いよいよ4月から始まる『大阪・関西万博』を盛り上げるべく、日本航空(JAL)と『機動戦士ガンダム』シリーズで知られるバンダイナムコがコラボレート。ガンダム(RX-78F00/E)とミャクミャクがペイントされた特別なボーイング737-800が、日本の空を飛ぶ!
画像ギャラリーいよいよ4月から始まる『大阪・関西万博』を盛り上げるべく、日本航空(JAL)と『機動戦士ガンダム』シリーズで知られるバンダイナムコがコラボレート。ガンダム(RX-78F00/E)とミャクミャクがペイントされた特別なボーイング737-800が、日本の空を翔ぶ!
RX-78F00/Eってなんだ!? 万博仕様のガンダムとミャクミャクがペイントされた特別な機体が就航する!
いよいよ目前に迫った『大阪・関西万博』。4月からの開催に合わせて、2025年3月3日から『JALガンダムJET』が日本の空に就航。日本航空株式会社(JAL)と株式会社バンダイナムコホールディングスのコラボレーションだ。
これは『JAL×GUNDAM FLY TO THE FUTURE PROJECT』と銘打たれた企画で、JALのボーイング737-800型機(機体番号:JA342J)に、バンダイナムコが出展する万博パビリオン『GUNDAM NEXT FUTURE PAVILION』に登場する『RX-78F00/E ガンダム(EX-001 グラスフェザー装備)』が描かれるというもの。万博の公式キャラクター『ミャクミャク』とともに、万博限定ガンダムが空を舞う。
『RX-78F00/E ガンダム(EX-001 グラスフェザー装備)』 とはなにか?
『機動戦士ガンダム』に登場した主役機ガンダムの型番がRX-78-2であることは広く知られているが、『RX-78F00/E』という型番は見慣れない人がほとんどだろう。
『RX-78F00/E』は、大阪・関西万博会場に据えられた実物大ガンダムの型式番号だ。ひざまずき、天を指差すガンダム像をニュースで観た人は思い出してほしい。あれが『RX-78F00/E』だ。
万博会場の実物大ガンダムを構成する部品の多くは、じつは横浜の『GUNDAM FACTORY YOKOHAMA』で3年3ヶ月にわたり展示された「動くガンダム」から流用されている。(ただし今回は動かない)
横浜の「動くガンダム」の型式番号は『RX-78F00』と設定されていた。万博会場版とは『/E』の有無しか違わない。つまり、現実においても設定においても、かつての横浜の「動くガンダム」と密接な関係にあるのが、大阪・関西万博の「実物大ガンダム」ということになる。
そしてこの「実物大ガンダム(RX-78F00/E)」に、オプションである『EX-001 グラスフェザー装備』をドッキングさせたのが 『RX-78F00/E ガンダム(EX-001 グラスフェザー装備)』 というわけだ。万博にバンダイナムコが出展する『GUNDAM NEXT FUTURE PAVILION』内の映像に登場する機体とのことで、詳細はベールに包まれたままとなっている。
『JALガンダムJET』にペイントされるのは、この 『RX-78F00/E ガンダム(EX-001 グラスフェザー装備)』 。万博会場でしかお目にかかれない、特別なうえに特別なガンダムが描かれているわけだ。万博を盛り上げるのに相応しい機体だといえる。
数量限定/販売経路限定のガンプラも登場!
『RX-78F00/E ガンダム(EX-001 グラスフェザー装備)』(税込3960円)は1/144スケールのプラモデルとして、4月から販売される。
『EX-001 グラスフェザー装備』をプラモデル化した『EXPO2025 ENTRY GRADE 1/144 RX-78F00/E ガンダム用オプションパーツセット』(税込1100円)も発売されるので、『EXPO2025 ENTRY GRADE 1/144 RX-78F00/E ガンダム』(税込1320円)を購入した場合も、あとからグラスフェザー装備版と同じプロポーションにすることが可能だ。
これら『RX-78F00/E』系のプラモデルは広く販売されるが、プレミアム感をもたらす販路限定モデルも企画されている。それが、おなじみのRX-78-2にJALの特別彩色が施された『HG 1/144 RX-78-2 ガンダム [JAL オリジナルカラーVer.]』(価格未発表)だ。
真っ白な機体の要所に赤の差し色が入り、鶴丸マークがシールドと右肩に入れられたオリジナル・ガンダムの姿は、誰がみてもJAL特別版とわかる。 『HG 1/144 RX-78-2 ガンダム [JAL オリジナルカラーVer.]』 の購入方法は、現在のところ、以下のものしか発表されていない。
・大阪・関西万博開催期間中の『おうちで機内販売』(JAL国内線に搭乗時、機内Wi-Fiで事前登録することで、その後3日間機内販売品が購入できるサービス)
・限定ガンプラ付きJALダイナミックパッケージ(日本全国から関西へのJAL航空チケット、関西での宿泊、ガンプラのセット販売)
数量も限定で、この機会を逃すと入手できない。JAL国内線を使う機会があるなら手に入れておきたい一品だ。
日本といえばガンダム。目前に迫った『2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)』が、ますます楽しみになる企画展開といえるだろう。未公開情報と詳細については、公式ページをチェックしてほしい。
大阪・関西万博仕様「JAL×ガンダム レストランバス」も運行
移動と分野の垣根を超えたCROSS(融合)から生まれる新たな価値を創造するWILLER ACROSSは、日本航空と連携し、2025年3月~10月に大阪・関西万博仕様「JAL×ガンダム レストランバス」を運行。『レストランバス』は、WILLERグループが独自開発した国内唯一のキッチン付き二階建てバス車両だ。
レストランバスの1階キッチンでは、その土地の郷土料理や名産品の調理・仕上げを行い、2階の対面式テーブルにてできたての温かい食事が食べられる。運行中はオープンルーフの開放的な車内で食事しながら、地上から高さ約3mの目線で各地の魅力的な景色を楽しめる。
「RX-78F00/E ガンダム(EX-001 グラスフェザー装備)」と「ミャクミャク」のイメージでラッピングされた特別車両も魅力だ。
文/深澤紳一(ふかさわ しんいち):PCゲーム雑誌から文芸誌、サブカルチャー誌まで幅広い寄稿歴をもつライター。レーシングスクールインストラクターなども務めつつ、飼犬のために日々働く愛犬家。
画像/日本航空株式会社、株式会社バンダイナムコホールディングス、WILLER
(C) 創通・サンライズ