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全店実食調査!『おとなの週末』が自信を持っておすすめするお店をご紹介します。今回は、東京・中目黒の蕎麦店『驀仙坊(ばくざんぼう)』です。

みずみずしく力強い 蕎麦までの一杯も楽し!

モダンながら落ち着いてゆったりしたレイアウトの中、思い思いに蕎麦や一杯を楽しむ人の姿がいい。店主の馬場さん曰く「町場の蕎麦屋がひとつのテーマ」というわけだが、蕎麦も蕎麦前の料理も心を掴む完成度。

天ぷらそば(かき揚げ)2500円

『驀仙坊(ばくざんぼう)』天ぷらそば(かき揚げ)2500円 さくっと軽く揚がったかき揚げの中にはエビと貝柱。天ぷら蕎麦の天ぷらはほかにエビ、穴子、つくねも選べる

艶やかな手打ちの蕎麦は玄蕎麦挽きぐるみ。青森の在来種階上早生(はしかみわせ)を使い、味も風味も濃い。それでいて丁寧にふるいをかけた仕事でのど越しもよし。枯れ節でとったツユですすれば香りもしっかり満喫できる。

そして、そこに至る前にぜひ楽しみたいのが焼き物や季節の一品などでの蕎麦前だ。見た目から美しい鴨ローストはしっとりと火が入り、西京焼きのエビは殻までバリリと焼かれ、何ともいい匂いをさせている。〆を楽しみにまずは一杯だ。

鴨ロースト 1300円、海老の西京焼き(2本)2500円

『驀仙坊(ばくざんぼう)』(奥)鴨ロースト 1300円 (手前)海老の西京焼き(2本)2500円 鴨はたっぷりの脂を吸ったねぎと食すもよし。香りよいエビは何ともお酒を呼ぶ
『驀仙坊(ばくざんぼう)』

東京・中目黒『驀仙坊(ばくざんぼう)』

[住所]東京都目黒区青葉台1-22-5
[電話]03-3792-8823
[営業時間]12時〜20時LO
[休日]火・水
[交通]東急東横線中目黒東口1から徒歩4分

▶おとなの週末2024年4月号は「おにぎりとおべんとう」

2024年4月号
2024年4月号

撮影/小島昇、取材/池田一郎
※2023年12月号発売時点の情報です。
※写真や情報は当時の内容ですので、最新の情報とは異なる可能性があります。必ず事前にご確認の上ご利用ください。

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おとなの週末Web編集部
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