手土産の主流は「ネオ和菓子」になる? 2025年に流行るグルメを大予測!《前編》

政治も経済もなんだか先行き不透明な時代です。グルメだって予測が難しくなっています。そこで編集スタッフが、放言覚悟で2025年にブームとなりそうなグルメを大胆予測してみました。不景気に加え物価の高騰もあって、“安くておいしい”が基本になりそう。でも、逆境に負けず流行りそうなものを見つけてきました!今回は前編です!

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政治も経済もなんだか先行き不透明な時代です。グルメだって予測が難しくなっています。そこで編集スタッフが、放言覚悟で2025年にブームとなりそうなグルメを大胆予測してみました。不景気に加え物価の高騰もあって、“安くておいしい”が基本になりそう。でも、逆境に負けず流行りそうなものを見つけてきました!今回は前編です。

【予測1】軽やかでヘルシー米粉料理がさらに増える!?

不足している、価格が急騰など、日本食の土台でありながら不安定な米。そのものではなく、油を吸いづらい、腹持ちもよい、もちろん美味と健康志向に寄り添った米粉を使った料理が来そう。

《米粉料理1》軽い食べ心地で具材が引き立つ米粉もんじゃ『もんじゃ加とう』@浅草

都内を中心に店舗数を伸ばす『月島もんじゃ もへじ』の店主・加納さんと、『煎餅もんじゃ さとう』の店主で、さらにポルトガル料理店も営む佐藤さん。お互いの店を行き来するうちに意気投合し、昨年7月にふたりでこの店を立ち上げた。

となると気になるのがメニューなのだが、海鮮もんじゃなどの定番も抑えつつ「金の○○○もんじゃ」といった味の想像のつかないものまで遊び心もたっぷり。

明太子もちチーズもんじゃ1980円、それいけ!!あんぱんまんもんじゃ2200円

『もんじゃ加とう』(右)明太子もちチーズもんじゃ 1980円 大きな明太子が丸ごと1本のる (左)それいけ!!あんぱんまんもんじゃ 2200円 サラミでほっぺを目や口は野菜を煮込んだ自家製のブラバソースで

しかも生地に使うのが小麦粉でなく米粉なのだ。土手を作らない浅草スタイルで焼き上げれば、粘りが少なめでさらっとした食べ心地。具の存在感も立っている上に、胃にも軽く2枚、3枚とパクパクいけそう。この米粉もんじゃの登場に粉もん業界も沸いている。

『もんじゃ加とう』店長 鈴木瞬さん

店長:鈴木瞬さん「スタッフが焼いておいしく仕上げます」

『もんじゃ加とう』

[住所]東京都台東区浅草1-17-10
[電話]03-5830-3332
[営業時間]10時45分〜23時(フード22時、ドリンク22時半LO)※土・日・祝は10時半〜
[休日]無休
[交通]地下鉄銀座線ほか浅草駅1番出口から徒歩3分

《米粉料理2》ザクザクの歯応えと抜群の香ばしさ『米ぷら』@汐留

天ぷらではなく、米の衣で揚げるから“米ぷら”。その衣というのが、新潟県の和菓子メーカーで作る、米粉を薄焼きにした生地を粗く砕いたフレークなのだ。

具材にまとわせ揚げれば、ザクザクと音が鳴るほどクリスプな歯触りから、おかきのような香ばしさがふわりと広がった。しかも食べ心地はライトで揚げ物なのに驚くほど重さがない。なんでもパン粉に比べて吸油率が約40%も低いのだとか(自社調べ)。しかも、衣がへこたれないから、冷めてもおいしくいただけるというおまけ付き。

米ぷら丼(上)1600円

『米ぷら』米ぷら丼(上) 1600円 エビ2尾にオクラやなす、れんこんなどがのる

米ぷら丼のエビに挑んでみれば、プリッとした身との食感のコントラストも心地良く、香ばしさに甘辛いタレがマッチして、魚沼産コシヒカリのご飯がぐいぐい進む。

『米ぷら』(中央)店長  今村慧玲那さん

店長:今村慧玲那さん「米ぷら丼はテイクアウトもOK!」

『米ぷら』

[住所]東京都港区東新橋1-8-2カレッタ汐留地下2階(汐留横丁内)
[電話]03-4400-4996
[営業時間]11時〜15時(14時半LO)、17時〜22時(21時半LO)、土:11時〜15時(14時半LO)、17時〜20時(19時半LO)
[休日]日・祝
[交通]都営大江戸線汐留駅6番出口から徒歩1分

