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文豪占いとは?

芥川龍之介や夏目漱石、サン=テグジュペリにマーク・トゥエインなどなど、国内外を問わず名作の数々を手掛けてきた文豪たち。その人間性や作品を紹介していくだけでなく、生年月日から数字を導き出す「数秘術」をベースに、彼らの持つ“数字”も明らかに。さらに皆さん自身の数字も導き出すことで、どの文豪たちと自身が同じ数字(タイプ)で、どんな運勢や性格、才能が一致するのか、そして毎週の運気や開運法までを明らかにする。そんな「文豪占い」も3年目に突入。シンボル的な作家を入れ替えつつ、同じ数字を持つ作家をさらに紹介とパワーアップです!

占い方

占いの計算方法は、とってもカンタン!
(1) 生年月日(西暦)を書き出し、ひとつずつ足していく。
(2)出た2桁の数字をさらに足して、一桁にする。
注意 11、22、33になったらそこでストップ
⇒1桁の数字、もしくは11、22、33と表を照らし合わせる
例えば、1982年11月28日生まれだったら…
1+9+8+2+1+1+2+8=32
3+2=5 …宮沢賢治タイプ
という感じです。
そして、皆さんと同じ数字を持っている文豪ですが、
1…坂口安吾タイプ
2…アンデルセンタイプ
3…カフカタイプ
4…夢野久作タイプ
5…宮沢賢治タイプ
6…芥川龍之介タイプ
7…ドストエフスキータイプ
8…太宰治タイプ
9…サン・テグジュペリタイプ
11…中島敦タイプ
22…マーク・トウェインタイプ
33…夏目漱石タイプ

文豪占い数秘1
猪突猛進なクリエイター、坂口安吾タイプ

坂口安吾
昭和の戦前、戦後に活躍した小説家。純文学のみならず歴史小説、推理小説、世相を幅広く写した随筆やフランス文学の翻訳などする。作品は9作映画化もされる。無頼派、新戯作派と呼ばれた。代表作に『堕落論』『桜の森の満開の下』『白痴』など。1タイプの作家にはほかに、山田風太郎、島崎藤村、ラブ・クラフト、サマセット・モーム、ガルシア・マルケス、ヘミングウエイらがいる。

性格
興味を持つとわき目もふらず、熱中するタイプ。しかし、熱しやすく冷めやすい面も。人から影響を受けても強い自我が最後に顔を出す。言葉の感覚が冴えていて外国語の勉強なども優秀。生きていく力は強いが、他者を本質的に理解することはないので、孤独感に苦しむ人も。多ジャンルに興味を持ち勉強家で器用。目指したものは確実にゲットしていける。安吾が純文学のみならず、古典を題材にしたり、リルケに影響を受け、自分の作品に昇華していくのは1のタイプならでは。成功欲求も強いためミステリや戯曲など色々なジャンルに挑戦する。天性のクリエイター気質で、他者と共に仕事すると才能が開花していく。多彩な活動家。

仕事
ひとつの方向を目指していく仕事なら、夢中になり成果が出していける。目的があると仕事の出来る人。ところが事務や単純作業になるとヤル気をなくしてしまう。能動的な仕事に向いており、受動的な仕事は難しい。おとなしそうにみえても絶対自分を曲げない。

ファッション
人と同じものを嫌い、パンチの効いたファッションを好む人が多い。他人のファッションをいいなと思うと、どこで買ったか聞きたくなる

健康
身体は丈夫だが、思い詰める為、折れやすい。何でもハマりやすいためアルコールや薬物、ギャンブルなど中毒性のあるものに要注意。カルト的なものもNG!

