2025年4月号の特集は空港がテーマですが、『おと週』の好奇心は空港外へと飛び出しました。空港の常識を破るお得な食堂。フラッグキャリアが航空会社ならではのメニューや地元成田の食材で紡いだ逸品を提供するダイニング。必食。
一般利用も可、格安の『税関職員食堂』@羽田空港
「そんなのがあったのか!?」と思った方も多いでしょう。 そうなんです。あったんです。空港で働く方向けでありつつ、一般利用も可能(ここが重要!!)な食堂が羽田空港第3ターミナルのすぐ隣に。
正確に場所を記せば、第3ターミナルの1階から外に出て、ターミナルを背に左方向に歩くことわずか2分。そこに建つ東京税関羽田支署CIQ棟1階の正式名称『東京税関羽田支署CIQ棟職員食堂』でございます。
入り口の券売機前のメニューを見れば、4種もの日替わり定食に、毎週替わるカレー。週に3回内容が替わるラーメン。そして定番の蕎麦・うどん等々。毎日利用する職員の皆様に飽きがこないようなやさしさあふれる充実ぶり。そしてそのどれもが安い!!その安さにて、編集とライターふたりでバクバク食べましたよ。
まずは670円の日替わりの「3.定食」。その内容は、おそらくはこの字面見ただけでヨダレを垂れるだろう「のり弁当風白身魚タルタル&唐揚げ丼」。
日替わり定食3「のり弁当風白身魚タルタル&唐揚げ丼」670円
そして640円の「週替わりカレー」は「グリーンカレー」。これが本格なタイの味。空港で働く海外の方の利用も多いので本格なのは当然か。さらにありがたいのは、定食や丼、カレーは、ご飯の量が、同価格で大・中・小から選べる!
グリーンカレー640円
また、この食堂の経営母体は、羽田空港第1ターミナルで人気のラーメン店『空港ラーメン天鳳』と一緒。その日のラーメン「味噌バターコーンラーメン」(740円)は当然のように専門店の味わい。「月見そば」(410円)に80円のコロッケをのせても立ち食い蕎麦価格。
味噌バターコーンラーメン740円
税関CIQ棟入口で入館証をもらっての利用になるが、受付の方も「食堂利用ですね」と、わかっていらっしゃる応答。職員の方の迷惑にならぬ範囲で、昼食時間帯を軽く外してぜひ。
[営業時間]8時~15時、16時~18時
[休日]土・日・祝