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気前のいい女将がいるお店『居酒屋 きよし』

『居酒屋 きよし』で昭和の空気にひたってみよう。

堀切の魅力はどこか時代に取り残されたようなノスタルジックな雰囲気。昭和40年創業の同店には、昭和の良き時代の大衆酒場文化がそのままに保存されている。

炭酸水の空き瓶は自分の前に並べていくのがこの店のルール。店それぞれに確立された流儀に従う面白さをぜひ体験してほしい。

『居酒屋 きよし』(手前)ピーマンタル焼(奥)イカメンチ(ドリンク)焼酎ハイボール ピーマンに自家製タルタルソースをたっぷりのせて焼いた人気の一品。イカがゴロゴロ入るメンチも定番

「週に何度も来てくれるお客さんが多いから、値段を上げられないの。料理の品数もいつの間にか増えちゃって、こっちはてんてこ舞いだよ」と気風がいい二代目女将・後藤さん。

壁の短冊にあるグランドメニュー以外に、ホワイトボードに掲げられる日替わり料理は40種以上のラインナップ。それを後藤さんがちゃきちゃきと調理する。

駅前で創業し、移転を経て来年60周年を迎えるという。客の多くが杯を重ねるど定番の酒、焼酎ハイボールは初代女将がつくり上げた味を頑なに守る。

美味しくリーズナブルなものをとつまみを進化させながら、もてなしの心意気は変わらない。ボール片手にゆるりと過ごせば、わざわざ通う人の気持ち、ストンと腑に落ちる。

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おとなの週末Web編集部
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