ラッキーカラー:レッド

文豪占い数秘2
独自の世界を深掘り、アンデルセンタイプ

ハンス・クリスチャン・アンデルセン
19世紀デンマークの童話作家、詩人。自伝的小説『即興詩人』を森鴎外訳で日本で出版。民俗説話ではなく創作童話を描き社会風刺の意味合いも含む。世界各国で翻訳や舞台化アニメ化もされた。代表作は『みにくいアヒルの子』『雪の女王』『人魚姫』など。2タイプの作家はほかに林芙美子、マルキド・サド、ジャック・ケルアック、カトリーヌ・アルレーらがいる。

性格
自分と人を、自ら比べられることが能力であり弱点でもある。協調性があり感受性豊か。世界を子供の様な魂で見られるロマンティストな反面、人生に厳しいリアリスト。人間に興味はあるが、配偶者や家族など近しい人以外には深く立ち入らない。自分の世界を大切にし、マニアックな趣味の世界を持って深掘りするのがおススメ。
アンデルセンが戯曲や詩、哲学なども勉強しながら、童話の世界に進んだのは彼の世界観を追求して行った結果。童話というシンプルな世界に死、貧困、憧れ、恋、幸せなど彼の思想が生きている。しかし人の意見に弱いため、自分自身の望む様に生きるためには他者に意見を求めすぎない事が大切。全てを物語にする現実賛美者。

仕事
真面目で人当たりがよく、どのような仕事についても器用で着実にこなす。企業ではバランサーとしての役割も勤めてくれるので、ひとりいてくれると周りがラク。成功するにはマニアックな自分の世界をひたすら追い求めるのが、遠いようで近道。

ファッション 
地味だけど安定的でシックな装いが多い。スカーフや手袋、メガネなど小物使いがオシャレ。

健康
依存的になりやすく、人まかせになるとドンドン怠惰になってしまう。血流の悪さから免疫力が落ちやすい。風呂や通勤や買い物時に出来る日常的な運動がオススメ。

ラッキーカラー:ペールブルー

文豪占い数秘3
創造も破壊も得意な、カフカタイプ

カフカ
20世紀初頭に活躍したチェコ出身のドイツ語作家。生前に評価はうけたが死後の名声が高く、シュールリアリズム、実存主義、宗教学など多方面に影響を与えた。カフカをモチーフにした文学作品も多い。代表作に『変身』『城』『審判』など。3タイプの作家にはほかに、中上健次、司馬遼太郎、稲垣足穂、フィリップ・K・ディック、F・スコット・フィッツジェラルドらがいる。

性格
好奇心旺盛な自由人。明るい性格でコミュニケーション能力に長け社会性もある人が多い。周囲の望む生き方も出来る。でも、「今がよければそれでいい」ので、社会性がその時だけのことも。人に怒られることが極端に嫌い。アイデアや情報がいっぱいだけど持久力がない。カフカが短編や未完の小説が多いのも持久力のなさのため。発想の転換が自由で、なんと現在の工事用安全ヘルメットの発明者はカフカ! が「破壊と創造」の性質を持って生まれついているため、上手くいっていてもわざわざ不安な方に進んでしまいがち。カフカの小説はまさしく「破壊と想像」ならでは! 内的宇宙に飛びやすいので、ジャンルを超えた創作活動が推し。

仕事
メディアや企画営業など楽しみがあり、変化も多い仕事が向いている。自分のアイデアを形にしてくれる、できる仕事ならいうことなし。叱られ嫌いなので真面目に働くが、気分屋なので独立起業はいいパートナーがいないと難しいかも。

ファッション
柄物や変わったデザインを好む傾向あり。オシャレも独創的で、やり過ぎてしまい過剰になることも多い。

健康
ひとりで放っておくと不規則な生活習慣になることが多く、また精神不安定になりがちなので注意。喉から胃腸も要注意。ストレス発散には音楽が◎

ラッキーカラー:イエロー

文豪占い数秘4
ルールは自分!な、夢野久作タイプ

夢野久作
大正から昭和初期に活躍した怪奇ミステリ作家でジャーナリスト。独白体系式や書簡形式の小説が独特である。代表作の『ドグラ・マグラ』は日本の3大奇書と言われる。香倶土三鳥、杉山萠圓などペンネームを多数持つ。代表作に『人間腸詰』『少女地獄』など。4タイプの他の作家には、有島武郎、中 勘助、マンスフィールド、アレクサンドル・デュマ・フィスらがいる。

