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名古屋の玄関口、名古屋駅界隈には名古屋めしを出す店が軒を連ねている。 名古屋駅構内の名古屋中央通りにある『マーメイドカフェ JR名古屋駅店』もその一つ。しかも、「ちょっと変わった名古屋名物を……」ということで、青柳総本家「青柳ういろう」と、店自慢の「クロワッサン」とのコラボを考えたのだった……。

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ありそうでなかった!? 青柳ういろうをサンドしたクロワッサン、その名も「ういろうワッサン」!

名古屋の玄関口、名古屋駅界隈には名古屋めしを出す店が軒を連ねている。
地下街や飲食店街は言うまでもなく、駅構内にある店も負けてはいない。
定番の名古屋めしはもちろん、アレンジした創作系まで幅広くそろう。

名古屋駅構内の名古屋中央通りにある『マーメイドカフェ JR名古屋駅店』もその一つだ。
駅ナカという超好立地ゆえに、コーヒーやサンドイッチだけで十分に勝負できるのでは? と考えてしまうが……。
「いやいや、名古屋駅構内には飲食店やお土産店が沢山あって競争が激しいですから。
美味しくて、ちょっと変わった名古屋名物を作りたいと思っていたんです」と、メニューの開発担当者。

よそと違うことがしたい───。
これこそが名古屋人気質そのもの(笑)。
そこでメニューの開発担当者が着目したのは、幼いころから慣れ親しんだ名古屋名物「ういろう」。
しかも、有名な青柳総本家の「青柳ういろう」と店自慢の「クロワッサン」とのコラボを考えたのだった。

それで生まれたのが「ういろうワッサン」(1個248円)。
おいおい、サンドしただけじゃないかっ! と、ツッコミたくなるが、ここまでストレートすぎる発想は逆に新鮮さを覚えてしまう(笑)。

「言っておきますが、ただサンドしただけではありませんから(笑)。
クロワッサンに青柳ういろうをそのままサンドしてしまうと、今ひとつ一体感が出ないんです。
そこであんクリームをくわえることで青柳ういろうのもっちり感とクロワッサンのサクサク感を同時に楽しめるようになりました」(メニューの開発担当者)

ういろうワッサンは、米粉と砂糖を使った素朴で淡泊な味わいの「しろ」と、深いコクのある黒砂糖を使った「くろ」、桜の上品な香りがほのかに広がる「さくら」、風味豊かでかぐわしい「抹茶」の4種類。イートインのほか、テイクアウトも可能だ。

ういろうワッサンのほか、『マーメイドカフェ』では八丁味噌とベーコンをサンドして焼き上げた「八丁味噌クロックムッシュ」(388円)も人気。

八丁味噌と相性の良いチーズをのせて焼き上げているため、味噌臭さはほとんどない。
八丁味噌ならではの深いコクが楽しめる。
こちらも、イートインのほか、テイクアウトもできる。
春休みシーズンでもあるし、名古屋駅を訪れる機会のある方は、ぜひお試しを!

マーメイドカフェ JR名古屋駅店
[住所]名古屋市中村区名駅1-1-4 JR名古屋駅 名古屋中央通り
[TEL]052-569-0818
[営業時間]7時~23時(22時半L.O.)
[定休日]無休

永谷正樹(ながや・まさき)
1969年生まれのアラフィフライター兼カメラマン。名古屋めしをこよなく愛し、『おとなの週末』をはじめとする全国誌に発信。名古屋めしの専門家としてテレビ出演や講演会もこなす。

※写真や情報は当時の内容ですので、最新の情報とは異なる可能性があります。必ず事前にご確認の上ご利用ください。

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