陽が長い夏こそ、涼しいうちに朝の始動を早めるのはいかがでしょう?それも美味をいただく“食べ活”で。慌ただしい日々をリセットし、新たな気持ちで1日を迎えられるよう、ちょっと贅沢な朝食をご提案。ラグジュアリー系から和食メインのものまで、満足度の高いホテルビュッフェを紹介します。平日限定も多いので、午前休をとるのもあり!?
画像ギャラリー暑さが続いている今、涼しいうちに朝の始動を早めるのはいかがでしょう?それも美味をいただく“食べ活”で。慌ただしい日々をリセットし、新たな気持ちで1日を迎えられるよう、ちょっと贅沢な朝食をご提案。ラグジュアリー系から和食メインのものまで、満足度の高いホテルビュッフェを紹介します。平日限定も多いので、午前休をとるのもあり!?
『コンラッド東京 オールデイダイニング セリーズ』 @汐留
感度の高いビュッフェとシグニチャーの一品でパワーチャージ!
ビュッフェと選べる1品(メインディッシュ)を楽しめるコンラッド東京28階、『オールデイダイニング「セリーズ」』のブレックファースト。ラグジュアリーホテルならではのモダンで開放的な空間で、気の利いたサービスを受けながら楽しむ朝食は格別だ。
まずはプレートを手にビュッフェを巡る。都内ラグジュアリーホテル随一というメニュー数もだが、いいなと思うのは、コンラッド東京らしい気分が上がる感度の高さだ。
自分でアレンジできる本格的なタコスも他にはないし、ヘルシーな自家製スムージー、サラダコーナーにある地産地消の新鮮な東京野菜もよし。
コンラッド東京 セリーズ ブレックファースト 6500円 サービス料別
6歳~12歳 3500円、6時半~10時半LO ※宿泊者以外は平日限定/予約可
で、メインに選んだのはシグニチャーメニューでもある「ロブスターオムレツ」。オマールエビにマッシュルーム、本格的なビスクソース。おおお、いいのか、朝から。全身にパワーがチャージされる!
[住所]東京都港区東新橋1-9-1 コンラッド東京28階
[電話]03-6388-8745(予約専用)
[営業時間]6時半〜10時半LO、11時半〜22時(21時LO)※土・日・祝は12時〜16時がスイーツビュッフェ
[休日]無休
[交通]都営大江戸線ほか汐留駅9番出口から徒歩1分
『アンダーズ 東京 ザ タヴァン グリル&ラウンジ』 @虎ノ門
上質な味と空間、器に眺望、すべてが心地いいシアワセ
51階の店内に足を踏み入れると、天窓から射す陽光と目前に広がる都心の絶景に、パッと心が華やぐ。虎ノ門ヒルズ 森タワー最上階に位置するホテルのダイニング。
ここでは、主菜が8種からいくつでも選べ、作りたてが運ばれる。エッグベネディクトやワッフル、オムレツまで、あれこれ楽しめるが、和洋とりどりのビュッフェ台も負けちゃいない。
ブレックファストブッフェ 6600円 サービス料別
6時45分~11時(10時半LO)※平日限定予約可
焼きたてパンは約15種と豊富。みずみずしいサラダにスモークサーモン、チーズ、自家製ジャムなどをお供に。厨房で発酵させたヨーグルトや自家製グラノーラもあり、朝の身体が喜ぶおいしさだ。
和食は、米粒の立ったななつぼしのご飯、イクラ、魚、煮物など少数精鋭ながら上質。果物やドリンクのラインナップにもセンスが光る。気持ちいい1日の始まりだ。
[住所]東京都港区虎ノ門1-23-4 虎ノ門ヒルズ森タワーアンダーズ東京5 1階
[電話]03-6830-7739(予約専用)
[営業時間]6時45分~22時半
[休日]無休
[交通]地下鉄日比谷線虎ノ門ヒルズ駅B1出口(直結)から徒歩約3分
『ホテルニューオータニ コーヒーショップ「SATSUKI」』 @赤坂見附
最強の名に偽りなし!の絶品揃い
テーマは「健康と発酵」。そう聞くと和風の朝食が思い浮かぶかもしれないが、こちらでは、味噌、塩麹、チーズやヨーグルトなどの発酵食品の中に、モーニングステーキなどの肉料理も並ぶ。
柔らかくしっとりとした赤身肉を頬張れば、一気に目が覚めるようだ。