性格
ルールを大切にし、普遍的なものを追求するタイプ。執着心が強く根気もあるので長期の仕事も飽きずに深掘りしていく。やや柔軟性に欠け、変化を嫌い安定を求める反面、特定の考えにとらわれることを嫌がる面も。「表面的に社会的ならそれでいい」と、周りから見て変わったことをしていても、自分にとって変わったことでなけばOK。考えすぎず行動に移すことが成功に繋がっていく。よく考え整理するタイプなので、夢野久作は幻想ミステリをしっかりした構成で、その難しい世界観を創り上げることができた。真面目でキチンとしており、人生のうちに農園を経営、坊主になるなど規則正しい生活への適性もあった。

仕事
技術、知識、社会性など何か自分が納得のいく仕事ならなんでも大丈夫。仕事の出来る生まれつき。ただし会社の方針が1年でコロコロ変わるようなところや、人の異動が激しいところはNG。約束を守り、真面目にやるので独立起業などにも向いている。

ファッション
変わった服装はしないが、バランスがよくオシャレな人が多い。目立たないカットの凝らないスマートなファッション。

健康
元々頑丈だが、下半身の不調に要注意。ヘルニアや坐骨神経痛、膝の故障。便秘など内臓にも変調が。原因は考えすぎにおけるストレスなので、時にはボーッとするのも大事。

ラッキーカラー:グリーン

文豪占い数秘5
恋愛体質な、宮沢賢治タイプ

宮沢賢治
大正末から昭和初期に活躍した詩人であり、童話作家。故郷の岩手県をモチーフに“イーハトーブ”と名付けて、独自の創作世界を広げていった。ほかの作家や心理学者に多大なる影響を与え、創作モチーフに使われることも多い。代表作に『銀河鉄道の夜』『風の又三郎』『やまなし』など5タイプの作家は他に、三島由紀夫、池波正太郎、横溝正史、ヘルマン・ヘッセ、ロス・マクドナルドらがいる。

性格
永遠の少年のような心の持ち主。おとなしく見えても、無意識に人生を波乱万丈にしがち。自由な思想を持ち、自分の世界観のなかにのみ意義を見出す。異性にも早熟で恋愛体質だが、家庭生活の想像が出来ない人、経済観念に欠けており地道な生活が苦手な人が多い。童話や『アメニモマケズ』の詩のせいか、真面目な農民のイメージが強いが宮沢賢治の人生は次々と移り変わり、奔放な子供のようだった。新しい瓦を作って儲けたりするが、5タイプは金銭的成功に余り興味がないため継続しない。のちに支持者の力を借りて有名になったが、本人は表現欲求こそ命。自由な表現活動が幸せの道。無理して世間に合わせる必要なし。

仕事
実は5タイプは作家に多い数字で、創造的でドラマティックなストーリーテラーの才能を持つ。とはいえ長い事坐っているのには向かず、多様性が人生のスパイスなので人生で波乱を選ぶより、波乱の多い仕事がオススメ。転職しても自営でもなんとか暮らしていける。

ファッション
切り替えやパッチワーク、刺繍など小技の効いたファッションを好む。服にも金をかけるが、高そうに見える買い物はあえてしない。

健康
エネルギー代謝が活発で太っている人が少ない。不満が溜まると過食になり内臓に負担を与えるので、運動や発声など発散が大事。サウナ推し。

ラッキーカラー:ターコイズブルー

文豪占い数秘6
理想(完璧)主義者な、芥川龍之介タイプ

芥川龍之介
大正から昭和2年まで活躍した小説家。論理的で簡潔、平明な筆致で短編が有名。古典を参考にしたものや児童向け作品も書く。日本国内で高く評価されていたが、黒沢明が映画化して世界的に作品は有名になった。代表作に『羅生門』『鼻』『地獄変』など。6タイプの作家はほかに、直木三十五、志賀直哉、内田百閒、アイザック・アシモフ、モーリス・ルブラン、ルイス・キャロルらがいる

