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チョコレートの“おとな”な愉しみといえば、なんといってもお酒との組み合わせでは?ひと粒でハッとするようなウイスキーとの相性や、深遠なるワインとのペアリングに、うっとりです。

『BAR LIVET』 @新宿三丁目

お酒のために生まれた29種のチョコがお出迎え

チョコレートを出すバーは数あるけれど、ここほど豊富なところはきっとない。だってバー専用のショコラティエとして名高い『アトリエ・アールガッド』から29 種類ものチョコを仕入れているのだから。なかにはオーダーメイドのチョコもあって、ここだけでしか食べられない。

THE GLENLIVET 12年 1300円、お通し(グレンリベット専用チョコレート)

『BAR LIVET』(ドリンク)THE GLENLIVET 12年 1300円、お通し(グレンリベット専用チョコレート) 店名にも冠した「ザ・グレンリベット」のためのチョコは、杏やコリアンダーシードなどが香る

「最初にお通しでひと粒お出ししています。お酒に合わせてもいいですし、逆に今日はこの5種類のチョコレートを食べたいから、それに合わせてお酒を、という方もいらっしゃいます」と店長の遠藤さん。チョコレート好きには知られたバーだけに、チョコレートリスト全制覇を狙うツワモノもいるとか。

約500種類というウイスキーやカクテルと専用チョコレートとの出合いは、初めて体験する感動を呼び覚ます。

『BAR LIVET』カウンターメインの静かなバーだ

[住所]東京都新宿区新宿3-6-3 ISビル4階
[電話]非掲載
[営業時間]18時~翌2時(翌1時半LO)
[休日]無休
[交通]地下鉄丸ノ内線ほか新宿三丁目駅A2出口から徒歩3分

『GRAPES OMOTESANDO CHEESE & CHOCOLATE』 @表参道駅

一流のワインとチョコレートの心躍るマリアージュ

「ワインとチョコレートの相性は実はなかなか難しい」。そう話すのは店長でソムリエの多家さんだ。

チョコレートは渋みがあるので、白ワインよりもタンニンのある赤ワインが合う。それも果実味に甘さのあるふくよかな南のワインがおすすめという。

扱うチョコレートは世界のトップパティシエも認めるフランス・ヴァローナ社のボンボンショコラで、ベストな相性でいうならば、ボルドーやカリフォルニアのジンファンデルだとか。

シャトー ラ・ グラス・デュー 2600円、チョコレートの盛り合わせ(ハーフサイズ) 2000円

『GRAPES OMOTESANDO CHEESE & CHOCOLATE』(ドリンク)シャトー ラ・ グラス・デュー 2600円、チョコレートの盛り合わせ(ハーフサイズ) 2000円 カカオにこだわった職人手作りのチョコは5種類

またこちらでは、コラヴァンというワインを酸化させずに注ぐツールを使うので、なんと常時グラスで80種も開いている。そこで普段グラスでは飲めないような一流シャトーのワインも気軽にチョコに合わせられるのだ。ワインマニアならずともこの夢のような共演にはワクワクする。

『GRAPES OMOTESANDO CHEESE & CHOCOLATE』暗い照明がシックな店内

[住所]東京都渋谷区渋谷2-8-12 ラ・グリスィーヌ地下1階
[電話]03-4400-1448
[営業時間]19時~翌1時(最終入店)
[休日]月、第3日
[交通]地下鉄銀座線ほか表参道駅B1出口から徒歩5分

撮影/貝塚隆、取材/岡本ジュン

2024年2月号

※2024年2月号発売時点の情報です。

※写真や情報は当時の内容ですので、最新の情報とは異なる可能性があります。必ず事前にご確認の上ご利用ください。

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おとなの週末Web編集部
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