梅雨が明ける前から夏を思わせる暑さが珍しくもない毎日だ!! そこで、生のレモンとレモネードベースを氷結させて炭酸で割った、すき家の新作『レモネードスカッシュ』(税込280円、メガサイズは税込480円)は、暑気払いにうってつけ。レモネードベースには、はちみつも含まれているので、エネルギー補充にも役立つ。この夏のドリンク市場のダークホースとして注目だ。
なにげなくオーダーした『レモネードスカッシュ』が絶品だった!
すき家の新作ドリンク『レモネードスカッシュ』 (税込280円。メガサイズは税込480円)を注文したのは、完全な気まぐれだった。すき家のテーブルに腰を据え、注文用のタブレットをにらみ、期間限定のタコライスのついでに、話の種にでもなればと何気なくタップしたのだった。
大抵のこういうドリンクは、味の予想がつく。氷の入った容器に濃縮液を入れて、炭酸水で割って撹拌した飲み物。ストローで吸って噛みしめると、レモンの『さのう』(ツブツブのこと)が感じられるのが、ちょっと楽しいコールドドリンク。これを読むあなたも、そういう飲み物を想像しているはずだ。
その想像は、完全に間違っている。
生レモンの切り身とレモネード濃縮液を、まとめて氷結させた『氷の塊』がゴロンと入っている!
届いたレモネードスカッシュは、一見、予想通りの飲み物かと思えた。しかし、よく冷えるように軽く振ってみると、なにかおかしい。氷がジャラジャラ入っている感触ではない。蓋を開けると、レモンの切り身がふたつ見えた。なるほど、本物のレモンを入れているのか、良心的だな……
と、ここで違和感の主に気づいた。四角い氷が一切入っていない。ならばなぜ冷たくなるのだ。
ストローを差し込んで、レモンをひっくり返した。すると2切れの氷結レモンは繋がって回り、その間にシャーベット状のレモネードベースがサンドイッチされているのが見えた。つまり、 生レモンの切り身2切れとレモネード濃縮液を、まとめて氷結させた巨大な塊をカップに放り込み、強炭酸水が注がれているのである。塊の大きさはレモン丸ごと1個ほどもある。
謎がひとつ解けた。このレモネードスカッシュにはラージサイズが存在しない。標準サイズかメガサイズという選択肢しかない。メガはこの氷結した塊を2つ放り込まれているのだ。間違いない。