《米粉料理3》バラエティ豊かな米粉パンが魅力『自由が丘ベーカリー/パティスリー』@自由が丘

2021年の開店当初より、人気のベーカリー。その理由はバゲッド、食パン、あんぱん、ケーキなどなど、30種類以上用意される商品のすべてが米粉100%=完全グルテンフリーなこと。

米粉パンたちは、もちもち食感、腹持ちのよさという特徴を活かしつつ、例えばバゲットは香ばしくザクっとした食感、ケーキのスポンジはふわり柔らかくと、用途に合わせてレシピを変えて焼き上げられている。

ハーブチキンサンド450円、ベイクドカレーパン350円、まるパンピーナッツ260円、バゲット(小)280円など

『自由が丘ベーカリー/パティスリー』バンズを使った「ハーブチキンサンド」450円、「ベイクドカレーパン」350円、「まるパンピーナッツ」260円、「バゲット(小)」280円など

米粉パンは数種のみという店も多い中、同店の品数の多さは画期的で「ずいぶん失敗もしました」(マネージャー・湯本敦子さん)という試行錯誤の賜物なのだ。

店の前にはベンチも用意され、気軽にパクッと頬張ることもできるのもうれしい。顔がほころぶその味にパンライフが変わるはず!?

『自由が丘ベーカリー/パティスリー』ケーキも「おこめ和三盆ロール」1カット/380円、「おこめショート」460円など10数種用意している

[住所]東京都目黒区自由が丘1-26-9三笠ビル1階
[電話]03-6421-4761
[営業時間]11時〜18時
[休日]月(祝の場合は営業、翌火休)
[交通]東急東横線ほか自由が丘駅正面口から徒歩1分

《米粉料理4》旨くて軽やかな食後感◎『絵空事』@原宿

豪華なトッピングではなく、麺に注目してほしい。なんと玄米を丸ごと粉砕した玄米粉で作るうどんなのだ。もちもち食感を楽しめながら、グルテンフリーなことでの軽やかな食後感に驚かされた。

また、麺がツユに溶け出しにくく、麺もツユも最後まで変わらぬおいしさなのもいい。ビタミン、ミネラルも豊富…玄米うどん、いい!

とり天ちくわ天うどん680円&温泉たまご150円

『絵空事』「とり天ちくわ天うどん」680円&温泉たまご150円いりこ、カツオ節、スルメのダシもいい!

[住所]東京都渋谷区神宮前3-27-3

健康志向とその味わいがブームを呼ぶ!?

パスタにパン、ラーメンにうどん……あらためて外食を見渡すと、なんと小麦主体の主食が多いことか。

そんななか昨年のおにぎりブームは米食文化の反撃の合図だった。そして今年、おにぎりの後を受け、ブームとなるのが米粉だと予測している。

まずは小麦粉に比べて血糖値の上昇が穏やかでアレルギー症状になりづらいこと。そしてたんぱく質に脂質、ミネラルのバランスがよく、アミノ酸も多く含まれていること。また給油率が小麦粉に比べて低く、揚げ物などに使えばさっぱりと揚がるといった健康面。そして近年、技術が進み、より微細な粉を実現。

今回紹介しているような、もちもち食感のパンやふっくらとしたケーキ、軽やかな天ぷらなど調理の幅が広がっていることなどがその理由。まさか、ほどよい粘りも必要なもんじゃに米粉なんて発想はなかったと、小誌はそこに注目。

もんじゃが可能ならお好み焼きやたこ焼きにも使えるだろうし、餃子の皮にもピッタリかも。未食の米粉料理についつい思いを巡らせてしまう。しかも、どれもおいしいそうだ。

いい点尽くしの米粉料理。もんじゃや天ぷらを出す店が増え、ブームを牽引していくとみた!

【予測2】見映えや食べさせ方にひと捻り、手土産の主流は「ネオ和菓子」に!?

地味だけどおいしい「和菓子」が近年進化中。素材にこだわりちょっぴり高級。そして、SNSの写真映えは当たり前。なんなら動画で映えそうな動きのあるものも。「ネオ和菓子」がバズる予感!

