「半ラーメン」は1杯250円の激安価格
で、まず目に前に運ばれたのは「半ラーメン」。具材は揚げ玉とモヤシ、ネギ。単品でも250円と激安ゆえに、チャーシューやメンマを入れることができないのだろう。
では、スープをひと口。揚げ玉でややオイリーになっているため熱々なのがイイ。味は……ショッピングモールのフードコートにあるラーメンのような感じ。これと言って特徴はないものの、おそらくこの味が嫌いな人はいないと思う。
麺はストレートの中太麺で、茹で加減はややかため。これは筆者の好み。まぁ、ここのメインはあくまでもチャーハンであって、ラーメンはサイドメニューにすぎないのだから、これもアリだよね。
「半ラーメン」を少し食べたところで「肉あんかけチャーハン」の登場。並盛でも大盛でも値段は同じということで大盛にした。うん、なかなかの、というかかなりのボリューム。「半ラーメン」とのセットでは量が多すぎるのではないかと少し後悔した。まぁ、何はともあれ、いただきます!
チャーハンそのものの味は……
おっと、こちらは見た目よりも味は濃くはない。肉も挽き肉を想像していたけど、大きくてしっかりと存在感がある。薄味に仕上げているのは、チャーハンとのバランスを考えてのことだろうが、やはり肉あんかけの味が勝ってしまい、チャーハンそのものの味がよくわからない。
半分ほど食べたところでベースとなるチャーハンチェックをしてみた。具材は玉子のみ。お米の一粒ひと粒に油がコーティングされていて、炒め加減はベストだ。チャーハンだけを食べてみると、ほとんど味がしなかった。これも肉あんかけがかかるためだろう。しかし、そうなると白ご飯の上に肉あんかけをかけても同じような味になるのではないか。
やはり、“のせ系”のチャーハンを評価するのは難しい。筆者としては、上にのせる具はチャーハンをよりおいしくさせるためのものであり、ベースとなるチャーハンがおいしくなければ成り立たないと思うのだが。
今回はやや辛口になってしまったが、「半ラーメン」との相性はよかった。次回は肉あんかけがかかっていない「広東チャーハン」を食べてみようと思う。
取材・撮影/永谷正樹
1969年愛知県生まれ。株式会社つむぐ代表。カメラマン兼ライターとして東海地方の食の情報を雑誌やwebメディアなどで発信。「チャーラー祭り」など食による地域活性化プロジェクトも手掛けている。