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あんぱんの元祖であり、150年以上の歴史を紡いできた『木村屋總本店』。実は、銀座本店の7・8階には工場があることをご存知だろうか。こちらでは1階のベーカリーで販売すべく、あんぱんのほかフランスパンや菓子パンなど約130種を毎日せっせと焼いている。普段は入ることが出来ない工場に潜入し、美味しさの秘訣を探ってきた。

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「日本人に合うパン」を目指して作られた

1869(明治2)年に創業し、現在は全国に約26店舗を展開している『木村屋總本店』。1874(明治7)年に「日本人に合うパンを」という思いから開発された「酒種あんぱん」は、150年以上経った今なお愛される味だ。

「酒種」とは一体何か?と思った人も少なくないだろう。同店のあんぱんは「イースト」ではなく「酒種」を利用して作られている。

どちらも「酵母」であるという点では同じだが、栄養源が異なる。一般に市販される「イースト」は糖蜜を栄養源として生産され、「酒種」は米で育てる。

「酒種」は「イースト」に比べて簡便性が落ちるものの風味の点で優れており、日本人が馴染みやすい味わいを生み出しているという。

日本人に愛されるべくして生まれた「酒種あんぱん」は、東京工場や柏工場でも作られているが、銀座本店の1階で販売されるものは本店の7・8階に併設されている工場で作られている。筆者は、上階に工場があると聞いた瞬間に、あのスペースでパンを焼いているの!? と驚いたものだ。

決して広くはないスペースで、職人さんたちは手際よく動く
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朝5時半から作られるあんぱんが人気の理由
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『おとなの週末』Web編集部
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