性格
責任感が強く、完璧主義。笑いのセンスもありキレキレのブラックユーモアが最高。有能で天才的だが人の顔色を読みがちで、小さなことまでコントロールしようとして、結果クヨクヨと悩みやすい。何事も理想化する傾向があるため、失望に落ち込むことも多い。人になかなか心を開かないので、「どんな人間なのか?」周りが説明出来ないことも。奉仕的だけれども、もっとラクに意識的にゆるみを持つのが幸せの鍵。頭脳明晰な人が多く、芥川龍之介があっという間に脚光を浴びたのは、聡明で社交性もあるから。激しいものを好む強力なエネルギーを持ち、短編が多いのはやはり完璧主義ゆえの作品への徹底した文章精査のせいかも。

仕事
頭脳労働に適しており、人当たりのよさでサービス業や人材教育などもお手のもの。面倒見が良いので教師や奉仕活動も◎美意識が強いため芸術的活動に関わることが出来たらそちらの方面に行くのもあり。個人事業主向きで会社設立は×

ファッション
コンサバティブなものを好み、特殊な服装はあまりしない。ファッションに興味のない人も多いタイプ。

健康
基本的には頑健。ただし柔軟性に欠けるので、緊張状態が長引いたら要注意。アレルギー反応が出たり、衝動的行動に移らないように自分を甘やかし気味にして。

ラッキーカラー:ビビットピンク

文豪占い数秘7
追い込まれてから本領発揮!?な、ドストエフスキー タイプ

ドストエフスキー
19世紀ロシアを代表する文豪。小説家で思想家。170以上の言語に翻訳され、世界中の知識人に影響を与えた。舞台化映画化もされ、数多くの作品を残す。写実主義の文学で読者の心を鷲掴みにした。代表作は『カラマーゾフの兄弟』『罪と罰』『悪霊』など。7タイプの作家はほかに、与謝野晶子、樋口一葉、井伏鱒二、スタンダール、L・M・モンゴメリらがいる。

性格
知的で分析能力に優れた人が多い7タイプ。孤独に強く、オタク傾向も見られる。また辛抱強く、人がいいところもある反面、バクチ体質で「一か八か」に賭けてしまう人も少なくない。追い込まれないとやらないタイプが多い。強制的に自分を追い込む環境を作るのがよいかも。人間の持つ悲劇性や、悪とは何なのかなど「人間の本質」について描き続けたドストエフスキー。彼の人生は相当に激しいものだったが、その激しささえ作品に昇華させてしまう。程度の差こそあれ、同じ7タイプの人は自分の体験を必ず役立てる力を持つ。賭け事でいつも金欠だった彼は、死刑宣告を受けたにも関わらず、ギリギリで恩赦が出るなど、起死回生なのは生まれつきかも。

仕事
自分が学んだ知識を人に分け与えられる職種が向いています。マーケティングや研究職、編集やイベンターなど自分だけで完結せず人に研究成果を共有する仕事ならなんでも推し。料理も向いてます。

ファッション 
興味がないか、あってもものすごく不思議なコーディネイトの人が多い。なぜこれにこれを? と考えさせますが、そこにまた人のよさ、誠実さが滲み出てしまうのかも。

健康
物事を深刻にとらえすぎて、落ち込んで引きこもり的な生活になると肉体にも不調が。頭痛、めまい、背中や腰痛など体の中心部が痛み始めたら要注意。自転車やハイキングなど外の風に当たるのがオススメ。

