美味しいハコベの見分け方
葉の緑が濃すぎず、鮮やかでみずみずしいものが新鮮で柔らかです。
柔らかく、折れやすい茎のものを。茎が太くて硬いものは、成長しすぎです。成長しすぎたものは繊維質が多くなって硬くなっているので避けましょう。
また、花が咲くと茎や葉が硬くなるため、花が咲く前のものを選びましょう。
ハコベの注目栄養素
春の七草に使われることからもわかるようにハコベは栄養豊富な野草です。
ビタミンやミネラルを豊富に含むだけではなく、体内の老廃物を排出するデトックス作用があるといわれています。
注目は、胃腸の調子を整える作用がある点です。実際、昔から腹痛薬、整腸薬として用いられています。
お正月明けの疲れた胃腸を癒すために食べる七草がゆの具材として使われるのはこのためです。
また、ハコベ塩の項で紹介したとおり、消炎作用が強く、搾り汁は歯槽膿漏や歯肉炎に効くといわれています。
ほかに、利尿作用のあるサポニン、止血作用のあるクマリンが含まれています。
↑上記にそのほかの「旬食材」をまとめていますので、ぜひご覧ください。