【2025年7月OPEN!】天然物もあり!仙人が焼き上げる関東&関西をお好みで『うなぎ仙人』@川崎
彼の前世に一体何があったのだろう?物心ついた頃から、うなぎが大好物。毎日食べたいと言って母親を困惑させたとか。大人になればお店を食べ歩きしながら全国の河川に足を運び、天然物を釣りや潜りで捕まえて、自分で調理もするように。
さらに実家の家業を手伝うかたわら、ここぞと思う店の厨房にすべり込んで技術を学んできた。彼にいつしかついた通り名が「うなぎ仙人」。15年間、そんな暮らしを続け、集大成を披露すべく店を構えたのがちょうど1年前のこと。
とはいえ通常使うのが国産の養殖。それでも養鰻家とも繋がりが深いため「横山さんの鰻」など、とびきりの品も入ってくる。また注文から捌くのも信条で、でき上がりを待っている時間も醍醐味だ。
焼きは関東&関西、どちらでも。関東風なら小骨まで丹念に抜いて、とろけるような口当たりに。はたまた関西風なら、凝縮した旨みがストレートに伝わってくる。
うな充(1尾)4800円
さらに奥の水槽に泳いでいるのが仙人やその友人達が捕まえた天然物。ここから好みのサイズを選んで、白焼きやお重にしてもらうことも可能だ。
店主:伊丹翔さん「小さな店ですので、予約してからお越しください」
[店名]『うなぎ仙人』
[住所]神奈川県川崎市幸区遠藤町30-5
[電話]080-3152-0910
[営業時間]11時〜14時、17時〜21時
[休日]月
[交通]JR南武線矢向駅から徒歩16分
1杯に込められた50年分の想いが変わらぬ味を生む『人形町 梅田』@人形町
『おとなの週末』のうなぎ特集で”殿堂入り”や”名店”として度々紹介してきた同店。かくいう筆者もこの店に惚れ込んだひとり。少し前に伺った時には、「親方がちょっと体調を崩してね」なんて女将さんに耳打ちされたのを思い出す。
そんな中、今年の冬に飛び込んできたのがリニューアルの報。およそ半世紀、初代と先代が守った看板を、料亭など数々の名店で料理長をつとめた富田正藤さんが引き継いだという。むろん、ただ看板と場所を譲られただけではない。先代からがっぷり四つで技を学び、伝統のタレも、うなぎの仕入れ先も、女将さんのおもてなしの心も丸ごと全部を大事に受け取った。
先代が考案したうなぎ×梅干しという大胆な組み合わせの「梅田丼」も、もちろん健在。食べてみれば記憶の中にある味のまんま。
梅田丼御膳6800円

うな重は仕上げに秘密のひと手間で、香りをぐっと華やかにするのもおんなじだ。
消えゆく老舗も多いなか、次世代へきっちり味と矜持と職人の粋を伝えた先代は、今じゃ夫婦でのんびり暮らしているとか。新しくなった『梅田』の暖簾は今日も清々とはためいている。
3代目:富田正藤さん「今までなかった新しいメニューにもチャレンジしています」
[店名]『人形町 梅田』
[住所]東京都中央区日本橋人形町3-4-2梅田ビル
[電話]03-3661-0160
[営業時間]11時〜15時(14時LO)、17時〜21時半(20時半LO)
[休日]月(祝は営業、翌火休)
[交通]地下鉄日比谷線ほか人形町駅A5出口から徒歩1分
撮影/鵜澤昭彦(寝床)、浅沼ノア(萬助)、小島昇(とめまる、うなぎ仙人、梅田)、取材/菜々山いく子
※写真や情報は当時の内容ですので、最新の情報とは異なる可能性があります。必ず事前にご確認の上ご利用ください。
※画像ギャラリーでは、絶品うなぎ料理の画像をご覧いただけます
※月刊情報誌『おとなの週末』2026年8月号発売時点の情報です。
