玄米を食べて育った鶏が生み出す「玄米卵」のオムレツは、驚くほどあっさりとした風味が特徴。和食、洋食、中華、約100種の料理は、何を口にしても味付けが上品で飽きが来ない。
新・最強の朝食 6500円
7時~10時(土・日・祝、繁忙期は70分制)※宿泊者以外は平日、土のみ/予約は平日、土の8時半入店のみ可
岩泉ヨーグルトや、ここでしか食べられない『ピエール・エルメ・パリ』のヴィエノワズリーをいただけば、胃も心も満ち足りて活力ある一日を送れるだろう。しっかり食べて精をつけたい朝に行きたい、とっておきの朝食ビュッフェだ。
[住所]東京都千代田区紀尾井町4‐1 ホテルニューオータニ(東京)ザ・メインロビィ階
[電話]03-5275-3177
[営業時間]7時~23時
[休日]無休
[交通]JR総武線ほか四ツ谷駅麹町口・赤坂口から徒歩8分
『ホテル龍名館(りゅうめいかん)東京 花ごよみ東京』 @八重洲
東京産の食材にこだわったヘルシービュッフェ
120年以上の歴史を持つ『龍名館』。長年、会席料理を提供してきた経験と技術を活かし、丁寧に作られているのが「東京ブッフェ」の品々だ。「東京野菜」や東京・八王子市で生産される「八玉子(はちたまご)」など、東京産の食材を多用し、月替わりで約40種の料理を揃えている。
東京ブッフェ 2800円 (60分制)
6時45分~10時(9時45分LO)※土・日・祝は~14時(13時半LO)/予約不可
中でも、濃厚で甘みのある「八玉子」を使った卵かけご飯と、12時間以上煮込まれた丸鶏スープや、昆布ダシにくぐらせて食べる野菜しゃぶしゃぶは必食。「八玉子」を使用した特製玉子焼もダシがしっかり効いて旨い。
焼魚や刺身なども揃うが、やはり野菜が主役。そのためか、満腹になるまで食べても体が軽やかに感じられる。東京駅八重洲北口から徒歩3分という立地のため、出張前に気合を入れるのにもうってつけだ。
[住所]東京都中央区八重洲1-3-22 ホテル龍名館東京15階
[電話]03-3271-1135
[営業時間]6時45分~10時(9時45分LO)※土・日・祝は~14時(13時半LO)、11時~14時(13時半LO)、17時半~22時(21時LO)※土・日・祝は~21時(20時LO)
[休日]無休
[交通]地下鉄銀座線ほか日本橋駅A7出口から徒歩1分
『ホテルミュッセ銀座名鉄 銀座朝食ラボ』 @東銀座
色とりどりの小鉢を9升トレイに据える体験型朝食のかたち
ビュッフェコーナーにズラリと並ぶのは、四季折々の食材を使って美しく盛り付けた和洋の小鉢。テーブルに用意された9升トレイへ好みを乗せるだけで気分は爆上がりだ。
朝食 2420円
(土・日・祝は2750円/50分制)7時~11時(10時最終入店)/予約可
料亭出身の料理長がこだわるのは、“手作り”と“季節感”。それゆえ、メニューは3月、6月、9月、12月で変わる。炊き込みご飯は月替わりなので毎月でも、と思うほど食材へのリスペクトを感じるおいしさで、可能な限り通いたくなる。
ライブキッチンでは国産銘柄豚の「黄金出汁しゃぶしゃぶ」を提供。美しきダシにくぐらせた三元豚と白菜は格別だ。
50分の時間制で満席の場合もあり、事前予約がおすすめ。アレコレ食べたくなって時間が足りないほど、食の楽しみが詰まった有意義な朝が過ごせることを約束する。
[住所]東京都中央区銀座7-12-9 ホテルミュッセ銀座名鉄2階
[電話]03-6264-7037(7時~15時)
[営業時間]7時~11時(10時最終入店)、11時15分~14時半(13時半最終入店)※土・日・祝は~15時
[休日]無休
[交通]地下鉄銀座線ほか東銀座駅A1出口から徒歩4分
撮影/鵜澤昭彦(セリーズ)、西崎進也(ザ タヴァン、SATSUKI、花ごよみ東京)、高井潤(銀座朝食ラボ)、取材/池田一郎(セリーズ)、飯田かおる(ザ タヴァン)、松岡芙佐江(SATSUKI、花ごよみ東京)、市村幸妙(銀座朝食ラボ)
※2024年7月号発売時点の情報です。
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