ラッキーカラー:パープル

文豪占い数秘8
欲望には逆らえない、太宰治 タイプ

太宰治
第二次世界大戦前後に活躍した、自己破滅型の私小説家。自意識崩壊の告白を描き流行作家となる。その傾向のせいか作品自体だけでなく本人をモデルとした伝記、舞台、映画多数。『斜陽』が大ヒットし「斜陽族」が流行語になった。代表作に『人間失格』『走れメロス』など。8タイプの作家にはほかに、江戸川乱歩、平塚らいてう、安部工房、オスカー・ワイルド、ジョージ・オーウェルらがいる。

性格
色や欲に忠実に生きた方が人生を輝せられるタイプで、自分の欲求を正直に求めることが成功の鍵。成功なくして幸せはないタイプでもあり、欲しいものは欲しいと叫びながら人生を渡って頂きたい。太宰治は「生まれて、すみません」が代表的な、ネガティブなイメージ。しかし、やはりもっともっとと欲しがる人で、しかもちゃっかりしてもいて「生まれて、すみません」も実は盗用。芥川賞欲しさに選考委員に手紙を出したり、なかなかの欲張りぶり。他人から見ると自己破滅的だけど、実は誰よりも生きる意欲にあふれていたのかも。生命力に溢れ、死さえ生きる力に変えていたはず。たくさんの女性との交際も欲深さならでは。

仕事
プロデューサーや社長業、マネージメントなど、突出して組織力の構築や経営能力がある。独立起業やフリーランスに向いている。が大望を抱くので修業して基礎を築くのが大事。

ファッション 
ファッションはかなり個性的。カラフルでシンプルなカットかモノクロで変わったデザインなどを好む。作家モノ等にも興味あり。年齢が進んでも印象が変わらない人多し。

健康
普段は人一倍元気! でも余計な気を回すクセもあり原因を感じないまま、急性の病に要注意! 調子の悪い時は菜食で戻る時もあるので不調の時は食の改善から。

ラッキーカラー:ゴールド

文豪占い数秘9
どこで生きても私は私、サン・テグジュペリタイプ

サン・テグジュペリ
20世紀初頭の短い期間に活躍したフランスの小説家、飛行家。没落貴族の出身で志願兵役して軍の操縦士となる。退役して就職後、民間企業のパイロットになる。26歳で作家デビューした作品は高評価は受けなかったが、その後の作品はベストセラーになる。飛行家としての経験と観察眼で、愛に溢れたシンプルな文章で綴られた作品である。代表作「星の王子さま」「夜間飛行」「人間の土地」。9タイプの作家にはほかに、森 鴎外、石川啄木、谷崎潤一郎、 檀 一雄,、モーパッサン、チェーホフらがいる。

性格
生涯飛行機乗りとして生きたかったサン=デクジュペリ。小説は書いていたが飛行機に乗ることも諦めず、小説の内容も飛行体験と、有名な『星の王子さま』はサハラに不時着した時をモデルに描いている。夢を見てそれに向かうというより「今、出来ることに最善を尽くす」のは9タイプならではの生き方。職業をひとつに絞らないのも堅実で体力気力のある性質を表している。20年以下の執筆で寡作と言われているが、働きながら14作も書き残しているうえ、なんと『星の王子さま』の挿絵はサン=デクジュペリ本人が描いている。このようにいくつもの才能を持つのも9タイプならでは。『戦う操縦士』という作品は、書かれた時代背景がその存在意義と評価を決めた。ヒトラー「我が闘争」に対する「民主主義の側からの著作」として高く評価されている。

どのような時代にいても自身の考えや思想を曲げない強さを持っている。恋愛小説も一作だけ書いているが評価が低く、通俗的な物への苦手さが現れている。飛行については情熱的であるが忍耐力がなく、事故も多かった。1944年単機で出撃後、行方不明になっているが死体が発見されておらず、彼自体が「星の王子さま」のようだと言われている。

仕事
興味があることで目の前で現実的にすぐに動かせることをする。複数の仕事を持つ人が多く、エネルギー過剰で表現欲求活動欲求が抑えられない。明るそうに振る舞うが落ち込んでいる時間も長く、執筆や絵画でデトックスするのは◎

ファッション 
色んなシーンでズレている物を着る人ではないが、なんとなく「あれ?」と人に印象に残る物を身につける。流行よりここも自らの趣味が一番!

