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“地域おこし協力隊”として果たしていきたい役目

自治体と関係を築きながら、もっと様々な補助金などの勉強もしてみたいと考え、それには最適な環境だと考えたそうで……

石黒:協力隊はコミュニティ型とミッション型があるのかと思います。コミュニティ型は地域の方とのコミュニケーションを主体とした活動。自分の方は企業誘致やスタートアップ支援を行うミッション型の取り組みです。他自治体ではあまり聞いたことがなかった動きなので、それも今回の移住の決め手になりました。企業のことも知ることができ、そこに使える補助金のことなども学べるいい機会になるはずだと。

校舎前にある玖珠町サテライトオフィスに進出した企業のロゴ。この企業は校舎一棟をオフィスにしている

“地域おこし協力隊”の任期は最長3年。その時間は貴重な体験になるはずと石黒さん。

石黒:行政の方々と一緒に動きながら、社会を学ぶチャンスがたくさんあると思うんです。3年後の自身のために自分を見つめ直すにはちょうどいい時間になるのではないかと。協力隊として活動した後、補助金などを活用して起業し、この地に暮らし続ける。協力隊はそんな移住のための一つの入り口にもなり得ていくと思います。

サテライトオフィスの受付にて。受付の正面には学校時代の靴箱が残る
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おとなの週末Web編集部
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