《ネオ和菓子1》やさしくはかない至福の口どけ『菓子たかむら』@神谷町

昨年7月オープン。秋田の会員制料亭『日本料理たかむら』で人気だった「八衣(はごろも)」が東京でも食べられるように。やわやわの求肥で包まれ、餡や果実と一体になりながらスーッと消えていく軽さは衝撃的だ。

八衣(はごろも)700円

『菓子たかむら』八衣(はごろも) 700円(手前から時計回りに)苺、乾酪、絹芋、甘蕉

「乾酪」はバスクチーズケーキと餡という新しい組み合わせで、「甘蕉」のチョコバナナと餡、カカオ求肥のバランスも絶妙。季節限定の「絹芋」のシルクスイートにはイチジクの甘露煮、「苺」には抹茶の求肥など、さりげなく効かせたプラスαが素晴らしい。

『菓子たかむら』

[住所]東京都港区虎ノ門5-3-3神谷町プレイス1階
[電話]03-6809-1608
[営業時間]9時〜18時
[休日]日・祝
[交通]地下鉄日比谷線神谷町2番出口駅から徒歩1分

《ネオ和菓子2》とろける柔らかさは想像以上『ひいらぎ銀座本店』@東銀座

上質なブランドスイーツのセレクトショップとして昨年10月にオープン。イートイン用にオリジナルで作られた「沈む、みたらし団子」の誕生は、年配の方にも安心して食べてほしいという思いがきっかけだとか。子どもに人気のプリンやゼリーからもヒントを得て今のスタイルに。

沈む、みたらし団子650円

『ひいらぎ銀座本店』沈む、みたらし団子 650円

柔らかさのキープのため毎朝一つひとつ手作業で仕上げるという。見た目のとろとろ感だけでなく、みたらしの餡と絡み合いながら溶けていくはかなさは未知なる体験。

『ひいらぎ銀座本店』

《ネオ和菓子3》和&洋の自由な発想がユニーク『フラワーおはぎ専門店Oh!huggy!!世田谷店』@千歳船橋

兵庫・神戸で話題を集め、東京に進出。小ぶりのおはぎを飾るかわいらしい花は、餡を絞って表現されている。月ごとに季節の花に替わり、この12月限定おはぎは冬がテーマ。

七個入りギフトボックス(風呂敷包み)2530円※内容は日替わり

『フラワーおはぎ専門店Oh!huggy!!世田谷店』七個入りギフトボックス(風呂敷包み) 2530円 ※内容は日替わり

「ポインセチア」は甘酸っぱいカシスピューレが包まれ、中央の「寒椿」はまろやかなホワイトチョコ餡と甘酸っぱいイチゴがマッチ。「初雪」は爽やかなゆず風白餡と、一つひとつ異なる味わいが楽しい。飛騨地域産もち米を使っているというおはぎのなめらかな口当たりも◎。

『フラワーおはぎ専門店Oh!huggy!!世田谷店』

[住所]東京都世田谷区桜丘2-29-11
[電話]03-6161-3146
[営業時間]10時〜18時※売り切れ次第終了
[休日]月
[交通]小田急線千歳船橋駅南口から徒歩すぐ

《ネオ和菓子4》パン屋発のサクふわにハマる!『R Baker mini祖師ヶ谷大蔵店』@祖師ヶ谷大蔵

米粉を用いたパンで知られる『R Baker mini』が開発した、揚げどらやき。お馴染みのどらやきのフォルムをイメージし、ベーカリー発ならではの技、専用の生地を油で揚げることで、外はサクッと軽い歯ざわり、中はふわっふわの食感に。

プレミアムあんこ320円

『R Baker mini祖師ヶ谷大蔵店』プレミアムあんこ 320円

定番の「十勝小豆餡」のほか、「白あんミルク」や「生キャラメル」など全24種が日替わりで登場する。「ほろ酔いラムレーズン」は、ほんのりラム酒が香る大人な味。ミニサイズもあるので、小腹が空いたときにも最適。

『R Baker mini祖師ヶ谷大蔵店』

[住所]東京都世田谷区祖師谷1-10-7
[電話]03-6411-5066
[営業時間]10時〜19時
[休日]月・火
[交通]小田急小田原線祖師ヶ谷大蔵駅北口から徒歩3分

とろける食感がさらに進化

伝統を受け継ぎながら、新しい素材や調理法が取り入れられた「ネオ和菓子」。ここ数年このワードを聞くから、ひとつのジャンルとして確立しているとも言えるが、毎年さらなる驚きに出合えるのだから、確実に進化し続けているのだ。