健康
明るく、感じよく振るまえる人が多いが、自分の気持ちに嘘をついて疲れ切っている場合が多い。ひとりでいると鬱的暗い時間を持つが、吐き出し口として、日毎とは関係なく文や音楽、美術をすることで健康を保てる。

ラッキーカラー:ブラック

文豪占い数秘11
もっと高く遠くの、中島敦タイプ

中島敦
教員勤務のかたわら小説執筆を続け、パラオの官史(教科書編修書記)を経て専業作家になる。中国古典の歴史世界を題材にした作品や、古代伝説風の奇譚・寓意物、自身の身辺を描いた私小説など書いた。存在の哲学的懐疑に裏打ちされた芸術背の高い作品が評価されるが、持病の喘息で33歳で亡くなり残した作品は20遍に満たない。代表作「李陵」「山月記」など。11タイプの作家にはほかに、川端康成、小泉八雲、エドガー・アラン・ポー、トルストイ、サキ、ジューヌ・ベルヌらがいる。

性格
必死に頑張らなくても地頭がよく頭脳明晰。さらに感受性の強い11タイプ。中島敦は難関中学にトップで入学し、父の再婚や転校、外地へ移転など様々な環境の激変化にもかかわらず、成績は常に優秀であった。いわゆるガリ勉タイプではなく、いつ勉強しているのか分らない感じで、授業をサボって裏山に登り、城壁を越えて外の世界を出歩いていたという。母の死や継母の折檻、転校の多さなど、屈折した精神構造を持つことになる。それが作品世界における人間認識の深さ、運命との対決という主題は、人生経験を積み、研ぎ澄まされた。また小学校4年のころの担任教師から聞かされた太陽系や地球絶滅の運命と存在の無意味さに、ショックを受け、あらゆる生の虚無と形而上学的な不安が中島文学の主題形成に影響を与えていく。

性質は明朗快活でウィットに富んだ話題で話し、礼儀正しく律儀で細かい気遣いも出来たエピソードなどは11タイプならではである。「もっともっと」と自身に才能や知性を課して行くが、相当悩んだとされ『孤憑』などの作品に語り部の生き様と物語が自身のうちに亡くなったら死しかないことなどが描かれている。才能や知性に偏重した行き方を選ぶのも11タイプの特徴である。

仕事
声がよく通り、明朗快活なのでコミュニケーションの多い仕事は出来るが、内面はデリケートなので人との距離が近過ぎる仕事や体育会系の根性系頑張りは不向き。

ファッション 
ファッションは色やカットが大人しめだが、体型維持に気を使っている人が多く、見た目は服装関係なくスッキリしている人が多い。

健康
とにかく何かにのめり込むのと「もっと上へもっと遠くへ」と自分に課すことが多く満足しないと酒乱や二重人格的や依存的になるので要注意。

ラッキーカラー:インディゴ

文豪占い数秘22
常に味方がいる、マーク・トウェインタイプ

マーク・トウェイン
19世紀から20世紀初頭に活躍したアメリカの著作家。数多くの小説やエッセイを書く。世界各国で講演会をし当時一番人気のある著名人だった。著名な文学者たちに「アメリカの始祖である」と言われた。代表作に『トム・ソーヤの冒険』『王子と乞食』『不思議な少年』など。22タイプの作家にはほかに、寺山修司、久生十蘭、徳田秋声、ノヴァリーノらがいる。

