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全店実食調査をもとに、本当におすすめできる店だけを紹介する『おとなの週末』。7月15日に発売したばかりの8月号は、「夏の粋 うなぎ」を大特集!このページでは、今年の「土用の丑の日」である7月26日を前に特集の目玉コンテンツを気前良く公開しちゃいます。まずは気鋭の新店から!

老舗の伝統ある味わいもいいけれど、新進気鋭の新店で味わううなぎも忘れちゃいけません。今回は関西風とも呼ばれるパリッと香ばしい“地焼き”がキーワード。関西に本店を構える実力店から、気軽にうなぎを味わえる優良店、店主自ら天然うなぎを獲りにいくユニークなお店まで、やがて名店と呼ばれるお店を集めました。

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【2025年1月OPEN!】大阪から上陸!うなぎの一品料理と本場の地焼き『地焼鰻 寝床 中目黒店』@中目黒

器に横たわる堂々たる姿に目が釘付け。見るからにパリッとしたそれは、ひと目で関西風の地焼きというのが伝わってくる。それもそのはず、こちらは大阪・心斎橋で創業からおよそ20年の繁盛店。満を辞して東京へ進出し、目黒川沿いに暖簾を出した。

炭の前に立つのは自身も大阪から遠征する大将・水本将哉さん。親戚が問屋を営んでいるのも強みで、使用するのは皮が薄く身質がキメ細やかな桑名産が中心だ。

これをまずは白焼きに。あらかた火が通ったところで炭から外し、いったん休ませるのも独特の手法。こうすることで閉じ込めた水分や脂が混じり合い、身がふっくらと盛り上がるのだそう。いい頃合いで再び炭に乗せ、タレを絡めながら焼きを強めていく。

特選鰻丼6900円

『地焼鰻 寝床 中目黒店』特選 鰻丼 6900円 自社の工房で作った備長炭を使用しており、香ばしさも満点。うなぎは肉厚&大ぶりサイズを厳選し、地焼きでもふっくらと仕上がる。お新香と肝吸い付き

そうして出来上がったうなぎに挑めば、身の表面はサクッと軽い食感。焼き目に染みたタレと凝縮したエキスがじわりとあふれてきて後味に残る余韻もひたすら長い。さすが本場!と思わず膝を打つ仕上がりだ。

とはいえ串物や一品料理など、うなぎを使ったつまみも多々。まずは日本酒でもお供に、そこから楽しんで。

大将:水本将哉さん「ひつまぶしもご用意しています!」

『地焼鰻 寝床 中目黒店』

[店名]『地焼鰻 寝床 中目黒店』
[住所]東京都目黒区中目黒1-9-16レジオン中目黒1階
[電話]03-6303-0149
[営業時間]11時半〜14時(13時半LO)、17時〜22時(21時半LO)
[休日]不定休
[交通]東急東横線ほか中目黒駅正面改札から徒歩5分

【2026年4月OPEN!】コスパと味を追求した関西風と福岡式の2種類の味で勝負!『うなぎの萬助』@神楽坂

テーマにするのが”うなぎをもっと身近なごちそうに”。そうそう、10年くらい前までは、ちょっと疲れた時、はたまたスタミナをつけたい時に、ふらっと食べに行ける存在だったなあ。

重箱を埋め、さらに身が重なり合う立派なサイズの国産うなぎを丸ごと尾使っても4千円に届かない価格というのも理由がある。割きは毎朝問屋が行い、焼きは備長炭に負けぬ温度と遠赤外線の特別な焼成機で関西風の地焼きに仕上げているからだ。

うな重特上3850円

『うなぎの萬助』うな重 特上 3850円 飴色のツヤを放つタレは、コクがありつつも醤油のシャープなキレもあり、身の甘みを引き立てる

皮目はパリッと香ばしく、身は弾力を保ちつつふっくら。職人のそれと、いやそれ以上の出来栄えと言っていい。さらに農家直送の有機堆肥で育てた米や甘みを抑え醤油のキレを立たせたタレが一体となってお重としての完成度を高めてくれている。

また他にも東京では出す店が少ない福岡式のせいろ蒸しも用意。タレをまぶしたご飯と炙った身を木製の器ごと蒸すことで、地焼きとはまた違ったとろりとした口当たりに。身にほんのり移った檜の香りも爽やかだ。

ちなみにどちらも半尾の並ならば2530円。これならまたふらっと食べに来られそう。

中田俊治さん「テイクアウトのうな重弁当も人気です!」

『うなぎの萬助』

[店名]『うなぎの萬助』
[住所]東京都新宿区神楽坂3-2-4クレール神楽坂1階
[電話]03-3235-8788
[営業時間]11時〜20時45分(20時LO)
[休日]無休
[交通]地下鉄有楽町線ほか飯田橋駅B3出口から徒歩3分

【2025年10月OPEN!】和の料理人が作る端正なつまみと唯一無二のうなぎの味『とめまる』@武蔵新田

うなぎを食べたいけれど、その前に、きちんとしたつまみで一杯やりたい。そんな食いしん坊にうってつけがこの1軒。

藁をくべて火を熾した炙りたてのカツオ刺しに、皮を剥ぐと純白の脂をびっしりたたえた上等なイワシの新生姜巻き。月替わりの品書きに並ぶのは、旬をとらえつつ、素材の輪郭を立たせた真っ直ぐな日本料理だ。

それも店主・福満穣さんが割烹出身と訊けば、この献立の成り立ちも腑に落ちる。ゆえに、うなぎも和食の技からアプローチ。

白焼きは地焼きしながら、途中でタレをさっとひと塗りして、香ばしさを出しつつ、皮をパリッとクリスプに。また蒲焼きは焼く前に5分ほどの軽い蒸しを入れ、余分な脂を落としながら身のふんわり感も出した、いわば関東&関西のハイブリッド。

白焼き付お重9680円(昼は8200円)

『とめまる』白焼き付お重 9680円(昼は8200円) 1尾330g前後の大ぶりのうなぎを使用。産地はその時々で変わりこの日は浜名湖のブランド「でしこ」。お重に1尾、白焼きには半尾がつく

加えてタレだ。うなぎの骨や昆布のダシも入るそれは、強い焼き色のストロングなルックスとは対照的に思えるくらい穏やか。身からほとばしる脂の甘み、コク、旨みが解像度高く舌へ伝わってくる。端正込めた一品料理でゆるゆる酒盃を傾けてから〆にうなぎ。まさしく大人の愉悦だ。

店主:福満穣さん「日・月・火はランチもうな重&白焼き出していますよ」

『とめまる』

[店名]『とめまる』
[住所]東京都大田区千鳥2-36-1佐藤ビル
[電話]03-6715-5670
[営業時間]11時半〜14時(日・月・火。それ以外は予約のみ営業)、17時〜23時(22時LO)
[休日]水
[交通]東急多摩川線武蔵新田駅から徒歩1分

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【2025年7月OPEN!】天然物もあり!仙人が焼き上げる関東&関西をお好みで『うなぎ仙人』@川崎
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『おとなの週末』編集部
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