。追い込まれつつも、食べる楽しさは忘れないちゃっかり者です(自分で言うな?)

3人兄弟の末っ子、超マイペースな私もさすがに焦りまくる!

×日:「駅ナカチェーン寿司」リサーチのため、『金沢まいもん寿司 珠姫 大手町』へ。本当はランチに行くはずが、急な打ち合わせが入ってしまい、ディナーに変更。編集の戎さんに「夜だとちょっと値段が高いけど大丈夫?」と確認の連絡を入れる。我ながら初心者だ(笑)。無事にOKが出て食べた4000円の「夕月」は、特にのど黒の握りが秀逸。やっぱり金沢のお魚はおいしいな。

×日:昼、北千住の『回転寿司みさき エキア北千住』でリサーチ。回るお寿司は久々だけど、もはや注文は口頭ではなくタッチパネル主流なのね。会計までオーダーできて、スムーズ!夜は会社の人たち(私、一応会社員なのです)と近くの牛タン屋で食事会。牛たん焼きと茹でたんは鉄板のおいしさだけど、一番気に入ったのは味の染みた煮込み。レモンサワーを何杯おかわりしたことか。社長、楽しい時間をありがとうございますー。

×日:中学時代からの友人Nと浅草の蕎麦屋『仁行』で食事。彼女はおいしいものの目利きがハンパなく、とても貴重な存在だ。この店も茨城県笠間市から移転して、今年6月にオープンしたばかり。お任せのそば懐石コースは、ゴーヤとミョウガ、じゃこのお浸しに始まり、出汁巻き玉子、もずく蕎麦、蕎麦寿司、銀鱈西京焼きなど、どれも絶品!日本酒が進む!極細の蕎麦はのど越し抜群で、これまた旨いのひと言。梅おろしぶっかけ蕎麦、プリンと桃のババロアのデザートまで完食してお腹パンパン!ああ、幸せだ。

『仁行』の梅おろしぶっかけ蕎麦。さんざん食べて飲んだ後だけどスルスル食べられるから不思議

×日:夜、水道橋で贅沢寿司のリサーチ。寿司はおいしい。ネタもいい物を使っている。でもね……、値段の割に満足度が今一歩で取材候補には入らず。残念。やっぱり読者には、味もサービスもコスパも三ツ星のいい店を紹介したいですから!しかし、いつもなら取材が半分以上終わっている時期に、まだリサーチしていて大丈夫だろうか……(漠然とした不安を感じている)。

×日:昼から東京ディズニーシーに出かける。長年パークのガイドブック制作に携わっており、その勉強がてら、後輩さんたちを引率してのインパ(入園)なのだ。それにしても、コロナ禍の頃が嘘のような賑わいぶり。飲食店もそうだけど、好きな場所に活気があるのはうれしい!この日は合計11のアトラクションとショーを体験し、クタクタで帰宅。スマホのアプリを見てみたら、なんと2万3815歩!ええ~、明日取材なのに、絶対に足が痛くなる~。念入りにマッサージして就寝。

パークのハロウィーン限定スイーツチュロス(メイプルパンプキン)。食べ歩きの王道おやつはコレよね♪

×日:アイタタ……。翌日、やはり足に疲れが残る。でも、取材を頑張るぞ。しかし、ほかの店のアポがうまくいかず、焦燥感がつのる……。

×日:パンを買いに日暮里の『ヴァーネル』に行こうとしたら閉店していた。ショック!酸味のあるサワードウが大好きなのだけど、あまり見かけないのだ。調べると麹町の『No.4』がヒットしたので急いで出かける。無事に購入でき、気分はホクホク♪翌週からの原稿書きに備えてワインで家呑み。

『No.4』で購入したサワードウ2種類。クロワッサンがおいしくて驚き!『カルディ』のスカンピソースもイケます

×日:本郷三丁目の『鮓 伊保』を取材する。撮影した料理をいただき、店主の技量の素晴らしさとおいしさに感激。帰社する途中、小川町にあるポルトガル菓子専門店の『ドース イスピーガ』に寄り道。寿司を食べると甘いものが食べたくなるのはなぜ?

アーモンドを効かせたミモーゾ(上)など素朴な味のポルトガル菓子たち。ここは何を食べても本当においしい

×日:取材が終わり、原稿もこのダイアリーを残すのみ。あと、もうひと息です!

今回の撮影で初登場した小島昇カメラマンのハンディスチーマー。快く撮らせてくださり、感謝です!

文・撮影/松田有美

2023年11月号

※2023年11月号発売時点の情報です。

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おとなの週末Web編集部
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