性格
22の人は運に味方されるタイプで、人に恵まれるのも生まれつきのせい。ただ運の浮き沈みは激しいが、やはり常に何かの助けが入る恵まれた生まれつき。なので、基本的にやさしい人が多い。『トム・ソーヤの冒険』が大ヒットし、一躍「時の人」となったマーク・トウェイン。資産家になるが、発明の投資や株で富の減少も経験。とはいえ、お茶目で冒険心に富み、現実の自分の不幸を感じさせない明るく豊かな表現力の持ち主で、作品はヒットし続けた。世界中で講演活動を行うなど精力的で頑丈なタイプ。発明で経済を逼迫したがスクラップブックの特許も取っている。

仕事
未来への夢とアイデアを持ち、日々行動するので思いがけない巡り合いがある。したいことをして、何かを目指さず偶然来た船に乗るのが仕事を掴む鍵。仕事はできるけどよりラッキーを掴んでほしい。

ファッション 
足せば4になる22だが4と全然違う。ちょっと印象に残るファッションや変わった小物を持ちがち。動きやすい服が基本は好き。帽子やヘアスタイルなど頭にこだわりあり。

健康
もともとが相当頑健。結構無理が効いてしまう。根が頑固なので身体が硬くなりがち。若いうちはいいけれど、歳を取ったら食事と運動を。頑固な人は骨にくるのでストレッチが大事。

ラッキーカラー:ホワイト

文豪占い数秘33
完璧主義で人たらしな、夏目漱石タイプ

夏目漱石
明治から大正初期に活躍した小説家・評論家・英文学者。人生をゆったりと眺めようとする要素が強い余裕派と呼ばれる。教育者としても優秀で門下生が多く、文人を輩出する。1984年から2004年まで発行された千円札の肖像となった。代表作に『坊ちゃん』『こゝろ』『明暗』など。33タイプの作家にはほかに、澁澤龍彦、向田邦子、バルザック、アガサ・クリスティ、ジェーン・オースティンらがいる。

性格
突出して完全主義の33タイプ。この数字の持ち主で能力の低い人はなし。家庭を持てば家庭は大切にする。友人関係なども円満だが、感情を抑えすぎて体の不調にまでつながってしまうことも。弱音や毒は時々吐いてよし。
漱石は文豪の代表のようなモノだが、留学経験もあり教師や新聞社に入ったりと万能感あり。ただし神経質なためノイローゼのエピソードもある。癇癪持ちだったようだし夫人との不仲説もあるが、女性問題もなく子供を可愛がっている。「締切を破る人が信じられない」と言っていたそうだが、感情的になり書かないことなどなかった。教え子にも愛情がありみんなが集まりすぎるほど慕われていた。

仕事
仕事が正確で表現力、直感力を合わせ持つ。仕事は俳優やダンサーの表方もマネージメントなどの裏方もどちらも行ける。どこでも見事なプロ意識を見せ、細かいことまでよく気が回るはず。

ファッション
変わったTシャツやジャケットなど結構個性的だけど、目立つものは着ない。ここも仕事優先なので職場で着る服はまわりの空気に合わせて、選んでいるはず。着回しが大好き。

健康
感受性過敏で喉の不調を起こしたり、完全主義のプレッシャーで心因性の胃痛に苦しんだりするかも。食べるのも仕事で平気で抜かしたり、いい加減になるのでまずはゆとりのある時間を持つのが肝心。

ラッキーカラー:レインボー

タナミユキ
タロット、気学、易学、数秘術などに精通し、テレビや雑誌、アプリなど様々なメディアで活躍している占い師。著書に『来れば? ねこ占い屋』(小学館)がある。また雑司が谷にある『古本ト占 JUNGLE BOOKS』で鑑定も行なっている。
HP:https://junglebooks.wixsite.com/junglebookstop

イラスト・倉本トルル

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おとなの週末Web編集部
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