昼飲みバンザイ!

サラリーマンの街・五反田で楽しむ昼飲み3選  週末はグルメなはしご酒

『じゅう兵衛 はらみ堂』の「最高品質の生ハラミ」

JR山手線、東急池上線、都営地下鉄浅草線の3路線が利用でき、アクセスも抜群な東京・五反田は、ビジネス街でありながらメディアで話題になる飲食店も豊富で、遠方からわざわざ足を運ぶ人が集う店も少なくない。そんなグルメな街で週末ふらりと立ち寄りたくなる「昼飲み」にぴったりな場所をご紹介したい。

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JR山手線、東急池上線、都営地下鉄浅草線の3路線が利用でき、アクセスも抜群な東京・五反田は、ビジネス街でありながらメディアで話題になる飲食店も豊富で、遠方からわざわざ足を運ぶ人が集う店も少なくない。そんなグルメな街で週末ふらりと立ち寄りたくなる「昼飲み」にぴったりな場所をご紹介したい。

一頭買いのプロだからこそ実現したハラミ天国@『じゅう兵衛 はらみ堂』

思い切り肉を堪能したい日に足を運びたいのは、『じゅう兵衛 はらみ堂』だ。土・日・祝日は正午から開店しており、昼でも心おきなく楽しむことができる。

同店ではハラミ300gを一度に味わえる「ハラミの一本堂」(4702円)や、「極上ハラミ刺し」(1518円)、「和牛特選ハラミユッケ」(1738円)など、最高品質のハラミ料理と2980円均一のリーズナブルなワインを味わえる。和牛一頭買いのパイオニア『じゅう兵衛』の姉妹店でもあり、A5和牛をまるまる一頭買いすることでコストパフォーマンスの高いメニューを実現。焼肉は片面炙り焼肉を採用し、肉本来のうま味を逃さないよう徹底している。

肉厚ハラミ300gを1枚で味わえる「ハラミの一本堂」@『じゅう兵衛 はらみ堂』

ここを訪れたらオーダーしておきたいのは、黒タンやみすじ、ザブトン、特選カルビなどが乗った「一頭舟盛り」(8745円)である。希少部位を含んだ9種の肉を食べ比べすることができ、食感や味わいを比較しながら仲間と盛り上がれること間違いなし!

9種の肉が味わえる目にも華やかな「一頭舟盛り」@『じゅう兵衛 はらみ堂』

心も腹も満たされる贅沢な一皿とともに、おいしいひとときを過ごそう。

■『じゅう兵衛 はらみ堂』
[住所]東京都品川区西五反田1-32-2
[営業時間] 月~金17時~ 23時半、土12時~15時、17時~23時半、日・祝12時~15時、17時~23時
[電話] 03-3491-8938
[定休日]無休
[交通]五反田駅から徒歩約4分、東急池上線大崎広小路駅から徒歩約4分

『じゅう兵衛 はらみ堂』

※トップ画像は、『じゅう兵衛 はらみ堂』の「最高品質の生ハラミ」

鮮度抜群なホルモンと名物サワーを満喫@『もつ焼き 五反田ふじ屋』

五反田駅西口から徒歩数分の好立地にある『もつ焼き 五反田ふじ屋』は、いわゆる「デイゼロホルモン」が食べられる人気店だ。「デイゼロ」とは「day 0」のことで、とは、肉をさばいてから1日未満の意。その日の一番新鮮な朝挽きもつを仕入れ、鮮度がキープされたままのホルモンを楽しんでもらうため、解体から下処理、串打ち、全ての工程を店内で行っている。

特別選定された、新鮮なホルモンが味わえる@『もつ焼き 五反田ふじ屋』

土・日は15時から入店することができ、広々とした店内でゆったり昼飲みを満喫することが可能だ。凍らせたフローズンを溶かして楽しむ「名物生レモンサワー」(499円)で至福の休日を過ごそう。

