念願の「資さんうどん」を関西・大阪初進出店で初体験!早く東京にも進出してくれぃ

念願の「資さんうどん」を関西・大阪初進出店で初体験!早く東京にも進出してくれぃ

念願の「資さんうどん」を関西・大阪初進出店で初体験!早く東京にも進出してくれぃ

北九州のソウルフードとして愛されている『資(すけ)さんうどん』が関西初進出! 大阪市鶴見区に2023年11月「今福鶴見店」をオープンさせました。ずっと食べてみたいと思っていた編集部えびすが、帰省時に突撃。『資さんうどん』を初体験です。

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創業から48年、北九州のソウルフード

1976年、福岡県北九州市で開業した『資(すけ)さんうどん』。北九州のソウルフードとして、福岡を中心に九州・中国エリアまで展開している。それ以東に住む方にとっては、名前は聞くけど食べたことがない人が多いだろう。

長いごぼうの天ぷらに、少し甘めに煮込まれた牛肉がのった「ごぼ天うどん」をはじめとする「うどん」、特製ダシで煮込む「おでん」「ぼた餅」など、100種類以上の豊富なメニューで、数多くの人を魅了してきた。

その歴史は、大西章資さんが知人からうどん店を譲ってもらったのがはじまり。核となるダシが完成したのは、何種類もの材料を組み合わせ、試行錯誤を重ねること約2年。そのダシを使ったうどんが評判を呼び、『資さんうどん』の名が付いたのは創業から数ヶ月後のこと。大西さんの名前から一字取り、みんなが親しみやすい店名として付けられた。

それから店舗数を増やし、会社化。1995年に北九州市外に初進出を果たすと、2009年に下関市で山口県初進出店をオープン。それを皮切りに、福岡都市圏、福岡市へ出店を進めた。

福岡進出時、博多うどんの味に合わせたほうがいいという意見もあったそうだが、大西さんは、これまで北九州で愛されていた『資さんうどん』の味を貫いた。その味は大西さんが亡き今も受け継がれている。

そして、2023年11月、65店舗となる大阪市鶴見区の「今福鶴見店」がオープン関西地方・大阪初出店を果たした。ついに、資さんうどんが大阪にやってきたのだ! 埼玉在住、東京で働く僕にとってはなかなか食べられない『資さんうどん』。地元・大阪なら帰省時に食べられる! ということで、行ってきました。

『資さんうどん 今福鶴見店』

2024年、年明けのある日、18時過ぎに行くと、長蛇の列。年明けうどんとして食べに来たのか、おせちもいいけどうどんもねなのか、想像以上の人気ぶりだ。僕のような、帰省がてら初体験という方もいるのかもしれない。

店の外でしばらく並び店内へ入ると、ダシやカレーのいい香りが漂う。お腹が空いてきたぞ。そして、席に着き、タッチパネルで注文を進める。ここはやはり、名物の「肉ごぼ天うどん」をチョイス。「ミニ丼セット」にし、丼では人気No.1「ミニカツとじ丼」を付けた。そして“うどん前”に楽しむべく「おでん」も頼んだ。

念願の「肉ごぼ天うどん」と初対面!

まずやってきたのが「おでん」。こちらもまた改良を重ねたという、こだわりの自家製おでんツユ。シンプルにダシの甘味と風味が効いている。やさしい味なので、いくらでも食べられそうな勢いだが、うどんが控えているので追加はせずこれで我慢。

「おでん5本セット」(550円)に、「だいこん」(100円)と「しらたき」(100円)を各1個追加

ついに、うどんのお出ましである。スティック状のごぼ天がささった「肉ごぼ天うどん」だ。「資」が書かれたかまぼこを見て、ついに『資さんうどん』が食べられると思うと、少し感慨深い。

「肉ごぼ天うどん」(770円)「ミニ丼セット」(+400円)

まずはツユをひと口。サバやウルメがふわっと香り、あとから昆布や椎茸のダシを感じる。

うどんを啜る。つるつるっと口を滑り、もちもちっとした食感。九州らしい柔らかいうどんだ。サイドに陣取る牛肉にも手を付ける。ツユにじわっと染み渡っている肉の甘みと旨みを口中に残しつつ、またうどんをズズッ。いいぞ、いいぞ。

そして、ごぼ天。カラリと揚がった衣のサクッとした食感から、縦割りでカットされた太いごぼうのコリッとした食感の流れが心地良い。特徴的な衣は、独自配合の天ぷら粉を使っているそうだ。ツユを吸って衣がホロホロになっている部分もおいしい。これで単品770円(他店は760円)は安いなぁ。

おっと、ミニ丼の「カツとじ丼」を忘れていた。ふんわりの卵をまとった香ばしいかつはザクザク! ダシと九州醤油などで作る甘くコクのある丼ツユでしっかりとした味なので、ご飯が進むことこの上なし。

卓上にとろろ昆布があった

うどんと交互に食べ進める。卓上にあった「とろろ昆布」をうどんに入れるなど味変を楽しみ、気づけば完食。初の資さんうどん、有意義な時間が過ごせた。24時間営業で、いつでもこれらが食べられるとはなんともうらやましい。飲んだあとに食べるなんて最高ではないか(と、すぐそういう発想になる酒飲みのワタシ)。

人気の「ぼた餅」は持ち帰りできる

会計をすべくレジへ歩を進めると、テイクアウトの陳列があり、そこにこれまた名物のひとつ「ぼた餅」を発見。今日はお腹いっぱいでさすがに食べられないと思っていただけに、これはラッキー。買って帰り、改めて家で食べた。ちなみに、「ぼた餅」は各店で1個ずつ作られていて、常にできたてが並んでいるそうだ。す、すごい。

「ぼた餅」を発見!

餅米をたっぷりと覆うあんこに口の中が支配される。やさしい甘さなので、重くなく、ふた口ほどでペロッといけた。

「ぼた餅」(4個入 400円)
ぼた餅を寄りでどうぞ

その後、兵庫県尼崎市に2024年2月28日に新店がオープンする情報をキャッチ(たまたま車に乗っているときに見かけた)! 関西進出が着々と進んでいるところを見ると、関東進出も近い気がする。お待ちしております!

取材・撮影/編集部えびす

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