不自由さの中から新しいものが生まれる
新たな犯罪を生み出し、悪法と言われた「禁酒法」も、悪いことばかりではなかったようです。実は、その時代に国境を超えて密輸されてきたさまざまなアルコールが、その後のお酒文化を発展させたとされています。カナダ産のウイスキーやカリブのラム酒、南部から入って来るテキーラ、また怪しげな酒にトニックやソーダ、ジンジャエールなどを混ぜて誤魔化すことが流行ったことで、いわゆるカクテルが市民権を得ることに。不自由さの中から新しいものが生み出される。人間の逞しさを感じることができるエピソードですね。
1月16日は「禁酒の日」。お正月に飲みすぎちゃった方、お正月が過ぎたのに新年会などまだまだ肝臓が忙しい方、禁酒とは言わないまでも、せめてこの日は「休肝日」にしてみるのもいいかも!肝臓を元気にした後の1杯を楽しみに!