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宿泊者以外にもオープンなラウンジやカフェをちゃっかり利用

日帰り出張だったりして、宿泊する機会がなくても、OMOのある街を訪れると、最新の街情報を知りたくて、ちゃっかりご近所マップをチェックする。

けれど、もともとがその街の観光案内所でありたいという思いから、ご近所マップはできているので、ふらり客も歓迎してくれるらしい。

なかには宿泊者限定のOMOベースもあるが、金沢片町や沖縄那覇、熊本などローカルの常連客が集うカフェ&バルも多い。ホテルのラウンジとはまた違う、カジュアルで活気のあるスペースになっているのがいい!

宿泊客や地元の人々が行き交うOMOベース。人情豊かな交流も
朝食も、カクテルも、オールデイカフェバーのような空間なので、街歩きの休憩にはぴったり

……と「いい!」ばかりで結んでしまうとなんだかうさん臭いが、あまりにも楽しくて、ビジネスでも、プライベートでも利用しまくっている。

全国17施設のうち、取材、プライベート旅を合わせて、京都の祇園と、新しく2024年にオープンしたばかりの函館以外はすべて滞在した。目指せ、全制覇だ。

しかも春夏秋冬、四季に応じたアクティビティやディスプレイも変わる。訪れるたびに発見があるのだ。

駅前、商店街から近いなど、街ナカ旅には絶好のロケーションの「OMO5東京大塚」

ということで街ナカ旅の達人を自認するトラベルライター間庭が、街ナカホテルの活用法「OMOのトリセツ」を毎回、お届けする。

文/間庭典子
まにわ・のりこ。東京都杉並区出身。婦人画報社(現ハースト婦人画報社)退社後、米ニューヨークを拠点に活動。帰国後はフリーライターとして情報を発信。全国各地の宿、インテリア誌では200軒以上の住宅を取材するなど、旅芸人なみのフットワークを誇る。仕事柄、ラグジュアリー系リゾート体験も豊富だが、「青春18きっぷ」を使って旅する“18きっぱー”でもあり、JRのほぼ全路線制覇。地の酒、肴を味わえる居酒屋や市場めし、ひなびた湯治場を巡るのも大好き。

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間庭典子
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