山口県「ときわ公園」の「カッタ君」を覚えてます?
幼稚園に飛来して園児と遊び、その後アニメ映画にもなった有名なペリカンがいました。山口県宇部市の総合公園「ときわ公園」で飼育されていた「カッタ君」です。
カッタ君は、1985年に日本初の人口ふ化で生まれたモモ
イロペリカン。ときわ公園では1967年に、インド・カルカッタからきたモモイロペリカン10羽の飼育を始めており、故郷にちなんで「カッタ君」と名付けられました。
その名が広く知られるようになったのは、公園から約800m離れた幼稚園に空を飛んで通うようになってからです。ときわ公園のホームページによると、「園児たちと一緒に音楽に合わせて踊ったり、鏡に映った自分に恋をして求愛のポーズをとったり」と、人懐っこい性格で園児たちと交流するようになったそうです。
その微笑ましい様子は、ニュースに取り上げられ、カッタ君の知名度は全国区になったのです。
今回から新しく仲間に加わった大吉くんの活躍にもご期待ください。
江戸家猫ハッピー(Edoya Nekohappy)
プロフィール/マルチクリエイター。動物ものまね芸人「三代目 江戸家猫八」の末娘。1993年から15年間、俳優・緒形拳に師事。共著「地球徒歩トボ」(学研)では写真を担当した。オリジナルキャラクターである猫の「満吉くん」を通して、地球を楽しむための写真・漫画・グッズなどを発信している。伊豆高原で「猫満福庵」という猫のいるギャラリーをオープンし、「地球徒歩トボ」写真展を開催中。