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大きな空、渡る風が気持ちいいテラスで心も身体も喜ぶランチを『Rice Terrace Cafe(ライステラスカフェ)』@千葉県・いすみ市

県道から小道を入っていくとぽっかりと広がる空間。草っ原があり、のんびり草を食むヤギが1匹いて、その向こうに見える古民家が『ライステラスカフェ』だ。空が広い。そして穏やかに通り抜けていく風がとても気持ちいい。

『Rice Terrace Cafe(ライステラスカフェ)』目の前には広い草っ原。木立に囲まれ、すぐ隣には無農薬の田んぼがある。畑から採れる野菜や庭の野草、すべてが料理の材料に。味噌や醤油の原材料、大豆や小麦も自家栽培だ。時間がゆっくりと流れ出す

母体となる「ブラウンズフィールド」のテーマをひとつ挙げるなら「ハッピーな循環生活」。スタッフは日々米や野菜を育て、調味料を手作りし、サステナブルな生活をしている。このカフェはその一端を誰でも共有できる場所とでも言おうか……。

眩しく光が溢れている外とは対照的に、木陰の気持ちよさを感じさせるテラス席。そこでいただくランチには、「できるだけ自分たちで育てたもの」が手作りの調味料で料理されて並ぶ。

ランチプレート 1650円

『Rice Terrace Cafe(ライステラスカフェ)』ランチプレート 1650円 本日は赤米×イセヒカリ。薪で炊かれた玄米が旨い。なるべく自前の畑で採れた旬の野菜をふんだんに使い、焼いたり、和えたり、マリネしたり……。調理法も工夫されていて楽しい。自家製の味噌にもほっこり。素材の味がナチュラルにじんわり伝わってくる

羽釜で炊いた天日干しのお米も旬の野菜も、乳製品を使わないデザートも、じわんと素朴においしくて身体がリセットされるようだ。のんびり癒される視界の向こう側には、ライステラスが実った穂を風に揺らしていた。

【food menu】
・本日のパフェ 880円
・醤油粕ザッハトルテ 660円 ※スイーツは週替り
・ランチプレート 1650円

『Rice Terrace Cafe(ライステラスカフェ)』ブドウ棚が日差しを遮り、風が抜けるのが気持ちいいテラス席。時間を忘れて長居したくなる

[住所]千葉県いすみ市岬町桑田1501-1
[電話]0470-87-4501
[営業時間]11時〜17時(16時半LO)
[休日]月・火・水・木(月が祝日の場合は営業)
[交通]JR外房線長者町駅からバス(平日のみ運行)県道桑田交差点停留所から徒歩20分(週末は長者町駅よりタクシーにて)

撮影/松田麻樹(日月堂)、浅沼ノア(Rice Terrace Cafe)、取材/池田陽子(日月堂)、池田一郎(Rice Terrace Cafe)

2024年10月号

※2024年10月号発売時点の情報です。

※写真や情報は当時の内容ですので、最新の情報とは異なる可能性があります。必ず事前にご確認の上ご利用ください。

…つづく「【厳選】秋に食べたい東京のスイーツ5選!」では、覆面調査隊が旬の食材が堪能できる東京都内の選りすぐりのスイーツを実食レポートしています。

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おとなの週末Web編集部
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