その中で、今年ぜひ注目したいのが、さらに追求された柔らかい食感とはかない口どけ。『ひいらぎ銀座本店』は、みたらし団子をまさかの液体に近い状態にしてしまうとは!とびっくりした。

『ひいらぎ銀座本店』沈む、みたらし団子 650円

『ひいらぎ銀座本店』沈む、みたらし団子 650円

『菓子たかむら』の「八衣」も“とろける”と謳っているが、それどころではなく瞬時に消えていくようだった。

「揚げどら焼き」は生地に自信があるベーカリーならではの、ふわもちとサクッが一体となって、幅広い年代の興味を引きそうだ。

また、つつましい雰囲気だった和菓子が愛らしく彩られたり、シンプルながらもセンスが感じられたり、おしゃれさが格段に増している。

素朴なおはぎも見映えがよくなってきてはいたが、『Oh!huggy!!』の繊細な花の作り込みは見事。特別感もあるので自分のご褒美にもいいし、和菓子にあまりなじみのなかった若い人たちへの手土産にしたら一気に株が上がりそう。

【予測3】大阪の粉もん&世界の粉もんが来る!

2025年の一大イベントといえば大阪・関西万博。海外からの旅行客も足を運ぶと考えれば、自ずとわかる“関西粉もん文化”の伝播。そして、様々なイベントが組まれている世界の粉もんが来る!?

大阪粉もん文化を代表する庶民の味が世界の人々を魅了する!?

4月13日から10月13日まで、184日間にわたって、大阪市の夢洲で開催される「2025年大阪・関西万博」。それを目的に、あるいは日本旅行のついでに足を運ぶ海外からの旅行客も多いと予想する。となれば、きっとお好み焼き、たこ焼きいった粉もんを口にするはず。特にたこ焼きが人気を呼びそうだ。

『ほんま門』@野方のたこ焼き

『ほんま門』@野方のたこ焼き。カツオや昆布のダシが効いたとろり食感

「悪魔の魚」と忌み嫌われたのは今は昔の話だそうだが、頬張ればとろり柔らかな生地、噛むほどに旨いタコ、そして甘くてフルーティなソース、なんだこれは?な青のり、紅生姜が演出するおいしさに悶絶する人が続出だと思うのだ。

そして彼らは東京でもたこ焼きを探し始め、テレビが「東京で楽しめる、本場大阪のたこ焼き!」が放送され小誌までも……さもありなんです。

ブーム到来の法則に則ってタコス&テキーラがくる

レモンサワーやさつま芋など、大きなイベントの開催が契機となり、人気店に話題が集まり、新規店舗も続々と……そしてその後ブームになるというパターンは多い。2024年3月に日本最大級のイベントが行われたのがタコスで、その名も「タコスグランプリ2024」だった。

東京駅にある『北出TACOS』は行列必至だし、タコスをコースで楽しませる『KIYAS』@恵比寿も相変わらず人気だ。さらに2024年、東京だけでタコス店が15店舗以上オープンしてもいる。どうです、ブームの法則に合致してると思いません?

『北出TACOS』2種のタコスプレート、テキーラのモヒート

東京駅・グランスタ東京にある人気店『北出TACOS』の2種のタコスプレート。日本流にアレンジされ、シメサバなども具材にあるのが楽しい。ドリンクはテキーラを使ったモヒート。テキーラがブームになる予感も

ところでタコスといえばメキシコ。メキシコといえばテキーラ。タコスに、このテキーラのソーダ割りがすこぶる合うわけで、テキーラブームもありかもなのだ。

撮影/小澤晶子(もんじゃ加とう、米ぷら、自由が丘ベーカリー)、小島昇(菓子たかむら、ひいらぎ、Oh!huggy!!、R Baker mini)、取材/菜々山いく子(もんじゃ加とう、米ぷら)、編集部(自由が丘ベーカリー、絵空事)、井島加恵(菓子たかむら、ひいらぎ、Oh!huggy!!、R Baker mini)、文/市村幸妙、編集部

■おとなの週末2025年2月号は「醤油ラーメン」

『おとなの週末』2025年2月号

※2025年2月号発売時点の情報です。

※写真や情報は当時の内容ですので、最新の情報とは異なる可能性があります。必ず事前にご確認の上ご利用ください。

…つづく「テイクアウトに最適! 東京のめっちゃ美味しいたこ焼き店5軒」では、東京で楽しめるめっちゃ美味しいたこ焼き店を覆面調査でレポートしています。

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