大勢の客に支持を得ている「ねぎれば」(319円)は、くさみがほぼなく、プリっと弾力ある食感が病みつきになるメニュー。たっぷりと盛られた味付けネギも相性抜群である。店長一押しの「上なんこつ」(308円)や、低カロリーで人気の「さがり」(308円)など、希少部位にも注目。筋を弱火で溶かしながら焼くことで、柔らかく仕上げた「こめかみ」(165円)や、独自の丁寧な処理方法で独特の臭いを防ぎ、かみきりやすい食感に仕上げた「しろ」(165円)など、定番の串もおすすめだ。

おさえておきたい人気メニューの「ねぎれば」@『もつ焼き 五反田ふじ屋』

■『もつ焼き五反田ふじ屋』
[住所]東京都品川区西五反田1-26-2
[営業時間] 月~木16時~24時、金16時~25時、土・日15時~24時
[電話] 03-6420-0057
[定休日]無休
[交通] 五反田駅から徒歩約4分、東急池上線大崎広小路駅から徒歩約4分

11時半から生ビール!20ものタップがズラリ並んだビアレストラン@『Far Yeast Tokyo』

東京を貫流する多摩川の源流部に、山梨県小菅(こすげ)村はある。クラフトビールメーカー『Far Yeast Brewing(ファーイーストブルーイング)』は2017年5月、この地に「源流醸造所」を設立し、多摩川源流のきれいな水を仕込みに使用している。

2020年9月に五反田で開業した『Far Yeast Tokyo(ファーイースト トウキョウ)』は、そんな同メーカーの世界観を伝えるブルワリー(醸造所)併設のフラッグシップ店。店内には樽生ビールを注ぐ20ものタップ(ビールサーバーの注ぎ口)があり、午前11時半から乾杯できるのがうれしい。

華やかな香りと、独創性溢れるビールがタップから楽しめる@『Far Yeast Tokyo』

山椒・柚子などの「和」のハーブを原材料に使用した「馨和 KAGUA」や、多様なビールスタイルでビアファンも初心者も楽しませる「Far Yeast」シリーズをはじめ、年間数十種類を展開する同社のビールや、国内外のゲストビールをペアリングフードとともに提供している。店内は広々としており、クラフトビールファンだけでなく、周辺企業で働く人や家族連れ、ペット同伴で足を運ぶ客も少なくないそうだ。

「ラム肉のナチョス」(1100円)は、ピリ辛なサルサソースと香り高いパクチーが食欲をそそり、ビールのお供にぴったり。スモーキーな香りとコクを感じるチポトレが隠し味だ。タバスコやケチャップ、バター、辛みのあるスパイスなど9種を配合したソースと、ジューシーな手羽先の相性が抜群な「バッファローチキン」(700円)もおすすめのメニュー。自社ビールの「Far Yeast ホワイト」をピクルス液に使用することで、野菜に香りづけしたユニークなメニュー「Far Yeast ホワイト仕込みの特別な自家製ピクルス」(550円)もつまみに最適だ。

クラフトビールと好相性な「ラム肉のナチョス」@『Far Yeast Tokyo』
スパイシーな「バッファローチキン」@『Far Yeast Tokyo』

■『FAR YEAST TOKYO(ファーイースト トウキョウ)』
[住所]東京都品川区西五反田1-15-6
[営業時間] 月~金11時30分~14時、17時~23時、土・日・祝日11時30分~23時
[電話] 03-6420-3978
[定休日]年末年始
[交通]五反田駅から徒歩約4分、東急池上線大崎広小路駅から徒歩約4分

文/中村友美
フード&トラベルライター。東京都生まれ。美術大学を卒業後、出版社で編集者・ディレクターを経験後、現在に至る。15歳からカフェ・喫茶店巡りを開始し、食の魅力に取り憑かれて以来、飲食にまつわる人々のストーリーに関心あり。古きよき喫茶店や居酒屋からミシュラン星付きレストランまで幅広く足を運ぶ。趣味は日本全国の商店建築巡り。

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